保温用シームレスサポーターの新企画を検討中です。
2017.05.1
GW突入!
と行きたいところですが、弊社は5月1日、2日とカレンダー通りの営業を行っております。
GW時期になると、毎年不思議に暑くなり始めるんですよね。昨日は金沢も25℃以上あったのではないでしょうか。街行く人の中には半袖姿の人もいて、すっかり夏っぽい感じです。これからGW本番ですが、天気は比較的恵まれそうで、30℃近いこともあるかもしれません。
いよいよ寒さともおさらばです。
ところが仕事上での保温用シームレスサポーターは話が別です。今秋新発売を目指して新しい商品の開発を行いたいと思っています。これまでに色々と企画を練ってきたのですが、これなら良いものになりそうだ、という企画が出てきました。
まず色は今風の黒で行きたいと思っているのです。近年は白いサポーターよりも黒色を求められるケースが多くなっています。初めから黒を基本にスタートします。
糸の素材選びに関してですが、ここが悩みどころなのです。こちらも今風となれば、化繊中心の選択が考えられるのですが・・・。私自身は天然繊維にこだわりたいとも思うのです。天然繊維と言えば、シルクや綿、ウールが主になりますが、これらがどれも糸が高い!
自身が身に着ける肌着などで素材にこだわる人も多いかと思いますが、天然繊維というのは着心地も良く、吸湿性もあって、一度身に着けると手放せないとも言います。保温用シームレスサポーターにもシルクやウール使用のもの、綿のものも売られてはおります。
化繊は洗濯等の取扱いも楽だということもあって、現在ではアウター素材として大変重宝されています。糸が丈夫ですから、長持ちするかもしれませんね。
そこで、今回の企画では天然繊維のウールと、化繊のアクリルとも混紡した糸を活用するという折半で行きたいと思っています。天然繊維のウールだけでは高くなってしまいますし、ウールのチクチク感を嫌う人もありますから、そのどちらをもカバーするということでアクリルウール混紡糸で進めて行きます。
商品ラインナップですが、弊社が保温用シームレスサポーターで常日頃製造しているものは全て網羅したいと思っています。具体的には幅の狭い商品から、「手首」「ひじ」「足首」「ふくらはぎ」「ひざ」「ひざロング」「もも」「ももロング」、それから「てのひら」を考えています。
寸法も弊社が従来から生産している定番品に準じた寸法でまずは作ってみる予定です。全てを揃えるかどうかは試作した後でも再検討するとして、問題は一体いくらほどで提供できるのかです。
こればかりは試作してコスト分析をしなければ解が出ませんが、出来るだけ手頃な価格帯で行ければ良いと思います。高くては数が見込めませんし、安売りは全く論外です。
それから保温用シームレスサポーターの生地風合いも気になります。作ってみたけれど、柔らかさがないとか、高級感に欠ける肌触りでは、とても売れたものではありませんから。
一度作ってダメなら、再度糸を検討し直し再試作。これの繰り返しで素晴らしい製品が出来ることを楽しみにしています。