近年の夏は毎年最高気温を更新し、暑い夏が続いておりますね。今は梅雨ですが、明けたころから一気に気温が高くなる事を考えると少々ぐったりしてしまいます。
暑いの大好き!という人も中にはいらっしゃるでしょう。そんな人にとっては暑い夏は最高かもしれませんが、多くの人はできるならほどほどの暑さにしてよ、という気分ではないでしょうか?
昔なら熱中症という言葉も余り聞かなかったと思うのですが、近年では日常茶飯事です。夏になると必ず熱中症で倒れた人のニュースも上がってきます。年々暑くなっているので、熱中症の発生率も残念ながら右肩上がりです。
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
「熱中症について」:みんなの医療ガイド | 公益社団法人全日本病院協会
熱中症は外で発症するイメージもありますが、実は室内で発症するケースも多いのです。全日本病院協会HPには「救急要請時の発生場所では、住宅等居住施設が全体の37%を占め最も多く、次いで道路・交通施設が25%を占めています。」と記載があり、室内でも気を付ける必要があると分かります。
特に今は電気代の高騰により多くの人が電気代の節約をすると見込めます。そうなると、夏に節約でクーラーを使わなかったり、温度調節を誤ると室内熱中症になる可能性はもっと多くなると考えられます。こまめに水分補給をし、服装も通気性の良いもの、軽い物を着用し、体を冷やすことが大切です。
ところで、暑くなると腰痛になる人が増加することはご存じでしょうか。腰痛と言えば冬を想像しますが、実は夏も意外と要注意な季節なのです。原因は①夏バテ②冷たい物の大量摂取 です。
普段の生活リズムが乱れやすくなるので、体調の維持が難しくなります。すると、体調をコントロールしている自律神経の働きも乱れてきて、体調に変調をきたします。こうして夏バテが起こるのです。
夏バテと肩こり・腰痛|肩こりと腰痛への専門医からのアドバイス|エーザイ株式会社
冷たい物をとり過ぎると、腎臓が冷える→腎臓が硬くなる→腰が痛くなるという流れになるので、暑くなるとぎっくり腰や腰痛が増えてくるのです。
夏になると増える腰痛・ぎっくり腰について | 整体あふり
このように夏バテや冷たい物の大量摂取が原因で、血行悪化・筋肉硬直・臓器を冷やすことにつながり腰痛や肩こりを引き起こしている様です。
身体が冷えてしまうと筋肉や血管などの器官が収縮してしまい、血流が悪くなると酸素や栄養が腰まで届きにくくなって、疲労物質が腰に溜まりやすくなってしまうんですね。
暑い夏に腰痛が発生しやすいのは、腰痛をお持ちのかたには悪いニュースだと思います。しかし、どんなに暑くても、腰痛に苦しんでいる方は苦痛に耐えながらコルセット等を巻きながら仕事をされています。
腰痛のお持ちの方に必要なのは通気性のある素材を使い、少しでも涼しく過ごせる工夫が必要です。暑さ対策に必要な通気性は、いろいろな要素を組み合わせて改善できますのでその方法をご紹介していきます。
通気性のある素材は、メッシュ素材が多く用いられます。メッシュ生地にも様々あり、ダブルラッセルやネット生地など厚みや見た目の異なるものが色々あります。画像は、右からテグス素材、ダブルラッセル、2wayネットです。薄くて、網目のメッシュ素材はいかにも涼しそうで、夏にぴったりです。
テグス生地とは、生地間にナイロン糸を織り込んだ、平ゴムのように伸びる生地です。「テグス」という名前は、実は釣り糸からきています。wikipediaでは、「現在でもテグスは釣り糸のことを指して使われることがある。転じて、染織の分野ではナイロンラインのことをテグスともいう。」と記載されています。よく見てみると確かに釣り糸のようなものが使用されています。生地にテグスが加わることで、通気性がさらによくなったゴムバンドができあがります。細幅生地になりますが幅は200mm程度まで広げることができます。
ラッセル編みとは、粗めのゲージで編むラッセル編み機と呼ばれる機械を使って作られるニット生地です。ラッセル編み機は、同じ経編の代表でもあるトリコット編み機よりも、筬(おさ)の枚数が多いので、編み方のバリエーションが多く、薄手のレース生地から厚地の生地を作ることや、模様なども表現もすることができます。
https://blog.tunageru.com/all-about-textile/what-is-raschel/
ダブルラッセルはダブルラッセル編み機で作られた生地で、厚みがあります。この厚みはクッション性にも優れており、リュックの背面にあたる部分に使用されたりします。弊社でも、例えば膝サポーターの膝裏部分にこの生地を使用します。
ネット素材は、非常に薄く、通気性の高い素材です。ライトサポートの腰ベルトや、薄型の製品に使用され、通気性が欲しいだけでなく見た目の涼しさも重視する場合にはおすすめの素材です。
しかしながら、腰ベルトは全体に薄い生地を使うと、パワーがなくなりへたってしまう点が弱点です。そんな時はメッシュ生地は部分的に使用したり、コイルボーンやステーを入れていきます。こういった所はプロの目で、商品機能が維持されるか、縫製できるか、製品化されたときの見た目まで考えて生地を選定します。
腰ベルトに適した生地でも、通気性がなければ蒸れてしまいます。そんな時は生地にパンチをあける事で通気性を持たせることが可能です。上記はネオプレーンにパンチをあけた生地です。
上の写真は薄い生地を全面に採用した腰痛ベルトです。生地の薄さと腰をサポートする強さを両立させる難問を解決した製品です。生地が薄くなるとパワー感が損なわれるところですが、十分な生地のハリと強さを兼ねた素材を追求し、腰痛ベルトにふさわしい素材であります。
これにパンチをあけることで涼しい腰ベルトに変身します!パワーがあるのに薄くて、かさばりにくく、通気性もある理想の夏用腰ベルトです。また、他の腰ベルトと違い細幅であることから、動きやすいところも特徴です。
かさばったり、暑いイメージのあるサポーターや腰ベルトでも工夫をすれば、夏でも快適に過ごすことができますね!
重たい物を運ぶ仕事に従事している方、日中はデスクワーク中心だという方、介護関連の仕事に従事している方など、腰痛でお困りの方々の夏に快適にサポートしたい方はぜひご相談ください!
高齢者の転倒は、場合によって寝たきりになるきっかけになってしまう大きな問題です。家族に高齢者のいる世帯では、いつも心配ではないでしょうか。わが家にも高齢の両親がいますので、色々と注意をしています。
一番心がけていることは、床(足元)に何でも置いておかないように、整理整頓をするようにしています。小さい子供がいますので、おもちゃを広げっぱなしにすることがありますが、両親が移動する動線には常に何も置かないように注意しています。
子供も遊びたい盛りです。でもルールとして遊んだものは、その時々で片づけるように教えています。新聞・雑誌なども読み終わったらテーブルの上に置き、床に置かないようにしています。
床に敷物をしない
以前こんなことがありました。子供が遊ぶ場所に敷物・カーペットをしていた時のことです。床に直接腰を下ろすと寒いだろうとの思いから、ちょっとした敷物をフローリングの一部に敷いていたのですが、孫と遊んでいたじいちゃんがその敷物の上で足を滑らせ転んだのです。
まさか転ぶなんてことになるとは思いもしないし、気を付けていたつもりだったのですが、子供の遊び場に来て孫の面倒を見たばっかりに転んでしまったようです。敷物の裏には滑り止めは施されていませんでした。敷物自体が動いたことが原因だったのです。絨毯のように四隅が固定されていて、かつ動かないなら問題はなかったのですね。
それ以後、この敷物は使っていません。その代わり、コルクマットを敷きつめることで寒さ対策をしました。コルクマットは連結されており、その上にソファを置いたことでずれることがありません。コルセットの裏も滑りにくいウレタン素材になっております。これなら滑って転ぶこともないでしょう。ただし、敷く範囲はコルクマットの端に両親の動線が掛からない位置に置くことが肝要です。
押さないように
小さい子供ですから、楽しくなって興奮してくると、少々乱暴な一面が出てきます。そこで子供には立っているじいちゃんにはぶつかることがないようにと言い聞かせています。
足腰が弱っている高齢者は、私たちが考えているより簡単に転ぶかもしれません。子供はふざけて遊んでいるつもりでも、思わぬ力で押すことがあるかもしれないと思い、じいちゃんを引っ張ったり、押したりしてはいけないと伝えています。なるべく歩行中には近づかないようにさせています。
子供に繰り返し伝えることで、十分に理解してくれたようです。今までに一度も事故は起きていません。
転倒の怖さ
高齢者が寝たきりになるきっかけの上位に、この転倒があります。病気が原因で寝たきりになる方も当然いらっしゃいますが、思わぬ転倒・骨折・入院などが原因で寝たきりになってしまうケースが圧倒的に多いのです。これは決して室内に限ったことではなく、玄関先や庭といったケースも注意しなければなりません。
実は私の親が自宅の駐車場の段差で転んで、ひざを骨折したのです。3年ほど前の話です。話を聞いてびっくりしましたが、駐車場と庭にあるわずかな段差が原因でした。
それはさておき、転倒する原因は色々あります。
段差につまずく
昔の家は特にそうですが、至るところに段差があります。部屋、廊下、トイレ、玄関など日常生活のすべてにおいて、この段差があるのです。このわずか数センチの段差に足が引っかかり、転んでしまう方が多いのです。高齢者がいる家庭では、リフォームなどを行って、段差を解消するといった対策も一考です。バリアフリー対策のリフォームには、市町村から補助金が出ていることがありますので、役所に問合せしてみましょう。
滑る
室内では靴下を履いている方も多いようです。高齢になると冷えを訴える方が多く、どうしても靴下を履いた生活になります。ところが靴下で廊下を歩くと滑って転ぶということが起こります。特に近年は床がフローリングになっている世帯が多いです。例えば子供世帯の家にでも親が遊びに行けば、なれないフローリングの床に足を滑らせるなんてこともあるかもしれません。慣れない場所では特に注意が必要です。
我が家の自宅を例にすれば、床は無垢材の方が滑りにくく、床自体に暖かみがあるように感じます。将来を見越して床材の選択にも気を配っては如何でしょうか。設計士さんや工務店の方、住宅メーカーの人に相談すると良いかと思います。
スリッパが原因
スリッパを室内で履く方も多いのですが、スリッパは靴と違い足先に引っ掛けているだけですから、簡単に抜けてしまうものです。スリッパが予期せず脱げるといった時などに、つまずいて転んでしまうことになります。スリッパを履かざるを得ない場合は、脱げにくいのか、滑りにくいのかを考慮する必要があります。つい安いもので済ましがちですが、スリッパにまつわる転倒が最も心配ですから、良く吟味したいところです。
最近は靴タイプになったスリッパの類も販売されています。高齢者に相応しいものを選びたいところですが、脱いだり履いたりしやすいものでなければ、結果的に使用しなくなることがあります。若夫婦の考えで選択せず、高齢者の意見を十分聞くことが大切ですね。
足が上がっていない
自分の思っているほど足が上がっていないために、段差などに足を取られることがあります。高齢になると脚の筋力も劣っています。自分では乗り越えるために脚を持ち上げたつもりでも、実は脚が上がっていないことで、つま先が引っかかるのです。足先は高齢になるほど、つま先下がりになっており、つま先が段差にあたるようです。
足を鍛える簡単な方法があります。
足先に輪っかを通して足の上げ下げをする単純な運動です。
①まずは両足先にエクササイズバンドを通します
②片方の足先を床につけ、もう片方の足先を持ち上げる
これを自宅の椅子に座った状態で行えば良いのです。15~20回程度を1日3~5セットやってみましょう。外出できない日も軽い運動ができ、足の筋肉を鍛えることができます。高齢者の方が行う運動として安全です。
寒さで足が動いていない
冬の寒い季節は脚が冷えていないでしょうか。冷えから脚の感覚が鈍くなることが考えられます。冷たい床ですと、末端から冷えてきますので足先が冷たいのではないでしょうか。そんな時に立ち上がると、足が床を上手くとらえられず、転んでしまうこともあります。
転倒は必ずしも室内だけではないですが、ちょっとした油断が大きなケガにつながることは理解したおくほうが良いでしょう。
高齢者の方が万一転んでも、ひざを強打しないように、ひざパット付サポーターをお奨めします。
ニット製保温用シームレスサポーターにパットが装着されていますので、まず第一に保温力があります。
ひざにパットが付いていますので、床にひざをつくような場面でも痛さがありません。高齢者は床に座ることはあまりないかもしれませんが、床でひざをつき立ち上がる際など、痛みを軽減することができます。
皆さんアームカバーをお使いでしょうか。女性は日焼けを避けるために、この季節なら車の中や外出時に使用しているかもしれませんね。紫外線対策にアームカバーは欠かせないマストアイテムです。
豊富な種類
アームカバーまたはアームウォーマーとも呼ぶのかもしれませんが、皆さんはどういったものを利用していますか。複数持っていますよ! という人は、それぞれの生活シーンに合わせて使っているのでしょうか。
レース調
ちょっと透け感があるような女性らしい、可愛らしいものがあります。日焼け予防のために車の中で着用している女性を見かけます。色は白系が多いでしょうか。お近くの衣料品専門店や、場合によってはドラッグストアの入り口付近に売られているのを見かけます。
形も様々です。例えば手の甲まで覆うような格好になっているのか。または親指を生地に通せるような工夫がなされているか。単純に手首から覆うものなのか。その長さも、長いものもあれば短いタイプもあります。
ニット製
薄いニット製の生地で作ったものもありますね。ボーダー柄が入っていたり、色がカラフルだったりと、デザイン的にもおしゃれに仕上がっています。ネット通販などを検索すると、色々を掲載されていますので、ご自分の好みのものを購入することができます。
おしゃれな形のものがあります。例えば指先側や袖側がフリルっぽくなっているものがありますが、やわらかい雰囲気があってステキですよね。ニット製は肌触りも良いかもしれません。細身の形状で少しフィット感があるものや、生地が厚めでモコモコ感のあるものも売っています。
水着生地製
水着生地のような薄い生地を使用したものがあります。色も様々ですが、デザインとしてはスポーティーな雰囲気が感じられます。
デザインですが、細身でフィット感があるタイプが中心になります。親指を穴に通して使用するものや、手首からカバーするタイプもあります。二の腕までを覆うロングタイプもありますので、自分のスタイルに合わせて選べます。生地は薄くて化繊(ポリエステルかナイロン)で出来ており伸縮性もあります。夏場に着用しても熱がこもるような暑さを感じることはありません。
どんな目的でどのタイプが使用されているか
日焼け予防
アームカバーはまず第一に日焼け予防を目的に使用されることが多いのではないでしょうか。車に乗っている時に腕の日焼けを避けたいという女性は多いかと思います。この場合はドラッグストアや衣料品専門店で購入可能な、比較的安価なレース調タイプが良いと思います。
使用頻度が高く、着脱を頻繁に行うことと思いますので、ゆったりサイズが多いのではないでしょうか。色は暑い時期をさわやかに感じさせる白系が人気です。
車から降りて会社までの間、または買い物の際も付けたままの方も多いでしょう。人に見られることもありますから、おしゃれなものを選びたいですね。
日焼け予防・スタイル・パフォーマンス向上
日焼け予防と言っても、車・買い物・通勤の時ではなく、日差しが強い外でスポーツをする際の日焼け予防が目的となると、そのスタイルは全く変わります。
水着生地製のアームカバーは腕にフィットしますので、運動の妨げになりません。スポーツをする時はスタイルもきっちり決めたいですよね。そういう時に最適です。
このタイプのアームカバーにはコンプレッション機能のあるタイプも出ています。これは運動時のパフォーマンス向上を目指したものです。生地にUVカット効果を持たせる加工をすることも出来ます。
保温をしたい
暑い季節があれば寒い季節も当然あって、温かさを求めてアームカバーをすることがあります。
マラソンや駅伝を見たことがありませんか。寒い時期に行われる箱根駅伝などでは、選手がアームカバーをしている光景を目にします。
身体が温まるまでには時間を要しますので、スタート時ははめています。しかし選手によっては暑くなってくると外す人もいます。
このように、着脱が容易にできますので、寒い時だけ装着して保温するという使い方が可能です。
水着生地でできたアームカバーをすることもありますし、ニット製のアームカバーをすることもあり、それぞれ各人の好みによって使い分けされると良いでしょう。
スポーツ時ですから、フィット感があるタイプをお奨めします。
タトゥー隠し
腕にあるタトゥーを隠す目的でアームカバーを使用することもできます。暑い季節になると半袖を着るようになります。そうすると腕にあるタトゥーが見えてしまう場合があります。
時と場合によっては隠したいということがあるかと思います。例えばプールに行きたいのだけれど、入園を断られるケースもあります。そんな場合に半袖スタイルにアームカバーをつけることで、タトゥーを隠すことができます。
このような時は水着生地でできたアームカバーが最適です。フィット感があるので泳ぎに影響を与えないですし、濡れても乾きやすい生地ですから管理も楽です。
皆さんはサポーターを使用したことがあるでしょうか。ひと口にサポーターと言っても、保温を目的にしたもの、または固定を目的にしたもの等、様々ありますが、皆さんはそれぞれ症状に合わせてサポーターを買い求めていることと思います。
今回は何を買ったら良いのかわからない、という方に向けた紹介をしたいと思います。
サポーターの変遷
そもそも初期のサポーターとはどういったものだ
ったのでしょうか。
織ゴムの活用
初期のサポーターに使われていた素材はゴム入りの織物だったようです。8cm~10cmほどの幅のものだったのでしょうか、この織ゴムを裁断して縫製によってつなぎ合わせていたものでした。今でもこうした手法によって作られたサポーターを見かけることがあります。
このサポーターの難点はおそらくフィット感が今一つ良くなかった点があったのではないでしょうか。その後この課題を解決するサポーターが現れます。
丸編みのサポーター
もっとフィット感があるサポーターはできないだろうか、ということから登場したのが、丸編み機を活用したニット製サポーターです。織り物から編み物へと変化したのです。この編みの特徴はフィット感に優れていること、しなやかで柔らかい肌触りであること、など今までの織ゴムタイプのサポーターを凌駕するものとなりました。
現在もこのニット製保温用シームレスサポーターはサポーターを代表する商品のひとつです。お近くのドラッグストア、または接骨院などで購入することが可能です。値段も大変手頃であり取扱部位も多いことから、永年親しまれているロングセラー商品です。
カット&ソーのサポーター
そして現在は、いわゆるカット&ソーと言われる生産方法によって、色々なサポーターが登場しています。スポーツをする人が装着しているサポーターなどは、クロロプレンゴムを使用し、面ファスナーなどで自分の好みに締め付け具合が調節できるなど、多くの方がフィット感を得やすい工夫がなされています。また強く締め付けることで固定力もアップし、運動に適していると言えます。
それ以外にも、水着生地のような薄手の生地を用いて、アンダーシャツやタイツなど着圧(コンプレッション)によって、パフォーマンスの向上を目指した製品も数多く見ることが出来ます。具体的にはイチロー選手も愛用していると言うCW-Xが有名でしょうか。
こうして見てくると、随分サポーターも変化していることがわかります。
では具体的にどのような場面で、どんなサポーターを使用すれば良いのでしょうか。簡単ではありますが、お話したいと思います。
保温用シームレスサポーターについて
まずは、もっとも廉価であり身近なニット製の保温用サポーターについてお話します。ドラッグストアや接骨院、もしくは整形外科で購入することができます。
このサポーターは先にも説明しましたが、やわらかくて、フィット感もあり、誰でも簡単に使用できる手軽さがあります。一般的には筒状になっており、すっぽり装着して使用するもので、上下の区別さえ間違えることがなければ大丈夫です。
素材はパッケージに表記されていますが、天然繊維を使用したものや、化学繊維を使用したものなど、それぞれのメーカーによって種類が豊富です。ご自分は肌が弱い方だと思われる方は、天然素材を使っているサポーターを選ばれると良いでしょう。ウール・シルク・綿など、素材にこだわった製品も売っています。
化学繊維を使用したものは比較的安く買うことができるかもしれません。近年は化学繊維の中にも高機能をうたうものもあり、こうした糸を使用したサポーターも高いですが、一定の支持を得ています。
この保温用サポーターにはゴム、もしくはポリウレタンが一緒に編み込まれており、これによって伸縮性が備わっています。ゴムにはゴムの良さが、ポリウレタンにはポリウレタンの良さがあって、各社各商品で使い分けがされています。
保温用サポーターは「シームレスサポーター」とも呼ばれますが、それは丸編みの機械で通常に編むことで、脇の部分に縫製目が現れないことから来ています。
「シーム」とは縫い目のことで、「レス」とはないを意味しますので、シームレスサポーターと呼んでいます。ただし、上下の口部分には一般的に縫製がされています。
どんな状況で使用されるのでしょうか
このサポーターは手軽ですから、日常的な生活シーンの中で使用されることが多いと思われます。一般的なサポーターは保温用を目的としており、決して固定を前提としているものではありません。
保温すると何故良いのか
保温すると何故良いのでしょうか。一般的には、患部を温めると血行が良くなり、新陳代謝が活発になります。それによって痛みが和らぐと考えられています。
どういった症状に良いのか
ですから、秋から冬の寒い時期になると古傷が痛んでつらい、などと言う方は積極的に保温用サポーターを活用することをお奨めします。また女性に目立ちますが、冷え症で困っている話をよく聞きます。暑い季節になると冷房が使用されますが、男性が多い職場などでは、温度設定が低めになりがちです。そうした場合の寒さ対策として保温用サポーターは効果的です。
保温用サポーターの使用にあたっての注意点
手軽に日常使いの出来る保温用サポーターですが、いくつかの注意が必要です。
ひとつは、保温用サポーターは一般的にゴム入りですので、その強さによって圧迫度合に違いがあります。締め付け感が強いこともありますので、時折サポーターを外しましょう。ゴムの痕にかゆみが発症したり、湿気がこもったりします。様子を見ながら着脱するように心がけましょう。
ふたつ目は使用方法を守ることです。寝ている間も装着できるサポーターも販売されていますが、注意書きをよく読んで、その使用方法に従うことが大切です。本来そうした用途ではないサポーターを寝ている間も着用するようなことはお奨めしません。必ずそのサポーターの使用方法を守りましょう。
固定用サポーターについて
スポーツをする人が着用している姿を目にしますが、固定用サポーターは綿ファスナーなどで自分の好みの締め付け具合で使用できる点が保温用サポーターと大きく違います。
固定用サポーターはスポーツショップや接骨院、整形外科などでも購入ができるようです。保温用サポーターと比較すると価格は高めのため、購入目的を明確にしなければ、折角のサポーターも無駄になってしまいます。まずは自分の症状の把握、そしてどういった用途で使用するのかを考えて、目的に合った製品選択をすることが大切です。もしわからない場合はお店の店員さんに相談することもできますし、かかりつけの先生に相談されることも良いかと思います。
どんな状況で使用されるのでしょうか
例えば、以前ケガをしたことがあり、運動はしたいけれども再発が心配だという場合などに、あらかじめ予防目的と使用することがあります。また同じ予防目的でもケガの経験はないけれど、ケガをしないように保護したいといった使用方法もあります。もちろんケガをしてしまい、その治療目的として固定用サポーターを着用します。
固定用サポーターは何故良いのか
いずれの使用においても、その部位を圧迫固定することで関節の可動域を制御すること、もしくはその動きを補助することができます。靭帯損傷した人が、不安定な関節を固定することで動きを安定させたり、疲労に伴い発生する不安定な動きを抑えるために固定してサポートする、といったことができます。
固定用サポーターの使用にあたっての注意点
固定用サポーターは部位毎やその素材など多種多様です。同一メーカでひざ用がいくつもある場合など、細分化されていることがあります。
自分の使用目的や症状を把握した上で、最も適していると思われる商品を選択することが大切です。場合によっては、適さないものを着用することで、かえって症状が悪化してしまうことがあります。
また製品によってはその使用方法から、右は右用・左は左用と決められたものもあります。必ず使用上の注意を確認して正しい使い方をして下さい。
あらためてサポーターの使用上の注意点ですが、もし使用して症状が悪化したなどと感じた場合、速やかに使用を止め医師等にご相談して下さい。
こうした点に注意すれば、サポーターは大変効果的で、生活の質を高めてくれるはずです。
あなたはかゆくて乾燥した膝にお悩みですか?
もし答えが「イエス」であれば悩んでいるのはあなただけではありません。
乾燥肌はとても多くの人の悩みの一つで、特に膝のカサつきに悩まされる人も多い様です。これは膝が色々な環境にさらされるからで、服の摩擦を受け膝が乾燥することもあるようです。
あなたが肌を保湿する理由はたくさんあります。
①ダメージから肌を守ることができる
肌が乾燥している時、ひび割れしたり血が出る影響が大きいのです。
②肌を柔らかく、輝かせることができる
乾燥肌はガサガサして不快な事があります、またこの理由で関節を動かすのがより難しくなります。
③全体の印象を良くすることができる
乾燥肌は時にあなたを老けたり、不健康な印象を与えることがあります。
膝サポーターはあなたの肌を衣服の摩擦から守り、保湿することができます。また、サポーターで膝を保温することができるので、これは肌の保湿にも役立ちます。
正しい膝サポーターを選ぶときに気を付けることがあります。まず、自分の膝にあった正しいサイズのものを選ぶこと。きつすぎる膝サポーターは不快感を与え、大きすぎる膝サポーターは膝からズレ落ちるので何度も直さないといけなくなるので手間です。
また、使用している生地にも注目しましょう。使用感がよく通気性があるものを選ぶのが良いでしょう。固かったり、伸縮性のない物は、かえって肌あたりが悪く肌を傷つけてしまったり、体の関節の動きに追随せず不快感が残ってしまいます。
山屋産業では、保湿サポーターの性能をもっとアップできるように、美容成分「コラーゲン」を付着させたサポーターを考えました。世の中には化粧水、乳液、保湿クリームといった直接的な製品はあっても、サポーターや繊維製品を着けて美容ケアできる製品はこれまでなかったのではないでしょうか。美容業界のお客様にぜひ紹介したいサポーターができました。
コラーゲンの主な効能には、「肌に潤いや弾力を与える」「丈夫な骨を形成する」「関節の動きをよくする」「丈夫な腱や筋肉をつくる」の4つがあります。
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まず弊社のマイクロファイバー糸で作ったサポーターに、美容成分「コラーゲン」の後付け加工を致します。もちろん美容成分は透明ですので、サポーターの見た目が変わったり、機能性の変化については特にありません。この美容成分は、いわば柔軟剤のようなもの。洗濯すると1回で殆ど落ちてしまうので、弊社では美容成分を半永久的に保持させる事のできる「コラーゲンスプレー」もセットにしています。美容成分の後付け加工をしたサポーターを更にパワーアップさせます。
マイクロファイバーサポーターは、ぬめっとして触感がよく通気性もあるのですごく使用感が良いので、美容成分の後加工を行うサポーターとして抜群に相性が良いです。私自身もこのサポーターを使用しましたが、非常に肌ざわりがよく、着け心地も快適で、コラーゲン加工がされているからか、肌がつるつるとした気がしました。
このサポーターを着けていれば、膝の悩みを解消するお手伝いができるかもしれません。サポーターと美容成分の力で肌の悩みを解決させたい方は山屋産業に是非ご相談ください。