私たちの取り組みAPPROACHES
剣道用サポーター「ネオガード」が誕生するまでNEO GUARD
YAMAYAストーリーVol.1
真摯に取り組む
私たちはお客様からのご相談に、いつも真摯に取り組んでおります。
1997年、当社至近にある中学校剣道部の生徒から、「剣道用のかかとサポーターで、何か良い製品を作って下さい!」という要望がありました。
馴染みもなくイメージができないまま、稽古風景を見に行くことになりました。
そこでは、想像以上に激しい衝撃をかかとに受けながら、一生懸命稽古に励む生徒の姿がありました。見てみれば、ほとんどの生徒がかかとに何らかの処置をしています。手ぬぐいをかかとに巻く生徒、バレーボール用ひざサポーターをかかとに履く生徒など・・・。
「これは何とかしなければいけない」と直感的に思いました。
それからは生徒達と試行錯誤を繰り返し、5ヶ月が過ぎ、ようやくサンプルが完成しました。
いよいよ販売することにもなり、サンプルを持って全国の武道具店を駆け回り、見てもらいました。そこでは厳しいご指摘が・・・。「滑る」「パットがフィットしない」「通気性がない」「装着しにくい」など、到底売れる商品ではない事を実感しました。
頂いた声を真摯に受け止め、試作しては使用してもらいを繰り返す事、更に6か月。この間、全日本剣道連盟様からアドバイスを頂き、試合で使用できるよう仕様改良を加えて、ようやく剣士に認められる製品が完成しました。
今では剣道用サポーターシェアNo.1 を誇るまでに成長しました。
「良い製品を作って下さい!」というあの時の生徒の声を忘れることなく、日々、良品開発に取り組んでいます。
サポーター開発に欠かせないデータ収集
重心動揺計や接触圧測定器などによる詳細な調査の下で開発は進みます。
重心動揺計
グラビコーダGS-7(電子カルテ接続装置対応)
めまい・ふらつき・平衡障害の程度について、揺れの長さ・面積といった数値で表し、健常者データと比較して、評価・判定。マイコン型重心動揺計を用いたニューラルネット解析技術により、経過観察と健常・異常の自動認識を行います。
臨床やリハビリテーション医学、体育など幅広い分野で利用されており、各種サポーターの開発にもこれらの機器を役立てています。
接触圧測定器
AMI3037-2・2B
サポーターの接触圧を測定し、より機能的で装着感の良いサポーターづくりに役立てています。
衣類型 アシスト可能な体のスーツSUIT FOR ASSIST
YAMAYAストーリーVol.2
ニーズに取り組む
私たちはニーズの高い商品にも取り組んでおります。
アシスト可能なスーツは医療・福祉・介護・農業・物流などでの活用が期待されています。
多くの企業がアシスト可能なスーツの開発・販売に参入していますが、弊社は既に繊維製品の分野で実績を重ねています。
その蓄積されたノウハウを、より多く活かせるよう日々研究開発をしています。
未来への取り組み ウェアラブル機器FOR WEARABLE
YAMAYAストーリーVol.3
未来に取り組む
私たちはこれから広がる分野にも取り組んでおります。
ウェアラブル機器と繊維を組み合わせた商品の開発が活発に行われています。
病気を治すことに重点を置いた従来型の治療から、病気にならないようにする予防医学にシフトする中、ウェアラブル機器の活用で日常的な健康ケアが可能となり、病気を未然に防ぐことも夢ではない時代がやってきます。
衣服型ウェアラブル端末など繊維製品の生産において、弊社の培った技術が対応可能です。