カラフルでポップな色の保温用シームレスサポーターがあったら売れるのだろうか?
2017.03.22
今日のネットでiPhonenに赤(レッド)が新色で加わるというニュースが流れていました。写真で見ると、カッコイイですね。人気が出そうです。売上の一部が寄付に回されるということも書いてありましたが、そういった観点でも良く売れるんじゃないでしょうか。
iPhoneはゴールドが売り出された時も、品切れ状態が続いていましたね。デザインや色というのは、購買に大きな影響を与えるものだということが、大変良くわかる事例です。
アップルはとことんまで機能に拘るという姿勢ではなく、見た目の格好良さという視点を重視したマーケティングをしており、それに消費者は惹きつけられているのです。
翻って、日本というのは家電製品を中心として、新しい機能にばかり拘る傾向が強すぎるのではないか、と思うのです。どこかのメーカーから新機能が登場すると、直ぐにライバルメーカーも良く似た文言でリニューアルするということがあります。
消費者が一体何を求めているのかという視点ではなく、技術者目線がそうさせるのでしょう。
最近は輸入車を良く見かけるようになりましたが、人と違うデザインの車や色、その車が醸し出す雰囲気や、おしゃれ感といった価値観が重要視され、消費者を惹きつけていると思うのです。
確かに日本車は機能面で優れ、かつ故障も少ない優秀な車であることは疑いようのない事実なのですが、必ずしも機能だけで選択されていないということが一方にあることを理解することが大切です。
では、サポーターはどうでしょうか。サポーターに皆さんが何を求めているのかは重要な点でありますが、もし機能面で優劣つけ難い商品があるとした場合、最後の決め手は一体何なのか?
その差は価格がものを言うのか、いや見た目に求めるのか?
車にもあるように、人にはそれぞれ価値観があり、求める内容は自ずと違うはずです。この考え方はサポーターにも当てはめることが可能なのかもしれません。
以前、ニット製保温用シームレスサポーターと言えば「白」「ベージュ」が基本的なカラーでした。その時代は随分と長く続いたのです。今でもその傾向はありますが、近年は「黒」が台頭してきました。
世界的に好まれる色というのは、「白」「黒」「シルバー」なんだそうです。しかし、この割合は6割だそうで、残りは別色になるのです。
3色を選ばない、人と違う色合いを求める人に対してアピールできる商品を揃えることは、競争の激しい3色での戦いを避ける意味でも、有効な手段にもなりえます。
「白」「黒」は落ち着いた色合いで、知的なイメージを持つシックな色です。一方でポップな色、カラフルな色は若々しくて、エネルギッシュで、明るいイメージを与えてくれます。
ニット製保温用シームレスサポーターに限らずサポーター全般において、個性を重視した色使いのものが全面に出てくるようになれば、サポーターそのものに対する見方も変わってくるかもしれません。
その先陣を切るのが弊社なのか、それとも他社であるのか。色々なカラーが溢れるサポーター売場が登場する日が来るかもしれません。