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スマホにヘルスケアアプリをダウンロードして利用されていますか?最近のスマホは、簡単に一日の歩数が確認できたり、Bluetooth付きの機器があれば連動して結果を記録してくれるので、健康管理が便利で身近になってきているなと感じますね。

ただ普段は車移動が多いので歩数が1万歩を超える日は少なく、ときどき出張に行くと一気に歩数が伸びます。あらためてアプリのグラフ上で表示されるのを見ると絶望しますが、意識改革にはなって、なるべく歩こうという気持ちにさせられます。

ヘルスケアアプリの利用時間が急増している

先日「ヘルスケアアプリの利用時間は3.3時間と4年前の1.5倍に。」という記事を目にしました。新潟県のフラー株式会社が提供するアプリ市場分析サービス「App Ape」が公表され、ヘルスケアアプリの月間平均利用個数と一人あたりの平均利用時間が2019年と比較して増加傾向にあるという内容です。(調査の対象期間は2018年10月~2023年10月、国内約40万台のAndroid端末から収集したサンプルデータを対象、一定の条件を満たしたものを抽出し分析。)

AppストアやGoogle Playストアからサジェストされてくるアプリの中で、上位にヘルスケア関連のアプリをよく見かけるようになりましたが、実際に利用している人が増えているそうです。

ヘルスケアアプリの利用時間が急増している背景とは

ヘルスケアアプリの利用が増加した理由は以下のようなものが考えられます。

 1 コロナ感染拡大による意識の変化

コロナの感染拡大期に、クラスターが発生してジムや公共のスポーツ施設などが一時的に閉鎖したことがニュースになっていましたね。健康管理などを自宅で行う必要がでてきた人が多かったのではないでしょうか。

当時、24時間営業のエニタイムフィットネスの夜間に通って密を避けていましたが、いつの間にか閉鎖になっていました。自宅にトレッドミルやフィットネスバイク等があれば良かったのですが・・・仕方なく筋トレアプリをダウンロードして、早朝にマンションのベランダでひっそりと運動していました。。。

 2 ヘルスケア関連のアプリが普及

ヘルスケア領域に関連したアプリが多数登場してきているのも理由の一つに挙げられると思います。ただ単に記録するだけではなく、ポイントが貯まったり、AI搭載で自動でウォーキングコース等を生成してくれるなど、様々なサービスが現れています。Appleウォッチなどのウェアラブル機器にもヘルスケアアプリが搭載されているので、身軽な状態で利用できるのも大きいと感じます。 

山屋産業がある石川県でも2019年から県の公式として独自アプリを展開しています。「いしかわスポーツマイレージ」というアプリで、石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」が目印になっています。市区町村ごとにウォーキングコースが設定され、コースを制覇するとポイントがもらえるなどの仕掛けがあり、貯めたポイントで豪華景品の抽選に参加できるようになっています。

https://felicapocketmk.co.jp/case/307/

ヘルスケアアプリの利用で注意すべきこととは?

これだけ普及してきていると感じるヘルスケアアプリですが、自分の健康状態やライフスタイルを客観的に把握できる便利なツールです。運動、食事、睡眠などのデータを負担なく記録することができ、ライフスタイルをデザインしていくのに効果的です。ただし、完全に個人に合わせた機器で測定しているわけではなく、すべてのデータが計測時の健康状況にマッチしているわけでないので、過度に依存せずに、適切に関わることが大事ですね。健康意識への導入ツールとしては効果的だと思います。

運動時に身体への負担を軽減させるサポーターをしてみませんか?

せっかく体調管理のために運動しても、怪我をしてしまえば元も子もありません。軽度なすり傷や打撲などであればすぐ治るかもしれません。これは言い過ぎかもしれませんが、過度なトレーニングによるくり返す疲労が原因で重度な障害となってしまうかも可能性も考えられます。

スポーツや日常生活でのケガの予防や対策として、身体への負担をなるべく軽減させるためにサポーターが役立ちます。サポーターにはどういう効果があるのかご紹介しますね。

膝の痛み

サポーターの役割とは

サポーターとは、関節や筋肉を保護したり、痛みを和らげたりするために使用する装具のことです。サポーターには、以下のような機能があります。

 1:圧迫機能

関節や筋肉を適度に圧迫することで、血行を促進し、炎症やむくみを抑制します。また、関節の動きを制限することでケガ予防や再発防止につながります。

 2:安定機能

関節の動きを安定させて負担を軽減し、正しい姿勢を保てるようにサポートします。また関節の動きをサポートするのでパフォーマンスの向上にもつながります。

 3:保温機能

関節や筋肉の温度を保つことができるので、筋肉の柔軟性を高めケガの予防や治癒を促進します。

参考:https://www.zamst-online.jp/brand/supporter/47430/#col_9

サポーターというとサッカーや野球、バレーボールなどのガッツリとした運動負荷の強いスポーツを連想しがちですが、日常のトレーニングやフィットネス、ウォーキングなどの楽しみながら行う運動にもよい効果をもたらします。

山屋産業ではさまざまな分野でのスポーツ、余暇を楽しむ運動などのさまざまな商品を手掛け、ひざ・腰・足首・手首・指・背中などのあらゆる部位のサポーターの製造実績があります。スポーツや運動されている方々がケガをしないよう、もっと改良されたサポーターを提供し続け、スポーツ界全体に貢献できるように努力したいと思います。

「こういうサポーターを作りたい」「こういうグッズが欲しい」などのアイディアをお持ちのお客様を募集しております。お問い合わせフォームからお客様のお考えをお聞かせください。お待ちしております。

山屋産業にOEM製造をご検討の方は「よくあるご質問」をご覧ください。

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過去記事に運動とサポーターについて書いますので、ご興味がある方は下記もご参考下さい。

↑ スポーツと怪我予防に関する過去記事はこちらをご覧下さい

↑ ランニングに関する過去記事はこちらをご覧下さい。

2023年3月になりマスクの規制が一部撤廃されましたね。マスクを早速外した人、花粉症や健康意識の高まりでマスクを引き続き付ける人もいるのではないでしょうか。いずれにしろ、この規制が撤廃されてから、更に外出もしやすい雰囲気になってきたと思います。コロナ禍ピークの時に比べると普通の日常に戻ってきました。

ランニング人口は過去最高に達している

さて、先日「ランニング人口が過去最高」になったとの記事を目にしました。確かに、コロナ禍では外出控えで運動不足になる人が多くいました。また、ジムもクラスターが起こりやすい場所として、通い控えをする人も多かったのではないでしょうか。そんな環境下から、多くの人がランニング・ウォーキング・トレッキングといった、屋外で一人でも気軽にできるスポーツを始めました。その流れもあり、今も続けている人が多く、過去最高に至ったのではないでしょうか。そこでデータでスポーツの人気を見てみたいと思います。下記データはすべて、CCCMK総研のアンケートから借用しています。

(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000601.000000983.html

新型コロナウイルス感染症の流行から約1年、現在のスポーツ・運動の実施状況は

2021年時点のアンケート結果:ウォーキングやランニングの割合が多い

この結果を見てわかるように、2021年4月時点のアンケートではウォーキングやランニングが多く行われていることが分かります。また、今後始めたいスポーツにもウォーキングやランニング、トレッキングが挙げられていることから、コロナ禍でも行えるスポーツに対して関心の高まりがある事が確認できます。

日本だけではなく世界的なムーブメントのようです

また、この傾向は日本だけでなく全世界で起こっている傾向なようです。あるスポーツメーカーでは海外のランニング部門の売上が過去最高を記録するなど、勢いがありそうです。(もちろんブランディングや商品開発など企業努力が前提の上でです)海外では、元々ランニングやウォーキングをしている人は多いですが、文化的・地理的な違いから日本と違うアプローチをする必要がありそうです。

ある海外の友人の誕生日パーティで、ヘッドライト付きのニット帽をプレゼントしている人がいました。寒い土地柄と、冬は日が暮れるのが早いので、まさに海外の需要を捉えた素晴らしい製品だと感じました!弊社もこのように需要をくみとった製品の提案をしていきたいところです。

ウォーキングやランニング時に持ち歩きたいグッズは何ですか?

さて、外でランニング・ウォーキングをする人が増えていますが、皆さんは何を持っていきますか?私は小銭、スマホ、ヘッドフォンです。じゃらじゃら音がしたり、バッグが揺れて動くのが嫌なので、小銭はポケットに入れ、スマホは手に持ってはしり、鍵はかけずに出ています(皆さんはかけてくださいね)。私と同じような理由で身軽に煩わしさなく走りたい人、または反対に、必需品はすべて持って、ドリンクも持って走る人もいるでしょうか。山屋産業(株)が選んだランニング時の便利グッズを紹介したいと思います。

1.ランニングポーチ/ウエストポーチ/ランニング用リュック

ウエストポーチは、ランナーの必須アイテムではないでしょうか。ベルトタイプのもので、腰のあたりにポーチが付いているのがウエストポーチですが、ランニング用のものは工夫がしてあります。

例えば飲み物ポケットか付いている物。飲み物が取り出しやすい様に斜めにポケットが付いています。これで両手が空くので、かなりランニングしやすくなります。また、水筒の付かないタイプでは、体になるべくフィットするよう、水着生地を使用します。これでポーチ自体が上下に動くことで起こる煩わしさを防ぐことができます。水着生地のものは、イメージでいうと細めの腹巻にジッパーがついている感じです。もちろん中に入れるスマホも揺れないようにピッタリ設計になっているので、快適に走りたい多くのランナーのソリューションとなるでしょう。

ウエストに何もつけたくない、もっと物を持ち歩きたい方にはランニング用のリュックがお勧めです。背中にフィットするように設計されていて、小さくコンパクトながらたくさん物が入るようになっています。これは、トレッキングやトレイルランニング・長距離ランナーの皆様にお勧めです。ランニング用に整備されていない場所では、給水スポットや日陰が無い場合が多いですから、荷物がかさばりがちですがランニング用リュックならストレスフリーで走ることができます。

2.反射タスキ/反射小物

夜間や早朝に走るランナーさんには、安全のために自分の場所を知らせる反射グッズが大切です。体にタスキの様に斜め掛けするもの、LEDライトを首にかけるもの、腕に巻き付けるもの色々なものがあります。自分の好きな場所に楽な形でつけるのが良いのではないでしょうか。

3.コンプレッションサポーター

コンプレッションサポーターとはふくらはぎのポンプ機能を高めるために開発されたハーフタイツのようなサポーターです。別名、カーフスリーブ(ゲイター、ふくらはぎサポーターとも)とも言い、ふくらはぎ部分に着用するサポーターです。

マラソンは長時間筋肉を使い続けるため、怪我をする人も多い事でしょう。ランニングの怪我はどんなものが多いのでしょうか。RUNNETさんが調べたアンケートでは、足に関する怪我が一番多いことが分かりました。

スポーツにケガはつきものとは言いますが、ランニングも例外ではありません。ランニングが原因で故障したエピソードや教訓、たどりついたケア方法、聞いてみました!

ランニングで故障したことある? - RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル
ランニング怪我のアンケート

長く走るにはふくらはぎのサポーターをつけた方が疲労感をおさえられる

長くランニングを続けるためには「サポーター」が必要だといえるでしょう。足の疲労感をケアしながら走りたい人には、ふくらはぎ用の「コンプレッションサポーター」がお勧めです。ふくらはぎの筋肉を圧迫し疲れにくくすることができます。日焼けが気になる方も日よけとして使用しても良いですね。ひざの痛みを感じてきた方には「膝サポーター」をお勧めします。痛みが悪化する前に、早めに着用するのがいいでしょう。また、炎症のあるところを冷やすのもお勧めです。足首や手首、膝回りのアイシングサポーターであれば、巻き付けて冷やすことができるので、両手が開いたまま体を冷やすことができます。

参考:ランナーにぴったりなふくらはぎサポーターでマラソンでの走りを快適に! | Greenfield(グリーンフィールド)

いろいろと紹介しましたが、山屋産業(株)では上記のアイテムを作ることができるので、ランニングアクセサリーを作りたいお客様を募集しております。お問い合わせフォームから、お客様のお考えをお聞かせください。お待ちしております。

よくあるご質問

 試作を依頼したいのですが、どうしたらいいですか?
 まずはお電話かメールでご連絡ください。
 縫製品(カットソータイプ)サポーターの試作は可能ですか?
 はい、可能です。具体的なサポーターがあれば教えてください。もしなければイメージやどんなタイプが希望かお知らせください。
 試作代はいくらですか?
 1回30,000円~をお願いしています。ただし、本番オーダーを頂いた場合、後日相殺することで試作代をお返しいたします。
 小ロットでも対応可能ですか?
 はい、可能です。ただし、使用できる資材に制約がある場合もございます。ただし、1枚あたりの値段が高くなります。
 納期はどれくらいですか?
 資材準備で時間を要することがありますので、一概にお答えすることができません。あらかじめご希望をお聞かせいただいた上、ご相談をさせてください。
 その他のご質問について
 お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

最近弊社に寄せられるお問い合わせに「衝撃吸収のできる素材を入れたい」という相談があります。山屋産業では、スポーツサポーターの製造経験が豊富で、特にバレーボールの膝あて等はよく製造しております。弊社のノウハウを活かし、衝撃吸収のできる製品を作ることに、大きな可能性を感じています。

今回は、衝撃の起こる原理、衝撃を受けてなぜ痛いと感じるのか、痛さを軽減するにはどうすればよいのかを調べてみました。(自分調べ)下記は、ある衝撃吸収材を作るメーカーさんより拝借した理論です。

ある物体が地面に落下した場合、落下した瞬間に大きな力=衝撃力が発生する。衝撃力の大きさは衝撃エネルギー(物体の衝突速度と重さに関係)に比例するほか、衝突面の材料特性にも左右される。衝突面が剛性の高いコンクリートやアスファルトなどの場合、応力の発生時間(作用時間)が短く、最大衝撃力が極めて大きな値となるが、作用時間を長くするような素材を衝突面に使用することで最大衝撃力を低くすることが出来る(図A参照)。このような材料を衝撃吸収材とよび、衝撃吸収材の変形および応力発生状況は下図のようになる(図B参照)。

引用元:https://taica.co.jp/gel/solution/shock_absorption.html
衝撃力

A→B→C;落下物が衝撃吸収材に衝突し、衝撃吸収材が圧縮変形される工程。衝突(A点)、最大衝撃力(B点)、最大変形(C点) C→D;落下物が最低到達点(最大変形)を過ぎ、衝撃吸収材の反発力で押し戻される工程。衝撃吸収材からバウンドして離れた点(D点)

落下物を衝撃力による破損から守るためには、B点の衝撃力すなわち最大衝撃力を小さくすることが重要となる。落下物の衝撃エネルギーは、B図のWa+Wbに相当する衝撃吸収材の変形エネルギーに変換されることになり、最大衝撃力を低減するためには、変位量を大きくかつ出来るだけWa+Wbが大きくなるような衝撃吸収材を選定することが重要となる。

引用元:https://taica.co.jp/gel/solution/shock_absorption.html
衝撃力

つまり、図Aでは衝撃吸収材を選ぶときは、「物が落下した瞬間に発生する力=衝撃力」を小さくする作用のある素材を選ぶとよいそうです。例えばコンクリート等の衝撃面が固い物は最大衝撃力が大きいが、この最大衝撃力をできるだけ小さくする必要があるということ。次に図Bでは、図Aの衝撃吸収材に衝撃が発生し変形される工程が示されています。衝撃吸収材が変形する量が多い方が、最大衝撃力を小さくできると書いてあります。

この考え方より、衝撃吸収材には反発力のあるウレタンフォームが衝撃吸収に適していると導きだしました。弊社では低反発~高反発のウレタンフォームを用意しています。用途や衝撃の種類によって使い分けをしたり、硬度の違うフォームを組み合わせて、ご希望の製品を作り上げることが可能です。

ところでファッションの流行りは巡ってくると言われています。近年では80年代や90年代のファッションがまた注目を浴びてきていて、「厚底シューズ」「厚底サンダル」が流行ってきているのも、その流れを汲んでいるそうです。今はファッション性だけでなく、履きやすさや、疲れにくさなどウェルネスにつながる部分も靴を選ぶうえで重要視されてきているなと感じます。スポーツ分野でも、厚底のランニングシューズを履いた選手が、マラソンで金メダルを取ったことで脚光を浴びました。

弊社では、これまでメディカル分野やスポーツサポーターに使用してきた衝撃吸収やクッション性のノウハウを活かし、新たな分野に挑戦していきたいと考えています。特に靴のインソールなど、疲れにくさや健康増進の視点で、世の中のニーズに合うものを作っていきたいと考えています。


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