バレーボール男子が世界戦で銅メダルを取りました。なんと46年ぶりの表彰台だそうです!これを機にバレーボールに人気度がアップしそうです。スポーツの競技人口全体が少なくなっている現代ですが、若い世代がこのプレーを見て興味を持つといいですね。
世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグ男子大会。日本(世界ランク6位)は初のメダルを懸けた3位決定戦で、イタリア(同3位)に、セットカウント3-2(25-18、 25-23、17-25、17-25、15-9)、フルセットの末勝利。前身のワールドリーグを通して大会初となる銅メダルを獲得した。日本が世界大会(五輪、世界バレー、ワールドカップ、ネーションズリーグ)で表彰台にあがるのは、1977年のワールドカップで銀メダルを獲得して以来、46年ぶりとなった。
TBS NEWS DIG HPより「大会初の銅メダル獲得!バレー男子日本代表、イタリアをフルセットで破り世界大会46年ぶりの表彰台【ネーションズリーグ】」
「公益財団法人日本バレーボール協会」のHPを見ると、チーム加盟数、メンバー登録数は2009年~2022年にかけて上下しているものの、2022年には2009年より多くなっていることが確認できます。これは登録数を示しているだけであり競技人口には直接反映されませんが、激減しているわけではなさそうです。
弊社編立工場がある石川県かほく市に、PFUブルーキャッツという実業団のバレーボールチームがあります。リコー傘下の「株式会社PFU」の女子バレーボールチームです。
何度か私もリーグ戦を見に行ったことがありますが、V・チャレンジリーグ2015/2016シーズンで準優勝し、その後の入れ替え戦も見事勝利し、念願のV・プレミアリーグに昇格することになりました(拍手)。2023年には「第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会」で優勝しています!
バレーボールだけにとどまらず、バスケットボールやサッカーもそうですが、ローカルチームの活躍はその地域の経済効果を高める事だってできます。ブルーキャッツの運営事業会社である「PFUライフエージェンシー」は、地域密着型・収益力向上を掲げて地域振興に力を入れていくようです。かほく市が、ブルーキャッツの活躍でより有名になると嬉しいですね。
今は引退されておりますが、日本代表メンバーにも選出されていた、久光製薬スプリングス所属の古藤千鶴選手は、PFUブルーキャッツに在籍していました。今は地元PFUブルーキャッツのホームゲームで解説も務められているようです。
実業団チームとまではいかないかもしれませんが、バレーボールを経験した人を中心にして、全国各地でママさんバレーが盛んに行われています。
その数は全国で700~800チーム、総勢10,000人以上になるそうです。私の知り合いもママさんバレーをしていますが、元実業団所属の実力者ですよ。
皆さん大変練習熱心で、週に複数回練習しているようですから、仕事と家事、育児をこなしながらの活動に感服いたします。
チームに所属していればお揃いのユニホームを持っていますが、サポーターも皆さんお揃いにしてはどうでしょうか。
チーム名やゼッケン番号、名前を入れることができます。晴れ晴れしい大会などに出場する際など、チームで揃えたウェアとサポーターの格好良さは、他のチームから羨望のまなざしです。名入れ形式は画像の様に転写、また刺繍などお選びいただけます。
チームメイトとバレーボール用サポーターもお揃いにしたいと検討されている方は、是非一度ご相談下さい。最小数量などはご相談となります。お問い合わせは下記からどうぞ!
最近早起きするのが習慣となって、朝にゆっくり新聞を読む時間が持てるようになりました。一時期、新聞購読を止めていたのですが、やっぱり新聞を読むのは楽しいと感じています。
スマホの普及で日々のニュースはネット経由で確認が出来るのは確かですが、大きな紙面で活字を読むことは目に優しいと思います。それにゆったりと読めるのが最高です。
● 1-3 ◯◯◯を購入したら△△△をプレゼント!という宣伝をよくみます
● 1-4 通販で商品を買った時にプレゼントをもらったことはありませんか?
皆さん新聞を読んでいて気づいたことはありますか?通販広告の何と多いことか。バック類、健康食品(サプリメント)、化粧品など・・・。新聞を読む年代は、現代では高齢世代にシフトしています。ですので掲載商品も高齢者にターゲットを絞ったものが見られます。下記は新聞発行数に関する記事の引用ですが、ここからも読者が高齢世代に寄っていることがわかります。
しかも高齢世帯が多く、新聞通信調査会のデータによると、60代以上では8割前後が定期購読しているのに対し、30代ではおよそ3割。別の調査では、紙の新聞を読んでいる人が20代では6.3%、10代ではわずか2.5%で、逆にインターネットの利用は10代で90.1%、20代では96%に達しています。
年間200万部減少“紙の新聞”が消滅するとどうなる? – RKBオンライン
高齢の方はスマホ画面からネットショッピングを行うような方は少ないでしょうから、新聞紙面から申込みが簡単に出来るように、と通販会社も考えているのでしょう。電話連絡やハガキ使用なら簡単です。
先日、サプリメントを購入した方へのプレゼント用にサポーターを探しているという企業様から連絡を頂きました。皆さんもTVなどで健康食品やサプリメントの販売をしている番組を見たことありませんか? 「今購入すると特別価格〇〇円!」とか「〇〇をプレゼント!」といった宣伝をしています。
このプレゼントのことをノベルティと言います。企業や商品の宣伝活動の一環として配布されるもので、日常的に使いやすいアイテムが多いです。文房具(ボールペンや付箋)、日用品(タオル、マグカップ)、ファッション(Tシャツ、ハンカチ)、季節の小物(うちわやカレンダー)などが挙げられます。
ノベルティはどう選ぶべきか?目的にあわせて効果的なアイテムや選び方を紹介
ノベルティマーケティングとは、自社の名称やロゴ、サービス名などを記載したノベルティを配布し、自社の宣伝をすることをいいます。展示会や街頭、店頭など、さまざまな場所で配布が可能です。
ノベルティマーケティングとは?どういう意味?効果などもご紹介
この「〇〇をプレゼント!」という中身が、サポーターという場合があるのです。ひざに効くサプリメントだったりすれば、当然ひざに痛みや不安を抱えている消費者が対象ですから、サポーターは良くお使いになっていると思われます。そこで会社側はサポーターをプレゼントしましょう、となる訳です。
ですから、以前から健康食品用やサプリメント用のノベルティグッズにサポーターをプレゼントしたいというご相談を多く頂いているのです。
ご希望される色で最も多いのは黒色です。男女ともに違和感なく使用できる色との認識が広がっていると思われます。一昔前は女性ならがベージュ系や白系、男性が黒系という感覚が皆さんの中に多かったようですが、近年は黒指定がほとんでです。薄い色は汚れも気にならないですし、ベージュという病院通いのイメージも少なくなっています。ITリテラシーが高く、情報も自分で入手できている世代年齢が上がっていることで、ファッション性にも気を付けられていると感じます。
ノベルティで求められるひざ用サポーターは、ドラッグストアでも売られている「ニット製サポーター」であることが多いです。ドラッグストアなら500~1000円程度で販売されております。山屋産業で作成できるのはこんな感じです。
上記はブラック無地の膝サポーターです。
こちらも同じブラックのニットサポーターですが、途中にに段々をつけることでずり落ち防止効果機能を追加させたものです。
こちらは手首用ですが膝用も作れます。さきほどの商品よりは薄い薄い商品は人気があります。パッチなどを貼った際に剥がれ防止目的で、ノベルティに利用されている会社様もいらっしゃいます。
ストレッチ性があり保温力も備えた馴染みのあるタイプです。保温が目的の為固定をしたい人には不向きです。温めることで血行が良くなり、以前痛めた古傷も心配だという人にも適しています。サプリメント愛用者の年齢層は60~70代でしょうから、こうしたニット製サポーターでゆったり使用するサポーターは最適です。
このサポーター、品質抜群で適度な厚みもあり良い製品なのですが「ノベルティにしては高すぎる」と言われお断りされることもございます。山屋産業では更に安価なサポーターの製造もできますので諦めないでください!機能を削り価格重視のサポーターです。
このサポーター自体に柄をプリントすることができますし、伸縮性がすごいのでフリーサイズで展開できます。軽量コンパクトなサポーターになりますので、送料を抑えたい・梱包サイズを抑えたい人にはばっちりの大きさです。伸縮性は下記をご覧ください。タテもヨコもばっちり伸び、背景がすけるほど薄いのです。
ノベルティ用ですから予算や数量などご要望もあろうかと思いますが、探している方は是非一度ご相談下さい。下記お問い合わせフォームから、希望ロット・ターゲット価格・仕様などを教えて下されば、最適な商品をご紹介致します。お待ちしております
山屋産業のワインバックは、ネオプレンを使っているので高いところから落としてもワインが割れない上にロゴ入れもできるので、ノベルティ等にオススメです。
ノベルティ用品で他のおすすめについては上記をご覧ください。ネオプレーンを用いたワインバッグのお問い合わせがありノベルティとして製造しました。ネオプレーン素材はクッション製が強く、カラー展開が多くロゴなども自由に印刷できます大変ご好評いただきました。ご興味があればこちらもぜひお問い合わせください。
最近スポーツジムへ通い始めたのですが、高齢者の多さにびっくりしています。筆者は20代ですが、スポーツジムの利用者を見ていると、50代~70代が2/3以上占めています。おそらく筆者が通うのは総合スポーツセンター(スタジオやプールや温泉まですべて揃うジム)なので、この差が顕著なのでしょうが、それでも驚きの多さです。高齢者の健康意識が高くなっているのだ、と実感します。利用者同士が仲良くなり、「今日もがんばってたね~」という会話を聞くと、ジム以上のコミュニティとなっている点も継続の糧となっているのだろうと思います。
「人生100年時代」とは
厚生労働省によると、令和元年(2019年)の日本人の平均寿命は男性81.41年、女性87.45年となっています。一方、健康上の問題に制限されることなく日常生活をおくれる期間を示す「健康寿命」は、令和元年(2019年)では、男性72.68歳、女性75.38歳でした1)。
また、内閣府の令和元年(2019年)高齢社会白書の平均寿命の将来推計では、昭和55(1980)年の平均寿命は、男性73.35年、女性78.76年と約40年の間に8年延伸しています。今後も、男女とも平均寿命は延び、令和47(2065)年には、男性84.95年、女性91.35年となり、女性は90年を超えると見込まれています。この先100歳まで生きられる時代、つまり人生100年時代が当たり前になると考えられます2)。
健康長寿ネットHPより引用
テクノロジーの進化により日本人の寿命はどんどん長くなっています。これが良い事なのか分かりませんが、当然健康でいたい。と思う人が増えるのは自然です。それは情報化社会になり、健康に関する情報(食生活、生活習慣、運動方法)を入手しやすい事、それを実践する人が増え、皆右に倣えで実践していくことが関係していると私は思います。
話がぶれましたが、定期的に運動を続ける方にお勧めしたいのが、「筋膜リリースボール」「マッサージボール」と呼ばれるこのボールです。運動前に使用すると効果をより感じられるものです。
筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを「筋膜リリース」と言います。筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。
ミューラージャパンHPより引用
筋膜リリースボールは運動前に使用して運動時のコンディションを整える物です。年々健康意識の高まる日本でも需要があるでしょう。また良くテニスボールでコリをほぐす人もいますが、気持ち良ければ運動後に使用してもいいかもしれません。(パッケージ記載の使用方法にお従い下さい)山屋産業で作れる筋膜リリースボールは、硬さやカラーもご自由にお選び頂けます。部位や痛みに合わせて、硬さと色の違う2種類のボールをセットにすれば、使い勝手もいいですね。
マッサージボール・筋膜リリースボールのOEMを検討している方は是非お問い合わせください。
ロット:1種類 1000pcs~ 単価:お問い合わせください。
※色やボールの硬さも調整頂けます。
※持ち運び用ポーチも作成可能。別途お問い合わせください。
近年の夏は毎年最高気温を更新し、暑い夏が続いておりますね。今は梅雨ですが、明けたころから一気に気温が高くなる事を考えると少々ぐったりしてしまいます。
暑いの大好き!という人も中にはいらっしゃるでしょう。そんな人にとっては暑い夏は最高かもしれませんが、多くの人はできるならほどほどの暑さにしてよ、という気分ではないでしょうか?
昔なら熱中症という言葉も余り聞かなかったと思うのですが、近年では日常茶飯事です。夏になると必ず熱中症で倒れた人のニュースも上がってきます。年々暑くなっているので、熱中症の発生率も残念ながら右肩上がりです。
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
「熱中症について」:みんなの医療ガイド | 公益社団法人全日本病院協会
熱中症は外で発症するイメージもありますが、実は室内で発症するケースも多いのです。全日本病院協会HPには「救急要請時の発生場所では、住宅等居住施設が全体の37%を占め最も多く、次いで道路・交通施設が25%を占めています。」と記載があり、室内でも気を付ける必要があると分かります。
特に今は電気代の高騰により多くの人が電気代の節約をすると見込めます。そうなると、夏に節約でクーラーを使わなかったり、温度調節を誤ると室内熱中症になる可能性はもっと多くなると考えられます。こまめに水分補給をし、服装も通気性の良いもの、軽い物を着用し、体を冷やすことが大切です。
ところで、暑くなると腰痛になる人が増加することはご存じでしょうか。腰痛と言えば冬を想像しますが、実は夏も意外と要注意な季節なのです。原因は①夏バテ②冷たい物の大量摂取 です。
普段の生活リズムが乱れやすくなるので、体調の維持が難しくなります。すると、体調をコントロールしている自律神経の働きも乱れてきて、体調に変調をきたします。こうして夏バテが起こるのです。
夏バテと肩こり・腰痛|肩こりと腰痛への専門医からのアドバイス|エーザイ株式会社
冷たい物をとり過ぎると、腎臓が冷える→腎臓が硬くなる→腰が痛くなるという流れになるので、暑くなるとぎっくり腰や腰痛が増えてくるのです。
夏になると増える腰痛・ぎっくり腰について | 整体あふり
このように夏バテや冷たい物の大量摂取が原因で、血行悪化・筋肉硬直・臓器を冷やすことにつながり腰痛や肩こりを引き起こしている様です。
身体が冷えてしまうと筋肉や血管などの器官が収縮してしまい、血流が悪くなると酸素や栄養が腰まで届きにくくなって、疲労物質が腰に溜まりやすくなってしまうんですね。
暑い夏に腰痛が発生しやすいのは、腰痛をお持ちのかたには悪いニュースだと思います。しかし、どんなに暑くても、腰痛に苦しんでいる方は苦痛に耐えながらコルセット等を巻きながら仕事をされています。
腰痛のお持ちの方に必要なのは通気性のある素材を使い、少しでも涼しく過ごせる工夫が必要です。暑さ対策に必要な通気性は、いろいろな要素を組み合わせて改善できますのでその方法をご紹介していきます。
通気性のある素材は、メッシュ素材が多く用いられます。メッシュ生地にも様々あり、ダブルラッセルやネット生地など厚みや見た目の異なるものが色々あります。画像は、右からテグス素材、ダブルラッセル、2wayネットです。薄くて、網目のメッシュ素材はいかにも涼しそうで、夏にぴったりです。
テグス生地とは、生地間にナイロン糸を織り込んだ、平ゴムのように伸びる生地です。「テグス」という名前は、実は釣り糸からきています。wikipediaでは、「現在でもテグスは釣り糸のことを指して使われることがある。転じて、染織の分野ではナイロンラインのことをテグスともいう。」と記載されています。よく見てみると確かに釣り糸のようなものが使用されています。生地にテグスが加わることで、通気性がさらによくなったゴムバンドができあがります。細幅生地になりますが幅は200mm程度まで広げることができます。
ラッセル編みとは、粗めのゲージで編むラッセル編み機と呼ばれる機械を使って作られるニット生地です。ラッセル編み機は、同じ経編の代表でもあるトリコット編み機よりも、筬(おさ)の枚数が多いので、編み方のバリエーションが多く、薄手のレース生地から厚地の生地を作ることや、模様なども表現もすることができます。
https://blog.tunageru.com/all-about-textile/what-is-raschel/
ダブルラッセルはダブルラッセル編み機で作られた生地で、厚みがあります。この厚みはクッション性にも優れており、リュックの背面にあたる部分に使用されたりします。弊社でも、例えば膝サポーターの膝裏部分にこの生地を使用します。
ネット素材は、非常に薄く、通気性の高い素材です。ライトサポートの腰ベルトや、薄型の製品に使用され、通気性が欲しいだけでなく見た目の涼しさも重視する場合にはおすすめの素材です。
しかしながら、腰ベルトは全体に薄い生地を使うと、パワーがなくなりへたってしまう点が弱点です。そんな時はメッシュ生地は部分的に使用したり、コイルボーンやステーを入れていきます。こういった所はプロの目で、商品機能が維持されるか、縫製できるか、製品化されたときの見た目まで考えて生地を選定します。
腰ベルトに適した生地でも、通気性がなければ蒸れてしまいます。そんな時は生地にパンチをあける事で通気性を持たせることが可能です。上記はネオプレーンにパンチをあけた生地です。
上の写真は薄い生地を全面に採用した腰痛ベルトです。生地の薄さと腰をサポートする強さを両立させる難問を解決した製品です。生地が薄くなるとパワー感が損なわれるところですが、十分な生地のハリと強さを兼ねた素材を追求し、腰痛ベルトにふさわしい素材であります。
これにパンチをあけることで涼しい腰ベルトに変身します!パワーがあるのに薄くて、かさばりにくく、通気性もある理想の夏用腰ベルトです。また、他の腰ベルトと違い細幅であることから、動きやすいところも特徴です。
かさばったり、暑いイメージのあるサポーターや腰ベルトでも工夫をすれば、夏でも快適に過ごすことができますね!
重たい物を運ぶ仕事に従事している方、日中はデスクワーク中心だという方、介護関連の仕事に従事している方など、腰痛でお困りの方々の夏に快適にサポートしたい方はぜひご相談ください!
高齢者の転倒は、場合によって寝たきりになるきっかけになってしまう大きな問題です。家族に高齢者のいる世帯では、いつも心配ではないでしょうか。わが家にも高齢の両親がいますので、色々と注意をしています。
一番心がけていることは、床(足元)に何でも置いておかないように、整理整頓をするようにしています。小さい子供がいますので、おもちゃを広げっぱなしにすることがありますが、両親が移動する動線には常に何も置かないように注意しています。
子供も遊びたい盛りです。でもルールとして遊んだものは、その時々で片づけるように教えています。新聞・雑誌なども読み終わったらテーブルの上に置き、床に置かないようにしています。
床に敷物をしない
以前こんなことがありました。子供が遊ぶ場所に敷物・カーペットをしていた時のことです。床に直接腰を下ろすと寒いだろうとの思いから、ちょっとした敷物をフローリングの一部に敷いていたのですが、孫と遊んでいたじいちゃんがその敷物の上で足を滑らせ転んだのです。
まさか転ぶなんてことになるとは思いもしないし、気を付けていたつもりだったのですが、子供の遊び場に来て孫の面倒を見たばっかりに転んでしまったようです。敷物の裏には滑り止めは施されていませんでした。敷物自体が動いたことが原因だったのです。絨毯のように四隅が固定されていて、かつ動かないなら問題はなかったのですね。
それ以後、この敷物は使っていません。その代わり、コルクマットを敷きつめることで寒さ対策をしました。コルクマットは連結されており、その上にソファを置いたことでずれることがありません。コルセットの裏も滑りにくいウレタン素材になっております。これなら滑って転ぶこともないでしょう。ただし、敷く範囲はコルクマットの端に両親の動線が掛からない位置に置くことが肝要です。
押さないように
小さい子供ですから、楽しくなって興奮してくると、少々乱暴な一面が出てきます。そこで子供には立っているじいちゃんにはぶつかることがないようにと言い聞かせています。
足腰が弱っている高齢者は、私たちが考えているより簡単に転ぶかもしれません。子供はふざけて遊んでいるつもりでも、思わぬ力で押すことがあるかもしれないと思い、じいちゃんを引っ張ったり、押したりしてはいけないと伝えています。なるべく歩行中には近づかないようにさせています。
子供に繰り返し伝えることで、十分に理解してくれたようです。今までに一度も事故は起きていません。
転倒の怖さ
高齢者が寝たきりになるきっかけの上位に、この転倒があります。病気が原因で寝たきりになる方も当然いらっしゃいますが、思わぬ転倒・骨折・入院などが原因で寝たきりになってしまうケースが圧倒的に多いのです。これは決して室内に限ったことではなく、玄関先や庭といったケースも注意しなければなりません。
実は私の親が自宅の駐車場の段差で転んで、ひざを骨折したのです。3年ほど前の話です。話を聞いてびっくりしましたが、駐車場と庭にあるわずかな段差が原因でした。
それはさておき、転倒する原因は色々あります。
段差につまずく
昔の家は特にそうですが、至るところに段差があります。部屋、廊下、トイレ、玄関など日常生活のすべてにおいて、この段差があるのです。このわずか数センチの段差に足が引っかかり、転んでしまう方が多いのです。高齢者がいる家庭では、リフォームなどを行って、段差を解消するといった対策も一考です。バリアフリー対策のリフォームには、市町村から補助金が出ていることがありますので、役所に問合せしてみましょう。
滑る
室内では靴下を履いている方も多いようです。高齢になると冷えを訴える方が多く、どうしても靴下を履いた生活になります。ところが靴下で廊下を歩くと滑って転ぶということが起こります。特に近年は床がフローリングになっている世帯が多いです。例えば子供世帯の家にでも親が遊びに行けば、なれないフローリングの床に足を滑らせるなんてこともあるかもしれません。慣れない場所では特に注意が必要です。
我が家の自宅を例にすれば、床は無垢材の方が滑りにくく、床自体に暖かみがあるように感じます。将来を見越して床材の選択にも気を配っては如何でしょうか。設計士さんや工務店の方、住宅メーカーの人に相談すると良いかと思います。
スリッパが原因
スリッパを室内で履く方も多いのですが、スリッパは靴と違い足先に引っ掛けているだけですから、簡単に抜けてしまうものです。スリッパが予期せず脱げるといった時などに、つまずいて転んでしまうことになります。スリッパを履かざるを得ない場合は、脱げにくいのか、滑りにくいのかを考慮する必要があります。つい安いもので済ましがちですが、スリッパにまつわる転倒が最も心配ですから、良く吟味したいところです。
最近は靴タイプになったスリッパの類も販売されています。高齢者に相応しいものを選びたいところですが、脱いだり履いたりしやすいものでなければ、結果的に使用しなくなることがあります。若夫婦の考えで選択せず、高齢者の意見を十分聞くことが大切ですね。
足が上がっていない
自分の思っているほど足が上がっていないために、段差などに足を取られることがあります。高齢になると脚の筋力も劣っています。自分では乗り越えるために脚を持ち上げたつもりでも、実は脚が上がっていないことで、つま先が引っかかるのです。足先は高齢になるほど、つま先下がりになっており、つま先が段差にあたるようです。
足を鍛える簡単な方法があります。
足先に輪っかを通して足の上げ下げをする単純な運動です。
①まずは両足先にエクササイズバンドを通します
②片方の足先を床につけ、もう片方の足先を持ち上げる
これを自宅の椅子に座った状態で行えば良いのです。15~20回程度を1日3~5セットやってみましょう。外出できない日も軽い運動ができ、足の筋肉を鍛えることができます。高齢者の方が行う運動として安全です。
寒さで足が動いていない
冬の寒い季節は脚が冷えていないでしょうか。冷えから脚の感覚が鈍くなることが考えられます。冷たい床ですと、末端から冷えてきますので足先が冷たいのではないでしょうか。そんな時に立ち上がると、足が床を上手くとらえられず、転んでしまうこともあります。
転倒は必ずしも室内だけではないですが、ちょっとした油断が大きなケガにつながることは理解したおくほうが良いでしょう。
高齢者の方が万一転んでも、ひざを強打しないように、ひざパット付サポーターをお奨めします。
ニット製保温用シームレスサポーターにパットが装着されていますので、まず第一に保温力があります。
ひざにパットが付いていますので、床にひざをつくような場面でも痛さがありません。高齢者は床に座ることはあまりないかもしれませんが、床でひざをつき立ち上がる際など、痛みを軽減することができます。