サポーターにもデザイン性が求められる時代が来ます
2017.11.29
昨日だったでしょうか、インターネットに異例の売行きだというホットプレートに関する記事を見つけました。BRUNO(ブルーノ)という名前の商品です。
早速調べてみると、確かに従来からあったホットプレートと比較したら、デザイン性に優れていました。ふと考えてみると、家にある今までのホットプレートは、どこのメーカーであっても良く似た形状だったり、色だったように思います。
それが誰にとっても当たり前であり、そのデザイン性に全くの疑いすら抱いていなかったでしょう。事実、我が家だって、おそらくはお隣さんだって、メーカーは違えど蓋は銀色で、本体は黒色といったものではないでしょうか。
それがBRUNO(ブルーノ)というブランドはオレンジ色は茶色といったものがあり、格好デザインも従来のものと違っています。
初めて見た時にハッとしました。こんな発想でホットプレートが作れるんだ!、と。
誰もが疑問に思うことなく、その形が当然のごとく継承されている製品というのは多いと思います。でもそこに着目して思い切った商品を世に出す勇気というのは、まさに賞賛されるべきものです。
このホットプレートは機能面で言うと、他社と大きく違うところはないそうです。販売が好調である理由はまさに、そのデザイン性そのものと言えます。
インスタ映えするらしいです。このホットプレートをパーティで囲み、料理を写真で撮影してネット上にアップする楽しみ方をするようです。インスタグラムに掲載された写真は多くの人に共有され、映し出されたホットプレートが何処のメーカーなのか、瞬く間に拡散されて行く。
物が溢れかえっている現代で、瞬時に欲しいと思わせるデザイン性がないと売れない時代とも言えます。インスタ映えするものがヒットすると言う事実から、どんな商品であっても差別化にはこのデザインというもの抜きには考えられないでしょう。
サポーターもアマゾンで検索すると、実に10,000件以上が掲載されています。その中で消費者の心をつかむ、色だあったりデザインであったりすることが、まずは注目してもらう第一歩となるかもしれない。
サポーターというものはこんな格好だ、と私たちが思い込んでいると、いつまで経っても同じようなデザインのサポーターが溢れて行きます。頭をからっぽにして、サポーターの概念を覆すような商品を世に問い、その反応を確認しながら、次に繋げることが必要かもしれません。
今は黒いサポーターが主流となってきました。男性でも女性でも黒は人気の色です。確かに汚れも目立ちにくい利点があります。またスポーツシーンでは精悍なイメージと重ねり、強さを印象付けます。
そんな黒ですが、この色ももしかすると時代の変化とともにガラリと変わるかもしれません。そんな従来からのサポーターの概念を変えるようなものが、山屋産業から出てくるのか、それとも全くの新興企業から出てくるのか・・・。