高齢者の方に最適な水中ウォーキング
2016.07.4
デイサービスをご存じですか。通所介護とも言いますが、高齢者の方が自宅で自立した生活が送れるように、心身機能の維持や孤立感を感じることがないように、との目的から実施されています。
私の認識が初期の介護システムのままだったこともあるのですが、今改めて調べてみると随分様変わりしているのです。
以前の認識では、みんなで一緒にご飯を食べて、歌を歌ったり、簡単な指先などの運動をしているといったものだったのです。
でも、今のデイサービスは全くと言って良いぐらい違います。まるでフィットネスクラブのような施設の充実ぶりです。
単にお友達と会って会話を楽しむのではなく、健康で自立した生活を送れるだけの身体機能の維持を目的としたトレーニングを行っているのです。
もちろん体力的な違いによって個々人でメニューに差はあるのですが、スニーカーにTシャツ姿で汗をかくほどに運動している姿は、立派なフィットネスクラブのそれです。
完全に概念が変わりました。そうなんです、実は多くのデイサービスがこうした取り組みに変化しているのです。
通う施設が違うと、供えられた設備に違いがあり、それぞれにトレーニングの方法も違っているのです。
国は健康長寿を目標に掲げていますが、そうした流れの中、デイサービスの内容も変化していたのです。
調べてみると、とにかく面白そうなのです。デイサービスに通う人の声を聞いてみても、身体を適度に動かすことで気持ちもスッキリするそうで、明るい気持ちになれるようなのです。それに身体を動かせることがわかって、自分の体力にも自信が持て、活動の幅も広がりますという答えでした。
もっと調べてみると、フィットネスクラブそのものが、デイサービスへの進出をしている例もあるのです。
フィットネスクラブなら、もともと立派な施設をお持ちですし、運動メニューなどの専門的知識もお持ちです。高齢者向けのメニューで無理なくトレーニングをすることが可能なわけです。そこへきて、最新の設備が使用できるとなれば、こうしたデイサービスが人気なのもうなずけます。
フィットネスクラブでなくても、一部のデイサービスではプール設備を持っているところもあるようです。
プールの中では浮力が働きますので、足腰への負担が軽減されます。陸上での運動に支障がある方、例えば膝が痛くて運動に抵抗がある人などにとって、プール内でのウォーキングは、解決策のひとつになるかもしれません。
水中ウォーキングは楽そうに見えますが、水の抵抗力がありますので、少しの時間でも十分な効果が期待できます。
最初は5分程度から初めて、徐々に5分ずつ時間を延ばしながら、自分の身体と相談して行うことが良いそうです。
水中ウォーキングでは足が滑って歩きずらいという話も耳にするのですが、水中ウォ-キング専用の靴下(ソックス)が売っています。弊社の関連する靴下工場も水中ウォーキング用の靴下生産をしており評判は上々のようです。水中ウォーキング用ソックスのお問合せも受け付けています。