危険なマダニ対策は肌の露出を控えることが最優先!
2016.09.8

9月に入り、そろそろ今シーズンの紅葉の良し悪しが気になり出します。石川県津幡町から山の紅葉を楽しむのなら、まずは上高地がおすすめでしょうか。上高地は誰もが知っている日本を代表する山岳観光の聖地です。
石川県からは比較的近く、日帰りで十分に行ける距離なのです。山のシーズンには金沢市からも定期的にツアーの日帰り観光バスが出ています。料金もおひとり9,000円程度(2025年時点)と手軽な料金で簡単に絶景を見に行くことができますので、是非一度利用してはどうでしょうか。
これも日帰りで行くことができるのですが、白馬もおすすめしたい場所のひとつです。車でいくとここから2時間半ほどはかかるでしょうか。栂池自然園はゴンドラを利用して標高の高いところまで簡単に行くことができます。きれいな紅葉を見るには、週末等のタイミングがピッタリ合うことが必要ですが、これがなかなか難しいところ。
恐ろしいマダニ
さて、マダニの感染の恐ろしさをご存じですか。先ごろも北海道の男性がマダニにかまれて、ダニ媒介性脳炎で亡くなりました。マダニは複数のウィルスや細菌を媒介しており、非常に恐ろしい虫です。
生い茂った草むらや田畑に出かける際は肌を覆う衣服を身に着け、マダニにかまれないように注意する必要がありそうです。

マダニは体長が3mm~8mmほどで、動物の血を吸って成長するものです。野生のシカやイノシシなどにくっついていることが多く、こうした野生の動物が生息する場所にはマダニが潜んでいる可能性があります。
通常は葉っぱの裏側にくっついていますが、一度動くものを見つけると飛びついて血を吸う習性があり、草むらに分け入った際に人が被害に合うと言います。
最新のマダニ予防に関する厚生労働省の通達
厚生労働省は2025年8月7日付で、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の国内発生状況を公表し、春〜秋にかけてのマダニ対策を強化するよう呼びかけています。特に草地や山林での作業時は長袖・長ズボン・手袋・帽子などの着用、露出部の防虫スプレー使用が推奨されています。
引用: 厚生労働省 SFTS情報
SFTSの事故事例
2025年6月、愛知県豊田市で草刈り作業をしていた50代女性と90代男性がSFTSに感染し死亡。また、三重県では感染したネコを診療した獣医師がSFTSを発症し死亡する事例が報告されています。これらは屋外作業や動物との接触による感染リスクの高さを示しています。
引用: 名古屋テレビニュース
マダニに噛まれないよう予防にするにはどうしたら良いか
草の茂った場所に行く場合は、長そで長ズボンの着用を心がけることが必要です。なるべくなら肌の露出は控え、効果があると言われる虫除けスプレーをつけることもお忘れなく。

もし万一、噛まれた場合はどうしたらよいか
皮ふに食いついたマダニを見つけた場合は、皮膚科などで適切に除去してもらうことが大切です。マダニは自分で取ろうとしては絶対にいけません。マダニの体の一部が体内に残ってしまい、感染原因となる場合があります。
かまれた場合発熱するかどうかの経過観察に注意が必要です。潜伏期間は2日から2週間程度です。38度以上の高熱が出た場合、一刻も早く病院で治療を受け、必ず医師にマダニに噛まれたこと伝えましょう。
マダニは特別だとしても、草むらや藪、またトレッキングなどで山に行くような場合も、できるだけ肌の露出は控える方が良いのかもしれません。暑い夏場に長そでは苦痛だと思われるでしょうが、ケガを予防することに力点をおけば、苦痛だとばかり言ってはいられません。
そこで、弊社でも生産しているアームカバー(アームウォーマー)などは手軽に活用できる商品です。

必要な場合にだけ着用し、いらなくなったら外しすことが簡単にできます。これなら暑さにも対処できると思います。
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