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保温用シームレスサポーターに相応しい糸使いがあるわけではありませんが、組み合わせは考える必要があります。

2016.10.7

サポーター

今日の明け方は随分寒く感じました。冷え込んだようですが、毎日少しずつ寒くなっていきます。

 

保温用シームレスサポーターが本格的に活躍する時期が近づいてきました。問合せも増えてきていますが、今日は保温用シームレスサポーターに使用される糸に関して考えてみたいと思います。

 

保温用を追求する際、真っ先に浮かぶ糸と言えばウールだろうと思います。確かにウールは空気を含む特性から、セーターや肌着にも使われる高級素材と言えます。しかし、このウールは糸値が高いという難点があります。糸は相場に左右されます。以前に比較してウール糸はかなり高くなっていると言わざるを得ません。

 

また、ウールは肌に触れるとチクチクすると言う人がいますが、このチクチク感を嫌がる方も比較的多いのです。

 

保温用シームレスサポーターでウールタイプがない訳ではありませんが、価格面から採用が少ないことは事実だろうと思います。

 

ではどんな糸が多いのかと言うと、やっぱりポリエステルを使用した保温用シームレスサポーターは目に付きます。ポリエステルが使われる理由、それは糸値の安さがあります。最も安価に入手できる糸のひとつと言っても良いでしょう。

 

それから、ポリエステルは入手しやすいことがあります。最もポピュラーな糸ですから、無くなることを心配する必要がありません。実は国内繊維業が衰退していく過程で、糸そのものも廃番になったり、糸メーカーが廃業したのです。

 

使用数量の少ない糸は廃番の危険があって、長期的に使用できるかどうかを見極めることが重要ですが、この点ポリエステルは心配ありません。リスクが少ない訳です。

 

でもポリエステルは特徴に欠ける点があります。そこでポリエステルともう一種類別の糸を使用する手法を採用することがあります。この糸にサポーターの特徴を持たせるのです。

 

好まれる組み合わせは、ポリエステルとレーヨンでしょうか。レーヨンは木材パルプを主原料にした化学繊維ですが、吸湿性があり光沢もありますので、肌触りも良くなります。

 

保温力という観点ではウールに軍配が上がるかもしれませんが、必ずしもそれだけで保温用シームレスサポーターが出来上がるのではありません。

 

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