皆さんは普段ご家庭でストレッチやエクササイズはされていますでしょうか?日頃からエクササイズされている方や、これからやろうと考えている方はウェアや器具などの購入などを検討されたことがあるかと思います。私も雑誌で見かける大きな器具で宅トレしたいと思いつつも置く場所がないので折り畳めたり、丸められる小さな製品を揃えようにしています。
さて、今回は弊社台湾法人で製造しているエクササイズやストレッチ用に使われるポールについて問い合わせがありましたのでご紹介していきます。
フィットネスジムやヨガ教室などに通われている方は馴染みがあるかと思いますが、50cm〜100cm程度の円柱の少し柔らかいポールで、床に置いてその上に乗ったりして使われるものです。筋肉の緊張をほぐし、柔軟性を向上させるために使用されます。
ストレッチポールを使用した運動方法は多岐にわたりますが、初心者にもおすすめの基本的なエクササイズをすこし挙げてみます。
帝国データバンクの最新のフィットネス業界の調査によるとコロナ禍で一度減っていた水準が、アフターコロナになってフィットネス需要が戻り、市場全体が売上ベースでコロナ前の水準に近づいているようです。
山屋産業がある津幡町にはフィットネスジムは数える程しかないのですが、金沢市内には話題のチョコザップが6店舗ほどあるようですね。自宅だと運動できなかったり、忙しくてたまにしか通えない人には「低価格」サービスはありがたいのだと思います。
このように健康やフィットネスへの関心が高まっている中、ストレッチ用のポールは自宅やジムでのトレーニングに欠かせないアイテムとなっています。
山屋産業はは台湾でEVA素材を使用したストレッチやエクササイズ用のポールを主に製造しています。EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)です。EVAは耐久性が高く、軽量で柔軟性があるため、トレーニング時の体重や圧力に耐えることができます。PVC(ポリ塩化ビニル)やTPE(熱可塑性エラストマー)なども多く流通していますが、弊社ではEVAとTPE素材の製品を中心に扱っております。
ロゴ入れに関しては、プリントやエンボス加工(凹凸を浮かび上がらせる印刷加工)が可能です。また単純なポールだけではなく、オリジナルの型を使った製品も製造が可能です。
EVAが剥き出しのポールが気になる方は、PVCのカバーをつけることも可能です。
また、完成品に簡易ビニルをかぶせたシュリンク梱包して出荷などの対応もできます。
オリジナルのサイズや形状は射出成型用の型が必要となりますが、カスタマイズは可能です。
台湾で製造していますので輸入の手続きが必要となります。こちらに関しても経験豊富なスタッフがいますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
ざっくりとした試算ですが、長さ100cmのストレッチポールを1,000本輸入しますと40フィートコンテナ(コンテナ長さが12.0 m × 2.5 mくらい)が必要なボリュームとなりますが、そのまま全国の倉庫へ直送させたり、多様にアレンジできますので気になる方は一度ご相談ください。
健康志向の高まりによってフィットネス市場が今後も成長すると予想される中、山屋産業では簡単なエクササイズやストレッチ、筋トレなどに使える各種グッズを販売しています。
ストレッチ用ポールやフォームローラーなどは、最低ロット1,000本からOEMを承っております。また、これら以外にもヨガマットや筋膜リリースボールなど、さまざまなアイテムを取り揃えています。ロットに関しても、継続的にご利用いただける場合には、初回ロットの交渉が可能な場合もございます。
既に工場に射出成形型がある製品は、すぐに製造することができます。さらに、特殊な形状をご希望の場合でも、新しい型を作成することで対応可能です。
こういった製品が欲しい、加工してほしいなど、オリジナル製品を作って販売したいとお考えの方は小さなことでもぜひお問い合わせください。
山屋産業でよく扱っているEVA素材は、衝撃吸収に優れておりスポーツ用サポーターの中に入れたり、スポーツシューズやストレッチマットとして利用されることが多いです。しかし、実は床材としても使うことができます。
EVA(Ethylene Vinyl Acetate)フォームは非常に柔軟性があり、ゴムに近い素材です。その厚さも変更でき、用途や環境に合わせて調整することができます。寒い季節でも硬くなりすぎることはありません。また、上面にも水に強い生地を貼り合わせることで、漁船やヨットなどの甲板に敷いても問題なく使えます。さらに、プールサイドに敷いてみたりする用途も考えられますね。
裏面に両面テープのような素材を貼り合わせることで、しっかりと床面に固定することができます。
狭い通路などには細長いマット
こちらは船の凸凹に合わせて作ったマット
2層になっており、デザインを指定して作ることも可能です。
例えばこちらは水上バイクになりますが、使い方としては上記のようなイメージになります。周囲に合わせて成形やカットされた製品です。ただし、直射日光を浴び続けると劣化はしてきますので、定期的なメンテナンスは必要になります。
EVA素材の商品を選ぶ際に重視されるのが硬度。
弊社にもASKER社(アスカー)の硬度計を持っており、台湾から届いた製品のチェックなどに利用しております。工場の生産ではこの硬さも指定して作ることが可能です。
山屋産業では硬度「20C」という数字がよくできてますが、これはバレーボールの膝サポーターに使っているEVA素材の硬さです。
また同じ20Cの硬さの製品でも、厚さ1cmのサポーターと厚さ10cmストレッチ用ポールなどでは、触った時の感触が異なりますので、用途に合わせて硬度を選んでいかなければなりません。
EVAはその特徴を生かしプロテクターだけでなく、日常の様々な所に使用されています。
EVAはその軽さから靴のソールに使用されることがあります。近年のシューズは、「疲れづらい」「足が痛くなりにくい」と高機能になってきております。特にランニングシューズ業界では大きな進化を遂げていて、プロ選手がそのシューズを履いて最高記録を達成する事ができるくらい。EVAはシューズの歴史の中で多用されてきた優れものなのです。
EVAはこのクッション性から、靴のインソールやヨガマット等に使用されます。衝撃吸収材として、先ほども記述したプロテクターにも使用することができます。EVAは、簡単に言えばパンのようにして、数種類の粉を混ぜ込み、生地状にしたものが発泡してできます。この発泡する過程の中で、硬さの調節(=クッション性の調節)をすることができるので、作りたい製品の用途に合った硬さで仕上げることができます。
EVA素材はとても柔らかく弾力があるのが特徴です。機械の大きさによりますが、厚さもある程度自由に調整できます。例えば、厚さを4cm程度にすれば、足元のマットとして最適な製品になります。立ち仕事をする職人さんの足元や工場の機械の前などに大きなマットを敷くことができれば、作業中に膝の痛みが軽減されるでしょう。
有害物質を含まないため、地球環境に優しいのも大きなメリットです。人工的な素材というと、環境に悪いものとイメージしがちですが、EVA樹脂は燃やしてもダイオキシンをはじめとした有害物質を放出しません。
有害物質による人体への悪影響がないので、万が一小さい子どもが口に入れてしまっても大丈夫な素材です。また、リサイクルも容易に行えるので地球環境にも優しい素材となっています。
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山屋産業では繊維産業が盛んな石川県だけではなく、台湾にも生産拠点を持ち、さまざまな素材をご提案をしております。もしEVA素材を使った製品開発にご興味があるようでしたら、お気軽にお問い合わせください。
山屋産業は、繊維産業が盛んな石川県だけでなく、台湾にも生産拠点を持っており、さまざまな素材を提案しています。もしEVA素材を使った製品開発にご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。
これらの製品は、EVA素材の軽量性と耐久性を活かしています。ぜひお問い合わせいただければ、詳細な情報やカスタマイズの相談も承りますので、ぜひご連絡ください!
石川県では梅雨明けが発表されました。全国で過去最短だったとのことで、6月に明けたのは初めてだそう。今年は暑い夏になりそうです。
最近の気温は30度越えが当たり前で、外に出るのも気が引けてしまいそうな暑さです。暑すぎて逆に家に引きこもりがちですが、サボってはいけないのが「エクササイズ」です。
室内エクササイズをする上で活躍するのが「ヨガマット」です。衝撃吸収してくれるので足にも優しいですし、床を傷つける心配もありません。賃貸や集合住宅に住んでいるなら、騒音防止の効果も望めます。
ヨガマットは主にヨガをする際に手や足が滑るのを防ぐために作られたと言われています。昔は、瞑想の為のヨガやポーズをとるヨガをするときは地べたで行ったり、鹿やトラの皮の上で行っていたようです。現代では、ヨガマットの素材は主にプラスチック、ゴム、たまに麻、コルクから作られていて、使われる素材はコスト面やグリップ力、質感やクッション性を考慮して作られています。現代のヨガマットはただ瞑想・ヨガするためではなく、自宅で筋力トレーニングするのにも採用されています。今回は山屋産業の中の完全主観で、「自宅で筋トレ」を目的とするヨガマットの選び方をお伝えします。
ヨガマットの主流サイズは4㎜~5㎜と言われております。薄めの物で2~3㎜、厚めのもので6㎜以上もございます。ここで私からは4㎜~6㎜の物をお勧めしたいと思います。筋トレをする際は、体に大きな負荷がかかります。勿論筋トレの種類によりますが、たいていは膝・腕をついたり、ジャンプしたりといったトレーニングで一点に負荷がかかりやすいです。
これを薄めのマットで行った場合、大体30秒同じ動きをし続ければ、負荷がかかっている部分のマットが潰れて、ほぼ床でエクササイズしているのと同じくらいの痛みが出てきます。これが厚めのマットであれば、痛みが軽減されるという訳です。筋トレをメインでヨガマットを使用するのであれば断然「厚め」をお勧めいたします!
次に素材で選ぶ場合です。これは個人的に非常に重要なポイントだと思います。先述したようにマットの素材はいろいろあり、それによりグリップ力や質感、クッション性や反発性、エコであるかどうかが変わってくるからです。
結論からいうと筋トレにお勧めヨガマットは「TPEマット」です!筋トレで汗をかく事、毎日使っていくことを考えると、衛生的に使用できるという点はかなり大事であると考えます。TPEには水分を吸収しにくいという特性があるので筋トレで汗をかいても手入れが容易で、衛生的に使用することができます。
自身の経験ですが、汗を吸収してしまうヨガマットは最悪です。毎日汗を描いてもシャワーを浴びないマットを使っているような感覚ですから、衛生面は最悪です。TPEマットの価格は中価格帯でお買い求めやすく、PVCに比べて臭いがきつく無かったり、肌に良く、環境にも比較的良いので、総合的にお勧めなのです!
山屋産業では、台湾でヨガマットを製造しています。マットに良く使用される素材をご紹介させていただきます。
天然ヨガマットは、天然素材を使用したマットです。密度が高いので非常に重く、表面が少し固めですが、グリップ力の強いのが特徴です。長所は、耐久性が非常に高く、長く使うことができる点。また、天然素材のため環境負荷が非常に低いので、環境に良い製品を探している方は、エコで長く使っていける天然ゴム製のマットを選びましょう。
パラゴムノキは空気中の二酸化炭素を吸収し、工業製品の原料となる天然ゴムを作ります。またパラゴムノキ自体にも炭素をため込むため、カーボンポジティブな(CO2吸収固定効果がある)天然資源です。同時に、天然ゴム産地に雇用と収入をもたらし、地域経済を支える産業を形成しています。
https://www.y-yokohama.com/csr/rubber/what/
短所は、価格が高いということです。他の合成ゴムに比べると一番高いです。そして重いため携帯性に欠けます。これをもって旅行へ行こう・・・とお考えの方には向いていません。
こちらはプラスチックとゴムでできた、非常に今どきな素材です。TPEはプラスチックとゴムのハーフなので、特徴は両素材のいいとこ取りをしています。長所は、この素材の熱可塑性を活かしリサイクルが容易であるという点で、燃やしても有害なガスやダイオキシンが発生しません。クッション性がありながら携帯性もあるという点も良く、個人的には筋トレに使用する際はおすすめの素材です。
こんな完璧と思われる素材には短所があります。水分を吸収しない性質で、汗をかいたときにすべりやすいという点があります。また、日の当たる場所に置くと非常に劣化しやすいので、保管場所も気を付ける必要があります。
可塑性とは、固体に力を加えて変形させたとき、その力を除いても元に戻らない性質のことをいいます。
固体が柔らかくなっている状態ともいえるかと思います。加熱により可塑性が出るものを熱可塑性といいます。つまり、熱可塑性樹脂はガラス転移点、または融点まで加熱すると柔らかくなる樹脂です。そして再び冷やすと固くなります。成形時も冷却することにより固体化させます。熱可塑性樹脂は温度によって液状と固体の状態の間を行き来することができます。この性質を生かして材料をリサイクルすることができます。
https://www.yumoto.jp/material-onepoint/thermoplastic-thermosetting
ポリ塩化ビニル素材のマットは、これまで述べた3つの中で非常に安価に手に入れることができます。インターネットで見る安い(作りも粗い)マットはPVCがほとんどです。長所は、耐久性やグリップ性、クッション性にも優れており、特徴として面白いのが体に張り付く素材であるという事です。個人的にはヨガ向きだと考えており、ヨガポーズをとっても滑っていきにくいのが特徴です。
PVCの一番の短所は、環境に良くないという点です。この素材は生物分解されるのに1000年はかかると言われています。またその過程で有毒なガスが発生することも知られております。また、PVCに含まれる添加物が肌にも良くないそうで、肌の弱い方は湿疹などできてしまいます。ただ近年ではPVCの処理方法を変えることでガスを発生させない方法があったり、有毒ではない添加物を使用しているPVCもあるそうで、一概に「環境に悪い」とは言えないみたいですが素人から見たら判断が付けにくいので、避けるのがベターと考えます。
1.燃やす前述のとおり塩ビを燃やすと猛毒のダイオキシンが発生する。※この問題は解決済み。現在のゴミ焼却場はダイオキシン対策されほとんど発生していない。
2.添加物(可塑剤)塩ビを柔らかくするために添加される可塑剤の中で、フタル酸エステル(DEHP)という化合物が使われている。その中に食品衛生法により使用が禁じられているものがある。
この2つが塩ビが有害とされる理由ですが、①のダイオキシンについては焼却炉の進化によって解決しているので、②の可塑剤がカギを握っているようです。
https://www.sanwasp.com/blog_220518/
NewYorkTimesの記事で2024年のベストヨガマットという記事がありました。Amazonなので商品を検索すると何千という商品が並び、ひとつひとつレビューを読んでもなかなか判断できないと思います。そういった際に何を基準に選ぶべきかが書いてあり、もしかしたら日本では買えないものもあるかもしれませんが参考になると思います。
・サイズ(巻いた状態と広げた状態)
・持ち運びやすさと重さ(クラスへの行き帰りに持ち運ぶため)
・粘着性(乾いた手や足と汗をかいた手や足との比較)
・厚み、ふにゃふにゃ感、サポート力(適切か、多すぎるか、少なすぎるか?)
・表面の質感と感触(肌触り、手や足の裏の感触)
・広げやすさ(そして平らに保ちやすさ)
・耐久性
・におい(においがある場合、またはにおいが消える場合)
・魅力
The Best Yoga Mats of 2024 / NYTimes
「ヨガマットの選び方」いかがでしたでしょうか。ヨガマットはデザイン以外の見た目はほとんど一緒なので、選ぶときに迷ってしまうと思います。そんな方に今回の記事が役立っていただけると幸いです!
ちなみに、山屋産業では台湾に提携工場がありヨガマットのOEM製作ができます。得意な素材はEVA素材です。1色のみ、2色(2層)、折り畳み式、PVCカバーの有無など色々なご要望にお応えします。名入れ、ロゴ入れ、ロゴのパターン(エンボス加工やプリントなど)も色々なパターンに対応ができますので、ご興味がある方がいらっしゃれば是非お問い合わせください。ご要望に合わせて、台湾港で引き取るような形で手配することも可能ですし、こちらでサポートさせていただきますのでご安心ください。
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