夏対策|暑くて腰痛ベルトをしたくない人!薄くても保護機能がバツグンの商品を生産しています。
2023.06.9
近年の夏は毎年最高気温を更新し、暑い夏が続いておりますね。今は梅雨ですが、明けたころから一気に気温が高くなる事を考えると少々ぐったりしてしまいます。
暑いの大好き!という人も中にはいらっしゃるでしょう。そんな人にとっては暑い夏は最高かもしれませんが、多くの人はできるならほどほどの暑さにしてよ、という気分ではないでしょうか?
夏場の暑さで熱中症になりやすくなっています
昔なら熱中症という言葉も余り聞かなかったと思うのですが、近年では日常茶飯事です。夏になると必ず熱中症で倒れた人のニュースも上がってきます。年々暑くなっているので、熱中症の発生率も残念ながら右肩上がりです。
熱中症とは
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
「熱中症について」:みんなの医療ガイド | 公益社団法人全日本病院協会
熱中症は室内でも発症しやすい
熱中症は外で発症するイメージもありますが、実は室内で発症するケースも多いのです。全日本病院協会HPには「救急要請時の発生場所では、住宅等居住施設が全体の37%を占め最も多く、次いで道路・交通施設が25%を占めています。」と記載があり、室内でも気を付ける必要があると分かります。
水分補給や通気性のよい服装で身体を冷やしましょう
特に今は電気代の高騰により多くの人が電気代の節約をすると見込めます。そうなると、夏に節約でクーラーを使わなかったり、温度調節を誤ると室内熱中症になる可能性はもっと多くなると考えられます。こまめに水分補給をし、服装も通気性の良いもの、軽い物を着用し、体を冷やすことが大切です。
暑い季節こそ腰痛が発生しやすいことをご存知ですか?
ところで、暑くなると腰痛になる人が増加することはご存じでしょうか。腰痛と言えば冬を想像しますが、実は夏も意外と要注意な季節なのです。原因は①夏バテ②冷たい物の大量摂取 です。
理由① 夏バテで腰痛が起こる
普段の生活リズムが乱れやすくなるので、体調の維持が難しくなります。すると、体調をコントロールしている自律神経の働きも乱れてきて、体調に変調をきたします。こうして夏バテが起こるのです。
夏バテと肩こり・腰痛|肩こりと腰痛への専門医からのアドバイス|エーザイ株式会社
理由② 冷たいものの大量摂取で腰痛が起こる
冷たい物をとり過ぎると、腎臓が冷える→腎臓が硬くなる→腰が痛くなるという流れになるので、暑くなるとぎっくり腰や腰痛が増えてくるのです。
夏になると増える腰痛・ぎっくり腰について | 整体あふり
このように夏バテや冷たい物の大量摂取が原因で、血行悪化・筋肉硬直・臓器を冷やすことにつながり腰痛や肩こりを引き起こしている様です。
身体が冷えてしまうと筋肉や血管などの器官が収縮してしまい、血流が悪くなると酸素や栄養が腰まで届きにくくなって、疲労物質が腰に溜まりやすくなってしまうんですね。
暑さ対策になる素材で腰痛を軽減させるには
暑い夏に腰痛が発生しやすいのは、腰痛をお持ちのかたには悪いニュースだと思います。しかし、どんなに暑くても、腰痛に苦しんでいる方は苦痛に耐えながらコルセット等を巻きながら仕事をされています。
腰痛のお持ちの方に必要なのは通気性のある素材を使い、少しでも涼しく過ごせる工夫が必要です。暑さ対策に必要な通気性は、いろいろな要素を組み合わせて改善できますのでその方法をご紹介していきます。
1.通気性のあるメッシュ素材を使用
通気性のある素材は、メッシュ素材が多く用いられます。メッシュ生地にも様々あり、ダブルラッセルやネット生地など厚みや見た目の異なるものが色々あります。画像は、右からテグス素材、ダブルラッセル、2wayネットです。薄くて、網目のメッシュ素材はいかにも涼しそうで、夏にぴったりです。
■テグス生地
テグス生地とは、生地間にナイロン糸を織り込んだ、平ゴムのように伸びる生地です。「テグス」という名前は、実は釣り糸からきています。wikipediaでは、「現在でもテグスは釣り糸のことを指して使われることがある。転じて、染織の分野ではナイロンラインのことをテグスともいう。」と記載されています。よく見てみると確かに釣り糸のようなものが使用されています。生地にテグスが加わることで、通気性がさらによくなったゴムバンドができあがります。細幅生地になりますが幅は200mm程度まで広げることができます。
■ダブルラッセル
ラッセルとは
ラッセル編みとは、粗めのゲージで編むラッセル編み機と呼ばれる機械を使って作られるニット生地です。ラッセル編み機は、同じ経編の代表でもあるトリコット編み機よりも、筬(おさ)の枚数が多いので、編み方のバリエーションが多く、薄手のレース生地から厚地の生地を作ることや、模様なども表現もすることができます。
https://blog.tunageru.com/all-about-textile/what-is-raschel/
ダブルラッセルはダブルラッセル編み機で作られた生地で、厚みがあります。この厚みはクッション性にも優れており、リュックの背面にあたる部分に使用されたりします。弊社でも、例えば膝サポーターの膝裏部分にこの生地を使用します。
■ネット素材
ネット素材は、非常に薄く、通気性の高い素材です。ライトサポートの腰ベルトや、薄型の製品に使用され、通気性が欲しいだけでなく見た目の涼しさも重視する場合にはおすすめの素材です。
しかしながら、腰ベルトは全体に薄い生地を使うと、パワーがなくなりへたってしまう点が弱点です。そんな時はメッシュ生地は部分的に使用したり、コイルボーンやステーを入れていきます。こういった所はプロの目で、商品機能が維持されるか、縫製できるか、製品化されたときの見た目まで考えて生地を選定します。
2.生地にパンチをあける
腰ベルトに適した生地でも、通気性がなければ蒸れてしまいます。そんな時は生地にパンチをあける事で通気性を持たせることが可能です。上記はネオプレーンにパンチをあけた生地です。
上の写真は薄い生地を全面に採用した腰痛ベルトです。生地の薄さと腰をサポートする強さを両立させる難問を解決した製品です。生地が薄くなるとパワー感が損なわれるところですが、十分な生地のハリと強さを兼ねた素材を追求し、腰痛ベルトにふさわしい素材であります。
これにパンチをあけることで涼しい腰ベルトに変身します!パワーがあるのに薄くて、かさばりにくく、通気性もある理想の夏用腰ベルトです。また、他の腰ベルトと違い細幅であることから、動きやすいところも特徴です。
夏でも涼しく快適に過ごせるサポーターのOEMをご検討の方はぜひお問い合わせください!
かさばったり、暑いイメージのあるサポーターや腰ベルトでも工夫をすれば、夏でも快適に過ごすことができますね!
重たい物を運ぶ仕事に従事している方、日中はデスクワーク中心だという方、介護関連の仕事に従事している方など、腰痛でお困りの方々の夏に快適にサポートしたい方はぜひご相談ください!