骨盤ベルトの製造依頼がありました
2018.07.25
先週ですが骨盤ベルトの製造依頼を受けました。今までに見たことがないもので、ちょっと驚いたのでご紹介をします。
経緯はというと、いつもお世話になっている組合からの企業紹介でした。サンプルが全部で5点あり、そのうちに2点は保温用シームレスサポーターを使用した製品でした。残りの3点は織ゴムを活用したベルトで、骨盤ベルトか腰痛ベルトといったものです。
ベルトも幅は8cmタイプ~12cmタイプまで3種類あり、色も黒タイプと白タイプがありました。各種類とも共通した仕様があって、必ずポケットが縫い付けてあることです。
何故、本体ベルト部分にポケットが必要なのだろうかと思って良くお話しを聞きますと、そこに保温効果がある素材を入れたいということでした。それを入れてベルトを巻くと、生理痛は腰痛が緩和され症状が楽になると評判なのだそうです。
私は効果があるという素材を今回初めて知りました。世間はやっぱり広いですね。この会社は東北に本社のある企業様でしたが、日頃からネットを活用してサポーターを見る機会が多い私も、こうした骨盤ベルトの存在は知らなかったです。
このベルトを使用した人は症状が改善するので、もう手放せないという感想を述べるそうです。世の中には良く効くサポーターが本当にあるものです。
新規で販路が決まりそうだということで、新しく規格を変更して発売に向けたご相談でした。規格幅や生地の生産ロットなどを検討して、生産の可否を決定致します。生地の製造ロットはおよそ1,500mですから、ベルト本数では約1,300~1,500本が生産できることになります。