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【安全対策】夜間作業・活動する人は、反射加工したものを身に着けることで安全性がアップします

2022.09.5

サポーター

今回は夜ランニングと反射加工についてのお話です。最近、夜ランニングを始めたのですが、真っ暗な所は知っていると対向から走ってきた人とぶつかりそうに。反射加工された服やライトを身に着ける必要があるな~と感じました。

ランニングにより得られる効果とは

ランニングは、脚だけでなく体全体を動かす全身運動です。筋肉を動かすエネルギーをつくるために、酸素を使用し脂肪を燃焼させることから「有酸素運動」と言われます。有酸素運動の効果の1つとして体脂肪の減少が挙げられますが、継続することでその他のさまざまな効果も期待できます。

https://www.sportsauthority.jp/staffblog/blog/b-runkouka202009/

ランニングは長時間体全体を動かして運動することから、有酸素運動に分類されます。逆に「無酸素運動」はいわゆる筋トレのことで、短時間に強い力を発揮して行う運動の事です。ランニングを行うことで、体に良い影響があります。例えば、ダイエット効果、体力UP効果、コレステロール値を下げたり、心臓の働きを良くする直接的な効果だけでなく、ストレス軽減や気分をUPさせる等の心に健康にも良いことがわかっています。メリットいっぱいのランニングですが、どれだけ続ければよいのでしょうか。

続ける時間より、習慣化にすることが大切

有酸素性運動を継続して20分頃からエネルギー源が体脂肪に切り替わりますので、脂肪の減少を目的とする場合は長い時間継続出来る有酸素性運動が多いエクササイズを選ぶことが効果的です。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-072.html

いろいろな情報がありますが、ダイエット目的であれば20分以上のランニングをすることがお勧めです。20分までエネルギーがまったく燃焼されないということではなく、脂肪が燃焼されるのが約20分を経過した頃からですので、より効果的であると考えられます。また個人的には、1回にどれだけ長い時間を行うかということより、週に2回、少ない時間でもかならず走るといった様に習慣化することが大事だと感じます。

夜にランニングするメリット

ライフスタイルや気分的な要因で、ランニングの時間帯は人それぞれだと思います。私は夏は夜のランニングが一番だと思います。先述したように、気温が低いので走りやすいですし、仕事終わりで疲れていてもランニングすることで、その夜のエネルギーを取り戻すことができるからです。また、紫外線を気にする必要もありません。

一方でデメリットもあります。遅い時間に走るとランニング時の興奮状態が続いて、眠れなくなってしまいます。暗いので前が見にくいので、朝に比べて安全性が劣ります。

わたしは家の近くには犀川があるのでその河川敷を走ります。ただ、電気がないので夜になると真っ暗になり、対向から人や自転車が見えずヒヤっとした経験も。夜ラン初心者の自分はスマホのライトをオンにして走るしかありません。安全性を高めるには、夜ランニング用に準備しておく必要があります。

夜ランニングをより楽しく安全に行う方法

夜は車や自転車からランナーが見えにくく危険なところもあるので、ウエアやシューズなど身に付けるアイテムは視認性の高いものやリフレクター付きのものを選ぶようにしましょう。

https://www.asics.com/jp/ja-jp/blog/article/morning-and-night-running

反射材などの対策で夜ランニングの安全に

夜ランニングでは反射材などを身につけることで、車や自転車に自分の存在を早めに知らせることが出来ます。夜間の車(ヘッドライト下向き)から歩行者が見える距離の検証では、黒っぽい服装:26m、明るい服装:38m、反射材着用:57m以上となっています。対策している人としていない人では2倍以上の距離が開いているので、いかに大切か分かっていただけると思います。

日本反射材普及協会 より引用

1.ヘッドライト

まずはライトを身に着ける方法です。わたしの様にスマホライトはくれぐれも使わないようにしてください。ヘッドライトなら、ライトを手に持って走るといった煩わしさがありません。充電やバッテリーの長続きするものを選ぶと良いでしょう。

2.明るい服装をする

ネオンカラーを身に付けましょう。ネオンカラーの靴を選んだり、いつものランニングウェアの一部をネオンカラーに変えるだけで、ぐっとオシャレに、安全性の高いランニングスタイルに磨き上げることができます。

3.反射材をつける/ついた服・アクセサリーを身に着ける

反射材は暗い場所で特に役に立ち、光が当たった時に光って見える性質があります。注意したいのが、光のないところでは反射材が付いていても光らないので気をつけましょう。例えば、車の多く走る車道などで、車のライトを受けることで反射材が光り、非常に役に立ちます。

「反射」「蛍光」「蓄光」「化学発光」の違いについて

ここで間違えやすいのが、反射・蛍光・蓄光の違いです。暗いところで光るものを探しているときに迷うことがあると思います。先述したように反射材は単体で光るものではありません。蛍光の服も単体では光りません。でも、お祭りのリストバンドは良く光ります。どういう性質なのでしょうか??

1. 反射

反射材が夜道で有効活用できる理由は、「再帰反射」という現象を利用しているからです。再帰反射とは、光が通った方向に光が帰る現象のことを指していて、この現象の効果で車のライトなどが反射されます。

https://www.3s-giken.co.jp/reflector/

反射材には「ガラスビーズタイプ」と「プリズムレンズタイプ」の2種類があります。シートに細かいガラスの粒が敷き詰められており、ガラス粒の力により光が反射されることで再帰反射が起こります。

2.蛍光

蛍光の特徴は、紫外線に反応して明るく光るという性質を持っていることです。光を吸収してもう一度光を放つ特性を持っているので、鮮明な明るさを出してくれます。

https://www.3s-giken.co.jp/reflector/

蛍光色のTシャツを着てランニングすると目立つのは紫外線を吸収し光を放っているからです。もちろん紫外線のない夜のランニングでは成果を発揮しにくいでしょうが、黒の服を着ているより目立つのは間違えないです。

3. 蓄光

蓄光の特徴は太陽光や蛍光灯などに含まれる紫外線などの光エネルギーをためて、周囲が暗くなってきたら発光する性質を持っています。

https://www.3s-giken.co.jp/reflector/

非常口のサインなどを思い描くと分かり易いと思います。日中は普通ですが、暗くなると光ります。災害が起こり停電した際には、電力なしで光ってくれるので非常に便利です。非常口のサインに採用されている理由が良く分かります。市販では蓄光テープやバンドが売っているので、身に着けてランニングすれば効果的です。

4. 化学発光

コンサートでのサイリウム、お祭りでつける輪っか状のリストバンドは、化学発光しています。輪っかのリストバンドはポキッとバンドを折ることで光ります。この瞬間に、内臓されている物質がまじりあい化学反応を起こすことで発光しています。

山屋産業では「ガラスビーズタイプ」の反射加工のOEM製造も可能です。ご興味がある方はお問い合わせください!

上記の写真はガラスビーズタイプの反射加工を施したプリントを明るい部屋と暗い部屋で撮影してものになります。

反射加工は、夜間に活動するすべての方が安全に過ごすために役立ちます。例えば夜間工事をする現場仕事の人、夜スポーツをする人、夜間に交通整備をする人、朝早い時間に出勤する人、その数は数えれば膨大なものです。弊社のODM/OEMでは、反射加工した繊維製品の製造も承っておりますので、スポーツ関係やゼネコン関係の方でご興味がありましたら是非お問い合わせください。

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