ウェアラブル機器で自分のプレーを分析し、パフォーマンスアップにつなげる時代が来ている。
2017.03.29
ウェアラブル機器という言葉は随分普及したように思います。大手企業からスタートアップ企業まで、実に多くの企業が色々な形で提案しています。凄い時代になるんだな、と楽しみではありますね。
このウェアラブル機器ですが、小型化が進んできたことで活用の場面も増えているみたいです。特にスポーツ選手が自身のプレーを分析することが可能な製品は実用的で面白いと感じます。
例えばゴルフスイングの軌道が知りたいという人は多いでしょうが、以前ならレッスンプロにでも習わないと無理だったかもしれませんが、今ではエプソンから自分で分析できるウェアラブル機器が発売されています。
ウェアラブル機器をゴルフクラブに装着してデータ収集、それがスマホのアプリで管理されて、更に正しい軌道との誤差を知らせてくれる。レッスンプロに直接指導してもらう必要なしで、自分のパフォーマンスが上げられる可能性があるのです。
ゴルフは趣味の世界でもあり、こだわりを持っている人も多いでしょう。少しでも上達したいと願う人にとっては、待ち望んでいた機器であるに違いありません。
野球の投球フォームを分析できるウェアラブル機器も登場しているようです。
こちらも大変小さな機器をアームサポーターにセットし、そのアームサポーターを腕にはめることで、固定が完了します。サポーターを付けた状態で腕を振ることで、軌道が確認できるというのです。
以前なら、こうした場面ではビデオカメラで固定撮影していたでしょうか。しかし、撮影した映像からは前回と今回の軌道の何処に違いがあるのか判らなかったでしょう。詳細な分析は不可能であったに違いありません。
モーションキャプチャーという設備があります。身体のいたるところにセンサーを取り付け、専用の施設内でカメラ撮影をして動きを記録します。この施設が5,000万円すると聞いたことがありますが、従来ならこうした設備でもない限り、正確なデータは得られなかったかもしれないのです。
ところが上記で書いた機器は手頃な価格で購入でき、難しい設定を必要としません。スマホがあればデータ確認もできてしまうという手軽さです。
小型機器を身に着け、データを収集し分析する、こうした一連の作業がスポーツ分野を中心に発達することは間違いないでしょう。2020年には東京でオリンピックが開催されます。主催国としてメダル獲得が期待される中で、如何に選手のパフォーマンスをアップさせるかという問題を解決する一番の方法が、このウェアラブル機器だと断言できます。
既にラグビー日本代表のユニフォームはウェアラブル機器が装着されていると言います。選手個々人の動きをデータで読み取り、選手のポジショニングが適切かどうかを分析、次の試合に役立てているのです。
弊社はサポーター全般、またウェアに関しても製造販売が可能です。小型のウェアラブル機器をサポーターに接続したい、サポーターで密着させたいといった要望にもお応え可能です。
手首や足首にベルト状またはマジックで留めるようなサポーターを作り、その中にウェアラブル機器を入れるといったことが可能です。ひざサポーターの内側に小型機器を取り付ける袋を作り、ベルトで固定できるようにすることも可能です。
小型のウェアラブル機器を身体に密着されるためには、どうしても繊維製品が欠かせないと思っています。ウェアラブル機器を固定させるには、弊社のようなサポーターを製造販売している会社が最もノウハウを有していると思います。