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ウェアラブル機器とサポーターが組み合わさって、予防を目的とした新しい製品ができないだろうか

2016.07.9

サポーター

投稿日:2016年7月9日 | 最終更新日:2024年3月26日

アメリカのアップルが開発したアップルウォッチを境にして、俄然盛り上がりを見せているのがウェアラブル機器と呼ばれる製品群です。

 

アップルウォッチを初めて見た時は、これをどうやって使いこなすんだろう? と少々斜に構えていたのですが、後続の企業も現れて充実した品揃えになっています。

 

ウェアラブル機器がこれほどまで期待されているのは何故か?

 

それはウェアラブル機器が予防医学の分野で大きな成果が残せる可能性を秘めているからです。

 

今、世界は日本を筆頭に高齢化社会を迎えようとしています。中国の高齢化の進展は日本をも凌ぐ勢いで、一部では日本の介護分野を参考にして事業が行われているそうです。

 

こうした世界が抱える共通の問題に対処ができるかもしれないのが、ウェアラブル機器ではないかと言われているのです。

 

健康関連の展示会をのぞいて見ると良くわかります。ウェアラブル機器を展示している会社が何と多い事か。

日本はこの分野で十分世界と伍して戦える力を持っています。それはウェアラブル機器で使用される部品が小型で精密さを要求されるもので、日本のものつくりの技術力なくして成り立たないのです。

 

国もこの分野を重点事項としてバックアップをしていますので、今後は更なる実用化に向けた進展が期待されています。

 

ビックデータという言葉をご存知ですか。あらゆる機器等から得られる膨大なデータを一元管理し、そのデータを詳細に分析して新たな解決策を見出す取り組みです。

 

ウェアラブル機器はビックデータとともに、人々の生活を一変される技術なのです。例えば、センサー内蔵されたウェアを着ている人の心拍や血流、脈拍などが24時間休みなく計測され、そのデータはブルートゥースでスマホやコンピューターにデータ転送されます。

 

データ転送されたデータは即座に解析され、場合によっては担当医が診察の役に立てるといったことが考えられるのです。

 

もっとデータが蓄積されるとどうなるか。おかしなデータが検出されたと同時にアラームが発令され、あなたを病院に向かうようスマホが語りかけることも可能な時代になるのです。

 

これこそがウェアラブル機器の発展が望まれている理由で、時代は既に治療から予防医学へと大きく舵がきられているのです。

 

そんなに遠い話ではありません。既にデータを収集できるウェア(下着)が発売されています。実用化されてはいますが、コスト的に普及するまでにはまだ時間を要するかもしれません。

 

あなたと病院とをつなぐ。または生命保険会社とあなたをつなぐ。健康保険組合と会社(あなた)をつなぐ。考えられる使われ方は無限にあります。

 

どれもが病気に至る前に健康管理を見直し、大事に至らないように注意するための使われ方になるでしょう。

こうしたウェアラブル機器と弊社の生産するサポーターが組み合わさることで、全身のデータ収集が可能になるのではないかと思っています。

 

姿勢を分析することで病気の早期発見につながったり、歩行分析によって健康アドバイスを可能にしたり、これも考えられることは無限にありそうです。

 

リハビリ分野での使用も可能かもしれません。体勢を分析しながら社会復帰へのお手伝いができるかもしれません。

 

そんな時代に弊社の技術力が活かせればと思っています。

 

追記

 

最近もウェアラブル機器をサポーターに装着して、データ収集を行いたいという相談を頂きました。サポーターには端子を取り付ける必要があったり、配線を上手く隠すような工夫を依頼されたり、固定の方法に細かな注文があったり・・・。

 

弊社は繊維製品の製造、加工を得意としていますので、可能な限りお手伝いをしたいと思っております。実績も重ねてきていますので、是非ご相談下さい。

 

各方面でウェアラブル機器を開発しようと技術者の人が腐心しているようですが、端末や機器をどのように人体に接触させるのか、またはどのように固定したら良いのかということは不慣れであろうと思います。機械メーカーやハイテク関連の方で繊維業界を把握しているは少ないでしょう。

 

弊社は過去に何件もの相談を受けてきていますから、まずはご連絡下さい。

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