最近、山屋産業に「超極薄ハイパワーゴム」のお問い合わせが増加しています。なかなか他では見つからない素材なので、めずらしく検索でもヒットしているようです。
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驚きの薄さ0.5㎜でありながら50,000回の伸縮疲労試験後も90%の張力を維持するハイパワーなゴムです。軽くてやわらかな風合いから体にフィットするので、弊社でも腰ベルト他サポーターの部分使いとして使用しています。詳しくは下記リンクより詳細をご確認ください。
このように薄くて丈夫で、なおかつパワーがある生地を要望している人は本当に多いのだな、と思います。弊社が販売している超極薄ハイパワーゴムが、求めていた生地の機能にピッタリだという感想を頂くことが多いです。
この生地はポリウレタンが約80%、ナイロンが約20%の混率で作られており、弊社としては生ゴムのベルト等に代わる生地を想定しています。
ゴムの樹の樹皮を傷つけて分泌する液をラテックスと呼びます。このラテックスを固めて出来るのが生ゴム(天然ゴム)です。
https://www.seibu-p.co.jp/technology/rubber/
生ゴムのベルトはパワーが非常に強く、この強さを気に入って永年愛用している方が多い事でしょう。
一方で生ゴムとしては下記が挙げられます。
①劣化
②匂いがきつい
③ゴムアレルギーの人は着用できない
生ゴムは空気に触れていると劣化してしまいます。輪ゴムも破断することがありますよね。あれが典型的な劣化したものです。腰ベルトもあのように破断してしまう弱点があるのです。
また、天然素材なので臭いが発生してしまいます。よく生ゴムの腰ベルトを購入した人から聞かれるのが「匂いがキツすぎて着用できない」という事です。手に臭いが移ったりして、においに敏感な人は中々着用し続けることは厳しいのではないでしょうか。
天然素材なのでゴムアレルギーの人は着用できません。弊社の超極薄ハイパワーゴムは、ラテックスフリーのため、アレルギー反応の心配がありません。
画像は超極薄ハイパワーゴムにインクジェット加工を施したものです。非常にきれいに柄が出ています。これを使用して、柄ありのサポーターやテーピングを作ることも可能です。普段は無地のサポーターも、柄ありであれば気分が上がるのではないでしょうか。
この加工は、基本ロット1,000mより承っております。この超極薄ハイパワーゴムは30m巻きなので、約34反分です。腰ベルトに換算すれば、約1,000本分ということです。大きなロットになりますが、それでも気になる方はご連絡ください!
細幅織物のインクジェット加工品を使用し、完成品まで山屋産業(株)でご対応させて頂きます。(インクジェット加工は外部に依頼いたします。)弊社のお取引先では、細幅織物のインクジェット加工が可能です。細幅織物への加工、ナイロン生地へのインクジェット加工ができるのは全国でも数少ないそうです。また、長年の経験により、非常に鮮やかかつ細部までハッキリと加工ができる腕のある先さんです。そういった加工先をお探しのお客様、完成品まで仕上げたいお客様は一度ご相談ください!
ご家庭にある一般的なプリンターと基本原理は同じで、CMYKの4色の顔料インクを用います。染料インクとは異なり生地の上にインクを定着させてプリントするため、色がくっきり鮮明で着色力が強いことが特徴です。耐熱性・耐水性・耐光性に優れていることから、色褪せしにくく、水に濡れて滲むこともありません。
https://originalprint.jp/store.php/page/kakoInkjet
皆様エクササイズバンドはご存じでしょうか。近年、筋肉トレーニングに効果ありと知名度を上げているバンドのことです。
エクササイズバンドとは、抵抗バンドのことで筋力トレーニングに使用されている弾性バンドです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Resistance_band
これは、足と足の間に通したり、正反対方向に引っ張ったりする事で体に負荷をかけ筋トレ効果を高めることのできるアイテムです。弾性バンドですから、ゴムでできていることがほとんどですが、織ゴムでできていることもあります。
エクササイズバンドは別名、トレーニングバンド・トレーニングチューブ・ゴムバンド・ゴムベルト・レジスタンスバンド(特に海外で多い)の様に色々な名前があります。
エクササイズバンドを使った筋トレの嬉しい効果は下記になります。
人間動力学専門誌『The Journal of Human Kinetics』に掲載された新たな論文によると、筋肉を活性化するにあたり、レジスタンスバンドを使ったトレーニングはウエイトリフティングの“代わりになる”ことが実証されている。この論文によれば、レジスタンスバンドを使った場合でも、ダンベルなどのフリーウエイトを使った場合でも、上半身トレーニング中の筋活性度はほとんど変わらない。
https://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/g31180245/best-resistance-bands-20200304/?slide=1#
エクササイズ用品は、ランニングマシンなどの大型な機械からダンベルまで、昨今では様々な種類があります。この「エクササイズバンド」はゴム製のバンドでダンベルやトレーニング機器の様に場所を取らず、製品自体は軽いのに負荷をかけられる優れものです。
エクササイズバンドには、いろんな形や種類があり、輪っかになっているものや、取手が付いているもの、一直線の線のようになっているものなど多様です。それぞれ鍛えたい体の部位によって使用するバンドの長さや種類も変わってきます。
エクササイズバンドは、ゴムの張力で筋肉に負荷を与えるトレーニングツール。場所を取らないため、自宅で気軽に筋トレをすることが可能。とくに下半身を鍛えたい人に適しており、膝上に巻いて足を開くなどの動作を行うことで骨盤周りやお尻の筋肉を刺激します。一方、トレーニングチューブは下半身だけでなく、全身を鍛えたい人におすすめ。ドアに引っ掛けて背中や胸を鍛えるといった可動域を広げたトレーニングも行えます。
https://my-best.com/12053
ここでは、エクササイズバンドを輪っかになっているバンド、トレーニングチューブを一直線になっているバンドで名称を分けています。トレーニングチューブは基本長いので、全身のストレッチをしたい方にお勧めです。長さは約1.8m~約2mの物がおおいです。
エクササイズバンドは、平置き約40㎝のものが平均で、足に通して足を開く等することで下半身を鍛えたり、腕の間に通して腕を開く等することで二の腕のエクササイズをすることができます。部分的なエクササイズに使用されるので、例えばお尻を鍛えたい!と目的が明確になっている人におすすめです。
素材は、ゴム製ではなく織ゴムでできている製品をお勧めいたします。ゴムですと、ゴムが丸まってエクササイズ中に痛くなったり、ズレ易くなるためです。なるべく厚みのある製品を選ぶことをお勧めいたします。織ゴムであれば厚いので丸まりにくいですし、汗をかいてもズレにくいです。
健康長寿ネットにはゴム製バンドを利用したトレーニングが高齢者により、身体機能、全体的健康観、活力、心の健康の有意な改善がみられたと書かれています。エクササイズバンドは、スポーツ量販店やネット通販で簡単に入手流することができ、かさばらないのでどこでもトレーニングが開始できるのがよい点ですね。
施設や体育館などで集団で行う際も省スペースで開催できますし、家で一人でいる時でも気軽に運動することができます。
ゴルフトレーナー様からの依頼でゴルフ用トレーニングベルトを納品させていただきました。極薄ハイパワー織ゴムは2重に接着してより強いゴム製品として加工することが可能です。適度な間隔にマジックテープをつけることで、スイング時の腕、太ももの2箇所の締め付けサイズに調整できる製品となりました。
弊社HPでも紹介している極薄ハイパワー織ゴムですが、薄さ0.5mmを実現しながら50,000回の伸縮疲労試験でも90%の張力を維持できる優れものです。弊社でも骨盤ベルトや着圧製品の素材に使用しており、この扱いやすさが非常に好評を得ている製品です。今回はこちらで平置き70㎝の輪っか型のエクササイズバンドを作成しました。
ハイパワーですので、張力が劣化しないのも魅力です。ゴムが切れたり、のびたりすることの心配がありません。また敢えて70㎝の輪っかを作ったことで、全身のストレッチをすることもできる上、部分的なエクササイズにも使用できる長さなので、2way的な機能があります。
山屋産業では「極薄ハイパワー織ゴム」を使った製品を多数手掛けてきており、裁断、加工、ロゴ印字などいろいろなご要望にお応えできます。最大100mmの太幅が作れますので、やや強度があり薄くて太いエクササイズバンドが製造したい方には最適なものと思います。バンドの周りを一周縫製させて補強などもできますし、部分的に色を変えればよりオリジナル感のある製品になります。
こういった製品を作りたいというアイディアをお持ちの方は、弊社では多様なゴム紐や縫製のご提案ができますので、お気軽にお問合せください!
超極薄ハイパワー織ゴムについての別記事はこちらをご参考にしてみてください。
超極薄ハイパワーゴムができました!細幅織物や素材に柄やプリントしたい方もお問い合わせください!