特殊な糸を活用した腹巻を開発中
2019.04.22
腹巻の問合せを頂きました。腹巻は根強い人気があるのを実感します。年に数回ご依頼がありますが、依頼内容もまちまちで、簡単な案件もあれば難しいものもあります。
腹巻と言っても大きさや生地の厚みなどを様々で、「そのものズバリ同じものを作って下さい」というご相談が一番難解です。これはサポーターでも同様なのですが、同じものを作ろうとすると、同種の機械で生産しない限り同じものが出来にくいのです。ですからズバリは難しい相談に当たります。
「全く同じでも良いから」という内容の場合は助かります。先方のご要望をお聞きして、その希望に添えるようなデザインなのか、生地の厚みなのか、長さ・幅なのかに合わせて行けば良いのですから。
最近あったご相談では、お預かりしたサンプルを生産することが不可能であることをまず第一にお伝えをし、その後弊社でベターと思われる腹巻をサンプル提出致しました。それは従来のコンセプトと異なるものですが、同一のもの、似たものの製作が不可能である中で、精一杯のご提案はさせて頂いたところです。
腹巻は糸とゴムを使用したニット製のものが主流ですので、糸に拘って生産依頼をされる方も多いのが特徴です。例えばですが、以前ならマイナスイオンを発生する糸を使ったもの。または原糸を作る過程で、特殊な鉱石粉末を練り込んだものなど、糸に特徴を持たせたものの依頼も結構あります。
今回の案件ですが、腹巻の生地としてはとても厚地のもので、かつ糸を特別に作らせたものを使用したいというオリジナルにこだわったご相談でした。保温力をアップさせる糸で、他にはない特別なものと言うことで、大変高価な糸になります。
糸は支給でも購入でもどちらでもOKなのですが、今回は弊社側で購入をするという流れになりそうです。色は黒色を予定しており、売行きによっては他色展開も検討しています。サイズ展開は2サイズでMとLと言ったサイズ感になるでしょうか。
腹巻のイメージは冬になりますが、今の内から企画を進めておかないと、シーズンに間に合わない可能性もありますから、今から試作・試着を繰り返し本番規格を決定することになりそうです。
腹巻を作ってみたいと言う企業様は一度お問合せ下さい。ズバリのものが出来る確率は少ないですが、多様な腹巻をご提案出来ます。