腹巻のことなら山屋産業にお任せ下さい。
2017.05.13
2か月ほど前に依頼を受けて動いていた腹巻案件があったのですが、2日ほど前に縁がなかった旨の連絡が入りました。残念でなりません。見積もりと合わせて、ファーストサンプルを提示したところでの終了です。可能であれば、ファーストサンプルに対する改善点などの話が頂けたのであれば、より良いものもご提案可能だっただけに、ちょっと消化不良といった具合です。
依頼元にも時間的な制約があったようで、とにかく急いでいる様子でしたから、仕方のないことだったのでしょう。知名度のあるブランドだったので、これを機会に引き続きアプローチしたいと思います。
今回の腹巻案件には、元見本の生地がありました。その生地に似せたものを生産してもらえないか、という依頼だったのです。今回の腹巻に使用される糸の太さと、弊社が選定した編み機械の種類とが、上手くマッチしなかったことが原因のひとつになります。
編み機械にはそれぞれ特徴というものがあって、編み上がる生地の大きさや目の細かさ、こういったものが機械毎に異なります。編み機械のメーカーが違えば、なおの事出来上がりに差ができます。
今回は糸指定であったため、選定した機械との相性が良くなかったのですが、自由に設計できたのなら、違った糸を選択していたところです。そうすれば綺麗な編み目になっていたことでしょう。
腹巻のニーズは意外と多いようです。今からでしたら今冬の企画に間に合います。