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中国のロックダウンが山屋産業にも影響してきています。台湾の協力工場の影響は少ないので、サポーターの海外生産でお困りの方はご相談ください。

2022.06.2

海外事業

中国のゼロコロナ政策による都市のロックダウンが物流に影響を与えています。中国は現在まで約2か月以上ロックダウンが続けられており、上海では2500万人の一切の活動が制限されており、経済が全く回っていない状況になっているそうです。もちろんこの影響は中国を取り巻くすべてのサプライチェーンで起こっているそうです。

上海のロックダウンはいつまで続くのか?

[上海 29日 ロイター] – 中国・上海市当局は29日、企業活動の再開に向け、6月1日から多くの規制を解除する方針を発表した。約2カ月前に導入された市全体を対象にしたロックダウン(都市封鎖)措置を緩和する。景気支援に向けた一連の政策も導入する予定だ。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-shanghai-idJPKBN2NF0KJ

6/1から上海のロックダウンも終了予定で、企業活動も再開されるとの事です。しかし経済活動が再開されても、この2か月分の遅れを取り戻すのに、影響はまだまだあると考えられます。そして緩和されて感染者数が増えたときにまたロックダウンをするのか・・・という点は非常に気になります。ゼロコロナを目指す中国の方針はいつまで続くのでしょうか。

山屋産業も一部中国との取引が御座いますので、影響を受けております。製品はできていても副資材が揃わず出荷ができないせいで、売り上げが立てられないという問題も起こってきています。中国に完全に依存していたり大半の生産を中国で行っている企業があれば、この影響は莫大なものだと憶測できます。こういった一つの出来事をきっかけに、中国生産(海外生産)をする上でのリスクと捉え、サプライチェーンの見直しをする企業も増えていくのでは・・・と考えます。

注目される台湾発着トレード

台湾の輸出入貿易が好調だ。台湾財政部の貿易統計によると、2021年上期の貿易額は、輸出が前年同期比で31.0%増の2069億ドル、輸入が28.6%増の1751億ドルとなり、上半期として過去最高の実績を記録した。前年同期がもともとコロナ禍初期で輸出入量が減っていたこともあるが、世界的なオンラインビジネスの拡大、第5世代移動通信システム(5G)の普及開始など、世界的な環境の変化が台湾にとって追い風となっている。輸出を牽引するのは、集積回路(IC)や情報通信機器だが、これに加えて原油価格上昇や需要増を背景に非金属や同製品、プラスチック、ゴムおよび同製品などが輸出の増加に寄与。

https://www.daily-cargo.com/news/feature/2021/08/135429/

世界的な環境の変化で台湾の輸出入が伸びていると記載されています。中国のゼロコロナ政策や記事の終盤には、台湾での物流量を増やそうと倉庫の新設を行ったり台湾の拠点を強化していく企業が紹介されており、台湾が注目されていることが分かります。繊維製品でも中国のロックダウン・世界的な物流遅れの問題を受けていると考えられます。人件費の安い中国で縫製を行っていたけれども、製品の納品がされないので困っている。。。という方は、台湾での製造をお考えになってもよいのではないでしょうか。

山屋産業では、台湾に協力工場を持っております。縫製や材料調達でお困りの方は一度ご相談ください。また品質も問題ございません。コロナ前では弊社の営業メンバーが台湾に足を運び、品質の管理をしておりますし、弊社の関連会社の山屋通商(台湾)と日本で密に連絡を取っておりますので、品質や製品のコントロールが可能です。サプライチェーンや品質でお困りの方は是非一度ご相談いただけますと幸いです!

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