週末は良い天気でしたね。日曜日もどこかお出かけしたいところだったのですが、子供のスイミングスクールが11時30分~12時30分という中途半端な時間にあるため、日曜日は出来ることが限られてしまうのです。
そんな中、日曜日の9時30分から1時間ほど、町内の運動会に参加しました。1時間という制約がある中でしたから出場できる競技も限られるのですが、子供の出場した競技では全員に参加賞としてお菓子があたり、ご満悦でした。
運動会というのは、石川県河北郡津幡町庄区民運動会だったのですが、山屋産業も同じ区域に会社があるのです。30℃近い気温だったであろうと思いますが、朝から昼の3時頃まで、途中にお弁当も出たようですが、大変盛り上がったと聞いております。
この日は運動会を1時間ほどで退席した後、子供のスイミングスクールの見学&送迎を終え、家族でイオンモールかほくに行って、遅めの昼食となりました。スイミングスクールがある日曜日は高い確率でかほくイオンで昼ごはんになりますね。
● 4-3 大型ショッピングモールは歩くだけで良い運動になる
お昼ごはんを済ませた後、時間もあったのでイオン内をブラブラしておりましたら、ちょっと興味をそそられるものを発見。
ポスターには正しい姿勢で歩くことで健康で美しくと書かれています。以前ブログにも書いたことがありますが、齢を重ねた人ほど歩幅には注意した方が良いのです。それは、歩幅が狭い人ほど認知症になり易いという調査結果があるからです。
時事メディカルの記事では、下記の様に書かれています。
谷口主任研究員らの研究では、歩幅が狭い人は広い人に比べ、認知機能低下のリスクが3倍以上であり、また、歩幅が狭い状態のまま年齢を重ねると認知症発症のリスクが2倍以上になることが明らかになった。
https://medical.jiji.com/topics/2251
このポスターには身長を入れると、その人の適正な歩幅が計算できるようになっています。
( あなたの身長 )cm × 0.45 = ( あなたの歩幅です )cm
この計算式に私の数字を当てはめてみましょう。
身長 177cm × 0.45 = 79.65cm ≒ 80cm となりました。
何とポスターの下には写真のような歩幅を計測するシートまで用意されていました。これを使って歩幅を試してみると、結構大股であることが判ります。ガッガッと力強く踏み込む感覚がありますね。
参考例として計算してみると、下記のような歩幅になります。
身長 140cm × 0.45 ≒ 63.00cm
身長 150cm × 0.45 ≒ 67.50cm
身長 160cm × 0.45 ≒ 72.00cm
身長 170cm × 0.45 ≒ 76.50cm
個人の平均歩幅には、さまざまな要因が影響します。今回は、その主な要因について考えてみましょう。
子どもが一生懸命に小さな足で歩いている姿を見たことがあるでしょうか?同じ距離を移動するために、多くの歩数を重ねなければならないのは、身長の影響です。一般的に、身長が高い人は自然と歩幅が大きくなります。これは脚が長いことで、股関節や膝、足首の各関節の可動域が広がり、一歩で進める距離が長くなるからです。
同じ歩き方をしても、背の高い人は低い人に比べて一歩でより多くの距離を稼げるため、身長が高いほど歩幅は大きくなると言えます。だからこそ、身長が歩幅に大きく影響することは納得のいく事実です。
年齢が上がると、平均歩幅は短くなる傾向があります。高齢になると、バランス感覚の低下、筋力の衰え、心肺機能の低下が見られることが多く、これらが歩幅に影響を与えます。バランスが悪いと、体は重心のブレを抑えようとします。その結果、歩幅を短くして、足が重心から前後に大きく外れないように歩くことで、転倒のリスクを減らそうとします。
また、筋力や体力が低下すると、歩幅を短くすることで少ない力で歩くことができ、エネルギーを節約することができます。これは、無意識のうちに身体が行う省エネルギー戦略でもあります。
性別による歩幅の違いもあります。一般的に、女性の平均身長が男性よりも低いため、自然と歩幅も短くなります。もちろん、筋肉量の違いも少なからず影響しているでしょうが、主な要因はやはり身長の差です。
歩幅測定シートを使用すると、普段の歩幅より結構大きく歩かなければいけない事が分かりました。ポスターには歩幅を大きくすると、健康効果が高まると書かれています。歩幅を大きくすることでどんな効果が得られるのでしょうか。
歩幅を大きくするということは、その分足を大きく蹴り出したり、腕を大きく振ったりすることで筋肉を普段より多く使うということです。いつもより多くの筋肉を使うため、全身の筋力向上につながります。
シャルレ健康情報室HPには下記のように記載されております。
歩き方でもっと健康になるポイントは『歩幅を広げて歩くこと』です。歩幅を広げて歩くと、脚を踏み出すときや手を振るときに筋肉を使うため、血行が良くなって代謝アップにも繋がります。
http://www.well-charle.jp/health/994/
上記で述べた様に、歩幅を広げる事で体により多くの負荷がかかり、全身の筋肉を使い、血行や代謝が上がることから必然的に使用するエネルギーも大きくなっています。つまりカロリー消費量が大きくなるということなので、ダイエットに効果抜群という訳なのです。
歩幅だけでなく歩く速度を意識している人の方が、ガン、心臓疾患、脳疾患など大きな病気にかからず、健康な状態でいられる率(サクセスフルエイジング達成率)が高くなる結果が発表されました。歩く速さが速いほど、寿命や健康寿命が長くなるという研究結果や、歩く時間が長いほどがんや心疾患のリスクが低くなるという研究結果が示されています。
歩く速さが「寿命」や「健康寿命」に大きく関係しているってホント?|オムロン ヘルスケア
上記の計算式で算出された歩幅で、普段から歩けているひとは実際に少ないと思います。でも、意識して歩くとより健康的な美しさが手に入るなら、やらない手はないですよね。歩幅を大きくして歩くことは、のんびりやる散歩とは違って、まさに運動に該当するのかもしれません。自分は歩幅が狭いと感じている人は、この計算式で出た歩幅を意識しながら、通勤や散歩をしては如何でしょうか。美しさが手に入り、認知症の予防にもなるなら一石二鳥です。
歩幅が大きい人はどういう風に筋肉を使っているでしょうか?
着地する時に使われているお尻から腿、脛までの筋肉がしっかりしているのです。かかとで着地して、大きく蹴り出しているのが特徴です。筋肉がしっかり使われているので、循環が非常によくなります。
歩幅が狭くちょこちょこ歩いている人は、つま先だけ使っていたり、足裏でべたっと着地しています。前傾姿勢になって姿勢も悪く、過度に下半身が力んでしまう大勢のために、体に負担がかかってしまっているのです。
コロナ禍でテレワーク、自宅での時間が増えて運動不足の方にとっても、歩幅は意識しておくと良いでしょう。ここで歩幅を広げる方法をご紹介します。
股関節を広げるストレッチや、体幹を鍛えることでバランス感をUPすることで歩幅を自然に広げることができます。NPO法人ストレッチング協会監修のページでふくらはぎ、ももや股関節まわりのストレッチなどを紹介していますので、是非参考にしてみてください。健康な身体を1日でも長く保たせるには、短い時間でも良いので日々ストレッチする習慣を身につけていくのが良さそうですね。
いつもの歩幅を広げるだけで、より高い運動効果があると言われています。普段のウォーキングで一歩を踏み出す距離を長めに意識する事、足を前に伸ばすように歩くことを意識すれば、歩幅が自然に大きくなります。
写真はWikipediaより引用
大型ショッピングモールは歩くだけで良い運動になる
イオン内を散歩する人が多いですね。その多さから、今ではイオンモール自体が館内でのウォーキングを奨励するようになっています。「イオンモールウォーキング」と名付けられているこの行動ですが、イオンを歩くとウォーキングコースやサインがあり、実際にウォーキングする人のために整備されていると言えます。石川県には北陸最大級のイオンモール白山が2021年に誕生し、その大きさに館内歩くだけで疲れる。と話題になりましたが、イオンモール白山の「イオンモールウォーキング」はこんな感じになっています。
この日も暑かったですが、イオン内はエアコンも効いて快適そのもの。暑い街中を散歩するよりも安心安全に運動できるのです。こんな人ばっかりではイオンさんも困るでしょうが、地域の高齢者にとっては憩いの場と化しているかもしれません。あたたかく見守りましょう。
NHK 石川NEWS 白山市のショッピングモールで熱中症対策のウォーキングの催し
例年夏は猛暑が続き、熱中症対策も必須になるので気軽にっていうわけにはいきませんね。上記のNHK記事にある通り、大きなショッピングモール内で積極的にウォーキングしていきましょう、という流れを作ってくれてるのはありがたいですね。室内で施設内の1階から3階にまたがる1.7キロメートルのコースがあり、1周するだけでも十分な運動になると思います。
山屋産業ではスポーツや運動をサポートするサポーターなどの製品を作ってきた実績がございます。夏場の暑い時期にむけて、吸水性が高い、熱がこもりにくいなどの機能性がある素材についてもご提案ができます。
また他に肌触りがよい生地がよい、なるべく軽いものを作りたいなどのご要望にもお応えできます。もしこういう商品がほしい!などのアイディアがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
OEM製造をご検討されている方はまずはこちらの「よくあるご質問」をご覧下さい。