山屋産業では、義肢・装具の業界で利用される各種サポーターの生産も行っております。大切な体を支えるサポーターですから、作りも複雑で、生地も吟味が必要です。なかなか他では縫製できないような製品も弊社のノウハウで製品に仕上げることが可能です。
義肢装具士は法律上、「医師の指示の下に、義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の製作及び身体への適合を行うことを業とする者」と定められています。医師の処方に従い患者さんの採型や採寸を行い、これを元に義肢装具を製作して、病院などで適合を行います。
https://www.japo.jp/about-prosthetist/aim-prosthetist.html
一般的に「義肢」とは義手や義足を、「装具」とは患部を固定したり保護したりする補助道具(コルセット、ギブス)などを指します。
https://shingakunet.com/bunnya/w0033/x0441/sigotonaiyo/
義肢装具と聞くと、不慮の事故等で体の一部を失った人が装着する義足・義手を想像しがちなのですが、人の体に合うように患部の固定をしたり保護したりするサポーター類の製作までも行うことが仕事内容であることがわかります。私が会社に入った時に義肢業界との取引があると上司から聞かされたときは、この会社義足つくれないだろ!と思ったのを覚えていますが、実際作っていたのはサポーターの方だったのです。面白い発見でした。
弊社では最近になって、義肢装具の関係の会社様より依頼を頂くことが多くなりました。話を聞くと病院には「義肢装具士」という国家資格をもった人がいらっしゃって、患者さんに合うサポーター(義肢装具)をオーダーメイドで作っているようです。
量産製品のサポーターでも、一から作るのは大変なことであるのに、義肢装具士さんはひとりひとりの患者さんに合わせたサポーターを一から作るのはすごく大変な仕事ですね。装具が高くて、複雑な作りなのに納得がいきます。
なんでオーダーメイドで作っているのに、弊社に依頼が来たのでしょうか。話を聞くとサポーターの基本形は同じ形があることが多く、そこにお客様に合わせて必要な部材等を取り付け調整しつつテストを繰り返し最終系になっていくようなのです。そのベースサポーターを作るために、弊社に依頼が来ているようです。より早く患者様に製品を届けるために、各企業様も努力をしていると感じました。
非常にありがたい事なのですが、この業界様との繋がりも構築されておりますので、義肢義足サポーターに使われる部材等の手配もすることができます。例えば、オリジナルサポーターを作っていて、ある部材が入手しにくいので相談したい。といったお客様もお問い合わせください。最近では、ヒンジのお問い合わせがございました。
ヒンジとは、固定された軸を支柱として一方向へ回転できるようにした機構のことである。
ヒンジとは何?
ヒンジは扉や機械、道具などに使用されるものです。(英名:hinge)ここでのヒンジは膝サポーターに内臓されている支柱(ボーン)の事を指します。膝の両側に入りますので、2本1セットでのお取り扱いとなります。膝の曲げ伸ばしをする際にサポートする部材になっていて、開閉がスムーズだったり強度があり壊れにくいものを選ぶ必要があります。
有償ではありますがサンプルのご用意ができますので必要な方はお問い合わせください。
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