いま目の前で楽しそうに自分の子供が遊んでいます。まだ幼稚園児ではありますが、家の中で裸足で駆け回って、少々うるさいくらいですが。この間から仮面ライダーの悪役に指名され、やられ役となって逃げ周り、切られてばかりです。
時折、反撃してやっつけたりすると、「悪役はそんなことせんよ!」とお叱りを受け反省。汗だくになっても平気です。一通り遊んだところで一緒にお風呂に入って汗を流していると・・・
子供の身体を洗いながら、ふと足の裏を見てみます。当然ですがキレイなものです。保育園では夏、鼻緒のついたサンダルを履くことが義務ずけられているのですが、園の教育方針とのことで、足のことを考えてくれているので安心できます。
それでは、自分の足の裏はどうなっているのか? ビックリするほど汚い。汚いというか魚の目ができています。左足裏ヨコアーチの中央部に昔からあります。ヨコアーチがつぶれているのですね。正しい歩行になっていない証拠です。
皆さんはご自分の足裏を常に見ていますから、どこに痛みがあったりするか把握していると思います。子供の足裏にはなくて大人の足裏にある。つまり、永年の歩き方が影響しているということですよね。
恐らくですが、靴のかかとのすり減り方も左右で違っているのではないでしょうか。こうした症状を緩和する目的で、足裏のバランスを調整する商品がいくつも売られています。
インソールとは靴を履くときに使用するものですが、一般的には買った靴に入っています。
ただ、元々入っているインソールが自分の足裏の状態に合っていないことが結構あるのではないでしょうか。そういう場合には、別途インソールを購入して自分に合ったインソールで快適に過ごす必要があります。
人の足裏の面積は身体全体の何%かご存じですか。およそ2%と言われています。2%の面積で身体を支えているということは、如何に足裏が大切な機能を有しているかもわかります。
インソールは市販のものもありますが、専門家の診断のもと特別にオーダーメイドで作ってもらう場合もあります。その分金額は高くなりますが、トップアスリートなど身体のバランスの影響が出やすい人はオーダーメイドで作られるようです。身体全体のバランスが整えられると、腰痛やひざ痛、肩こりや頭痛なども解消したという人の話を聞くことがあるので、足裏の影響が大きいことが分かりますね。
足にはめるサポーターも販売されています。弊社もそうしたサポーターを製造販売しているメーカーのひとつですが、その需要の多さに驚くことがあります。
上記の写真は、保温用シームレスサポーターの内側に、ポリウレタンのクッション材を取り付けたサポーターで、山屋産業の中でも毎月コンスタントに出荷しているロングセラー商品です。
やはり、こういった製品が長年売れているということは、足裏のトラブルを抱える人がいかに多いかを象徴しているのではないでしょうか。日本人は家の中で靴を履く文化はないですが、ご家庭での日常生活の中で、みなさん辛い思いをされているのだと思います。
上記の写真は、製品の内側のクッション部分の写真です。クッション材は完全接着でくっついており、縫製はしていません。足裏部分で衝撃が加わりやすい部分ではありますが十分な強度となっています。
偏平足という言葉を聞いたことがあると思いますが、土踏まずがなくてベタっと足の裏が地面にくっついてしまう人です。土踏まずがある人は、足裏の親指の先からかかとにかけてアーチができており、浮いた状態になっているのです。
このアーチがないと、疲れやすい足となりますし、それに連動して各種の不都合が起こります。大変大切な機能なのですが、このアーチがない人用に、アーチの代わりにパットを挿入して足裏を支えるサポーターがあります。
まずは自分は土踏まずがないなと思われるなら、こうしたインソールやサポーターを使用して改善をしてみてはいかがでしょうか。
もしかするとひざ痛や腰痛も合わせて改善されるかもしれません。自分ではよくわからないと言う人は、どうぞお近くの接骨院や整形外科で相談しましょう。間違った商品を使用してはかえって悪化してしまいます。
山屋産業ではサポーターの足裏にさまざまな形状のパッドをいれた製品のOEM実績がございます。これまでご紹介した靴下タイプのものもあれば、足の土踏まず箇所に部分的に履ける短いタイプもご用意できます。専用の抜き型を作成して形状を整えますので、いろいろなパターンを作れるのです。
これまで医療やスポーツ分野で足にまつわる製品を多数製造して世の中に送り出してきましたので、こういった製品を作って欲しいなどのアイディアをお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。