大切な頭部を守るラグビー用ヘッドキャップを生産しています。
2016.07.6
2015年イギリスで開催されたラグビーワールドカップは大変盛り上がりましたね。五郎丸選手のフリーキック前のお祈りのポーズを真似するブームも起こって、ラグビーへの理解も深まったようです。
2019年には待ちに待った日本での開催もあります。あと3年ありますが、このラグビー人気が続くことを期待したいですね。
ラグビーは激しい接触プレーを伴うスポーツで、数多いスポーツの中でも勇ましいもののひとつです。そのためケガを未然に防ぐための保護用具などの着用も積極的に行われます。
まずは、口の中のケガを防ぐためにマウスピースを着用しています。随分前はしている人は少なかったように思いますが、今はほとんどマウスピースを着用しています。一部義務化されています。
マウスピースの利点は何でしょう。
それは、歯や舌、口内のケガを防ぐ効果があるからです。激しい接触等の際に自分で傷つけることもあります。もちろん相手との接触で強打することもありますから、歯やあごのケガにもつながります。
選手はプレー中、力が入っており歯を食いしばっています。そのため歯がすり減ってしまう症例も見受けられ、そうした保護にもマウスピースは有効です。
また、マウスピースを装着するとパフォーマンスがアップすると言われています。歯の噛み合わせが矯正されることで、力が入りやすくなり、本来のパワーが発揮されるためだと思われます。
頭部保護用にヘッドキャップを装着しています。ラグビーのタックルを見ていると、何と勇気があるのだろうと感心しますが、相手に対して頭から猛然と突進しています。
相手のひざが頭部にぶつかることもあるでしょうし、高いボールを取りに行った際に、頭から地面に落下するシーンも見られます。受け身が取れるわけではありませんから、頭が地面に当たる衝撃は相当なものでしょう。
フィギアスケートの羽生選手が練習中に頭部を打って大騒ぎになりましたが、やはり頭部を強打して脳震盪を起こしたりすると、しばらくは無理をしてはいけないとのことで、それくらい大切な場所だと理解できます。
弊社で生産するヘッドキャップは高校生の体育授業で使用されていますが、同じく柔道の授業などでも引き合いがあります。
柔道も体育授業で行われるのですが、こちらも頭部を畳で強打することが一部問題になっています。柔道でも頭部を強打することによって起こる悲しい事故が時折報告されていますが、体育授業を行う現場からの要望で頭部保護で活用したいそうです。