保温用シームレスサポーターの着用感は人それぞれ。締め付け感が強い方が好みか、ゆったりが好みか。
2016.09.28
保温用シームレスサポーターは各メーカーから様々な種類が売り出されています。昨今はドラッグストアのPB商品まで陳列されており、選ぶ側にとってはどれを選択すれば良いか、明確な答えが欲しいところだと思います。
保温用シームレスサポーターとはニット製の伸縮のある生地で出来たもので、温めることを主目的として作られています。購入する場合、お近くのドラッグストアが最も手軽だろうと思われます。安価なものからちょっとお高めのものまで、充実した品揃えとなっており、買うものがないということにはならないでしょう。
近年はホームセンターの棚にも並べられており、品揃えはドラッグストアに及びませんが、価格もドラッグストアと変わらない設定になっており、お手頃価格で購入が可能です。
自分ではちょっと選べないという人は、通院されている接骨院や整形外科の先生に依頼し、取り寄せてもらうなどすると安心かもしれません。
ドラッグストアやホームセンターの売り場を覗くと、先程もお話したように各メーカーの商品を手に取ることができます。最近のドラッグストアでは、展示サンプルも用意されていることがありますから、直接手に取って肌触りや風合いを確認することも可能です。
店頭で購入する際の利点がこの手に取って確認することが出来るかもしれないところだと思います。直接触ることが出来なくとも、パッケージの中のサポーターを目視確認出来るだけでも、ある程度の情報は得られますね。
ところで、皆さんが保温用シームレスサポーターを購入する際、どんな点を求めて選択していますか。
今回は装着感に関しての問合せがありましたので、少しお話したいと思います。
保温用シームレスサポーターには様々な種類があるとお話しました。例えば、サポーターに使用されている糸が違うことで、その風合いや温かみ、または柔らかさ、肌触りなど、色々な違いが生まれてきます。
各社とも他社との違いを際立たせるため、糸の機能を追求したり、天然繊維や化学繊維などを活用したり、場合によっては天然繊維と化学繊維の混紡糸を使用したりと、工夫を凝らすことで差別化を図っています。
こうした取組みとともに、更に何か違いを出せないだろうかと創意工夫を重ねた結果の商品が、店頭に並んでいるのだとご理解下さい。
弊社にこんな問合せが来ました。サポーターの装着感に関してですが、ちょっと強めの締め付け感が欲しいのです、と。
保温用シームレスサポーターにはゴム(天然ゴム)またはPU(ポリウレタン)という糸が使われているのが一般的です。このおかげで保温用シームレスサポーターは伸縮性があって、脚にフィットしたり、関節部位の曲げ伸ばしに追従するのです。
サポーターの中に編み込まれているゴムが強い場合、締め付け感の強い保温用シームレスサポーターが出来上がります。またはゴムの使用量を増やすことで、やはり締め付け感の強いサポーターができます。
弊社にもこのタイプのサポーターがありましたのでおすすめしたところです。
しかしその一方で、締め付け感の少ない、優しい当たりの保温用シームレスサポーターをご希望される方もいらっしゃいます。昨今売られている、靴下の履き口にゴムが使用されていないタイプなども人気ですが、極端に言えばこうした締め付けない商品が高齢者を中心に求められています。
保温用シームレスサポーターは適度な圧迫感とともに、保温する機能を有する点が特徴になっています。適度な圧迫度合は人によって様々です。強いものを希望されている方は、スポーツシーンでの活用を視野に入れている場合が多いです。
また、締め付けない保温用シームレスサポーターを希望される場合、温める効果に主眼を置いているケースが多く、高齢者向けに特化していることもあります。