昨今「ナイトキャップ」が再び注目されているのをご存知でしょうか。
従来は美容目的で女性を中心に使われていたアイテムでしたが、今では男女を問わず幅広い層で人気を集めています。その背景として、ヘアケアに対する関心の高まりや、快適な睡眠を求めるライフスタイルの変化、最新の美容・健康トレンドなどが影響しているらしいのです。
ナイトキャップとは、寝ている間に髪を保護するアイテムです。
主にシルクやサテンなどの素材で作られており、摩擦によるダメージを防ぎ、髪の乾燥や寝癖を抑える効果があります。年齢を問わず髪の健康や見た目を気にする方々にとっては、ナイトキャップは髪質改善やスタイリング維持に役立つ商品です。最近では、男性向けのデザインも登場しており、髪や頭皮のケアをサポートする新たな美容アイテムとして注目されています。
最近の調査によると、30代~50代の男女の約3割がナイトキャップを使用していることが明らかになりました。特にヘアケア目的でシルク素材が人気を集めており、キャップやフードタイプが選ばれています。
ナイトキャップは、髪の摩擦防止や保湿効果に優れており美髪ケアに最適なんです。男女問わず注目を集めており、「使いやすさ」や「ずれにくさ」も重要なポイントとなっています。徐々にではありますが今後も美容習慣として浸透していきそうだと感じます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000104729.html
ヘアケアを気にされている方で着用されている方も多いのではないでしょうか。ナイトキャップの主な目的は以下の3点となりますが、社内で着用している人の意見を聞けば、髪質改善に非常に役立ったと評判を聞きました。
ナイトキャップをかぶることで、寝ている間に髪と枕や布団との摩擦を減らし、髪のダメージや切れ毛、枝毛を防ぐことができます。特にシルクやサテン素材のナイトキャップは、髪をなめらかに保ち、翌朝の寝癖やパサつきを防ぐ効果が期待できます。
ナイトキャップをかぶると、頭皮や髪の水分が蒸発しにくくなり、保湿効果があります。特に乾燥しやすい冬やエアコンの効いた部屋では、髪や頭皮の乾燥を防ぎ、健康な髪を保つのに役立ちます。また、ヘアケア製品を使用した後にナイトキャップをかぶることで、効果を持続させやすくなります。
ナイトキャップをかぶると、頭が温かく保たれ、冬の寒い夜や冷房が強い部屋での冷えを防ぎ、快適な睡眠環境を作ります。特に保温効果の高い素材を選ぶことで、睡眠の質向上が期待されます。
髪型を整えて寝た場合、ナイトキャップをかぶることで、寝癖がつきにくくなり、スタイリングを翌朝も維持できます。特にクセ毛の方やロングヘアの方には、ナイトキャップが寝ている間に髪型が乱れるのを防ぐ便利なアイテムです。
上記のメリットがあると聞くと、これまで使ったことなかった中の人ですが良い事づくめなので興味が湧いてきますね。このようにナイトキャップは美容意識の高い人々だけでなく、髪の健康を保ちたい男女問わず多くの人に支持されてきているのだと思います。
こちらは丸編み生地の片側を丸く裁断して縫い合わせて、帽子や長い筒状に加工したものです。弊社では新生児用のベビーキャップなどの製造実績もあり、こういった裁断→縫製→加工は非常に得意分野でございます。
写真は置き寸法13cmほどで新生児サイズのキャップですが、置き寸法22cmほどのサイズに拡張すれば、大人用で締め付け感がちょうど良いキャップにすることができます。長さをもっと長くすれば髪を程よくホールドしてくれる袋部分としてちょうど良いかと思います。
ロゴ入れ、ネームタグ付けも問題ありません。オリジナル製品として販売したり、販促品として使われるのはいかがでしょうか。
ナイトキャップは、最新の美容トレンドや健康志向に敏感な人々の間でますます重要なアイテムとなっています。特にメンズ市場での成長や、ファッション性と機能性を兼ね備えたアイテムとして男女問わず注目されています。今後も、サステナブルなライフスタイルや睡眠改善への関心が高まる中で、ナイトキャップの人気はさらに拡大していくでしょう。
山屋産業ではさまざまな大きさの編み機を複数所有しております。マイクロファイバー糸、ポリエステル糸、備長炭糸、シルク糸、オーガニックコットン、水着用の生地など、機能糸や生地を組み合わせて、長さやゴム強度なども自由に変更させてナイトキャップのOEM製造ができます。
意外だったのですが、社内で聞いてみると少し前までナイトキャップをよく使っていたという従業員がいるんです。少し前にメンズ化粧品が世に浸透してきたときもそうでしたが、徐々に美容に関する意識が変わってきて、今までになかった習慣が徐々に浸透してきているのだなと感じます。
山屋産業では時代と共に変わる新しい習慣にも、ニーズに応じた価値を提供できる製品を世に出したいと考えております。是非こういった製品が欲しいなどのアイディアやご要望がありましたらOEM製造を承りますので、お気軽にお問い合わせください。
いま目の前で楽しそうに自分の子供が遊んでいます。まだ幼稚園児ではありますが、家の中で裸足で駆け回って、少々うるさいくらいですが。この間から仮面ライダーの悪役に指名され、やられ役となって逃げ周り、切られてばかりです。
時折、反撃してやっつけたりすると、「悪役はそんなことせんよ!」とお叱りを受け反省。汗だくになっても平気です。一通り遊んだところで一緒にお風呂に入って汗を流していると・・・
子供の身体を洗いながら足の裏を見てると、当然ですがキレイなものです。保育園では夏、鼻緒のついたサンダルを履くことが義務づけられているのですが、園の教育方針であり足のことを考えてくれているので安心できます。
さて、大人の自分の足の裏はどうなっているのか?驚くほど汚い・・・・左足裏ヨコアーチの中央部に魚の目が昔からあり、ヨコアーチがつぶれているので、正しい歩行が習慣になっていないということでしょうね。
皆さんはご自身の足裏を常に見ていますから、どこに痛みがあるか把握していると思います。子供と大人の足裏をくらべてみて違いがあるということは、これまでの歩き方が影響しているということですよね。
恐らくですが、靴のかかとのすり減り方も左右で違っているのではないでしょうか。こうした症状を緩和する目的で、足裏のバランスを調整する商品がいくつも売られていますよね。
『人の足裏の面積は身体全体の何%かご存じでしょうか?』
答えはおよそ2%と言われており、それだけの面積で身体全体を支えているので、いかに足裏が大切な機能で、強い力がかかっているかが分かりますね。世の中には足裏の痛みやそこに端を発する不調に悩む人が多いのです。足裏が痛む病気や怪我はたくさんありますが「足底筋膜炎」「扁平足」「中足骨骨頭痛」「モートン病」などが挙げられます。
一度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。おそらく既に痛みを感じている方は、整体に行ったり、靴を変えたり、様々なグッズを試して試行錯誤されているものを思います。
足裏の不調を感じた時に、すぐ浮かぶ対策グッズはインソールではないでしょうか。普通は買った靴の中に1枚ずつ入っていますよね。
しかし、元々入っているインソールが自分の足裏に合っていないことはよくありませんか?それは元々入っているものの目的がただ敷くためだけの中敷なので、その他の機能が加味されていないからです。
機能性インソールとして市販されているものは足裏の内側アーチを作ることを目的としています。ところどころにボコッとした突起があったり、そのものが上向きに沿っていたりと色々種類があります。
市販品を買う以外に、専門家の診断のもと特別にオーダーメイドで作るという選択肢が増えています。もちろん金額は高くなりますが、トップアスリートなど身体のバランスの影響が出やすい人はオーダーメイドで作られるようです。身体全体のバランスが整えられると、腰痛やひざ痛、肩こりや頭痛なども解消したという人の話を聞くことがあるので、足裏の影響が大きいことが分かりますね。
他に足にはめるて足裏をケアするサポーターも販売されています。弊社もサポーター製造メーカーのひとつですが、その需要の多さに驚くことがあります。
上記の写真は、保温用シームレスサポーターの内側に、ポリウレタンのクッション材を取り付けたサポーターで、山屋産業の中でも毎月コンスタントに出荷しているロングセラー商品です。
やはり、こういった製品が長年売れているということは、足裏のトラブルを抱える人がいかに多いかを象徴しているのではないでしょうか。日本人は家の中で靴を履く文化はないですが、ご家庭での日常生活の中で、みなさん辛い思いをされているのだと思います。
上記の写真は、製品の内側のクッション部分の写真です。クッション材は完全接着でくっついており、縫製はしていません。足裏部分で衝撃が加わりやすい部分ではありますが十分な強度となっています。
偏平足という言葉を聞いたことがあると思いますが、土踏まずがなくてベタっと足の裏が地面にくっついてしまう人です。土踏まずがある人は、足裏の親指の先からかかとにかけてアーチができており、浮いた状態になっているのです。
このアーチがないと、疲れやすい足となりますし、それに連動して各種の不都合が起こります。大変大切な機能なのですが、このアーチがない人用に、アーチの代わりにパットを挿入して足裏を支えるサポーターがあります。
まずは自分は土踏まずがないなと思われるなら、こうしたインソールやサポーターを使用して改善をしてみてはいかがでしょうか。
もしかするとひざ痛や腰痛も合わせて改善されるかもしれません。自分ではよくわからないと言う人は、どうぞお近くの接骨院や整形外科で相談しましょう。間違った商品を使用してはかえって悪化してしまいます。
山屋産業ではサポーターの足裏にさまざまな形状のパッドをいれた製品のOEM実績がございます。これまでご紹介した靴下タイプのものもあれば、足の土踏まず箇所に部分的に履ける短いタイプもご用意できます。専用の抜き型を作成して形状を整えますので、いろいろなパターンを作れるのです。カラーは黒と白のご用意がございます。
これまで医療やスポーツ分野で足にまつわる製品を多数製造して世の中に送り出してきましたので、こういった製品を作って欲しいなどのアイディアをお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
最近早起きするのが習慣となって、朝にゆっくり新聞を読む時間が持てるようになりました。一時期、新聞購読を止めていたのですが、やっぱり新聞を読むのは楽しいと感じています。
スマホの普及で日々のニュースはネット経由で確認が出来るのは確かですが、大きな紙面で活字を読むことは目に優しいと思います。それにゆったりと読めるのが最高です。
● 1-3 ◯◯◯を購入したら△△△をプレゼント!という宣伝をよくみます
● 1-4 通販で商品を買った時にプレゼントをもらったことはありませんか?
皆さん新聞を読んでいて気づいたことはありますか?通販広告の何と多いことか。バック類、健康食品(サプリメント)、化粧品など・・・。新聞を読む年代は、現代では高齢世代にシフトしています。ですので掲載商品も高齢者にターゲットを絞ったものが見られます。下記は新聞発行数に関する記事の引用ですが、ここからも読者が高齢世代に寄っていることがわかります。
しかも高齢世帯が多く、新聞通信調査会のデータによると、60代以上では8割前後が定期購読しているのに対し、30代ではおよそ3割。別の調査では、紙の新聞を読んでいる人が20代では6.3%、10代ではわずか2.5%で、逆にインターネットの利用は10代で90.1%、20代では96%に達しています。
年間200万部減少“紙の新聞”が消滅するとどうなる? – RKBオンライン
高齢の方はスマホ画面からネットショッピングを行うような方は少ないでしょうから、新聞紙面から申込みが簡単に出来るように、と通販会社も考えているのでしょう。電話連絡やハガキ使用なら簡単です。
先日、サプリメントを購入した方へのプレゼント用にサポーターを探しているという企業様から連絡を頂きました。皆さんもTVなどで健康食品やサプリメントの販売をしている番組を見たことありませんか? 「今購入すると特別価格〇〇円!」とか「〇〇をプレゼント!」といった宣伝をしています。
このプレゼントのことをノベルティと言います。企業や商品の宣伝活動の一環として配布されるもので、日常的に使いやすいアイテムが多いです。文房具(ボールペンや付箋)、日用品(タオル、マグカップ)、ファッション(Tシャツ、ハンカチ)、季節の小物(うちわやカレンダー)などが挙げられます。
ノベルティはどう選ぶべきか?目的にあわせて効果的なアイテムや選び方を紹介
ノベルティマーケティングとは、自社の名称やロゴ、サービス名などを記載したノベルティを配布し、自社の宣伝をすることをいいます。展示会や街頭、店頭など、さまざまな場所で配布が可能です。
ノベルティマーケティングとは?どういう意味?効果などもご紹介
この「〇〇をプレゼント!」という中身が、サポーターという場合があるのです。ひざに効くサプリメントだったりすれば、当然ひざに痛みや不安を抱えている消費者が対象ですから、サポーターは良くお使いになっていると思われます。そこで会社側はサポーターをプレゼントしましょう、となる訳です。
ですから、以前から健康食品用やサプリメント用のノベルティグッズにサポーターをプレゼントしたいというご相談を多く頂いているのです。
ご希望される色で最も多いのは黒色です。男女ともに違和感なく使用できる色との認識が広がっていると思われます。一昔前は女性ならがベージュ系や白系、男性が黒系という感覚が皆さんの中に多かったようですが、近年は黒指定がほとんでです。薄い色は汚れも気にならないですし、ベージュという病院通いのイメージも少なくなっています。ITリテラシーが高く、情報も自分で入手できている世代年齢が上がっていることで、ファッション性にも気を付けられていると感じます。
ノベルティで求められるひざ用サポーターは、ドラッグストアでも売られている「ニット製サポーター」であることが多いです。ドラッグストアなら500~1000円程度で販売されております。山屋産業で作成できるのはこんな感じです。
上記はブラック無地の膝サポーターです。
こちらも同じブラックのニットサポーターですが、途中にに段々をつけることでずり落ち防止効果機能を追加させたものです。
こちらは手首用ですが膝用も作れます。さきほどの商品よりは薄い薄い商品は人気があります。パッチなどを貼った際に剥がれ防止目的で、ノベルティに利用されている会社様もいらっしゃいます。
ストレッチ性があり保温力も備えた馴染みのあるタイプです。保温が目的の為固定をしたい人には不向きです。温めることで血行が良くなり、以前痛めた古傷も心配だという人にも適しています。サプリメント愛用者の年齢層は60~70代でしょうから、こうしたニット製サポーターでゆったり使用するサポーターは最適です。
このサポーター、品質抜群で適度な厚みもあり良い製品なのですが「ノベルティにしては高すぎる」と言われお断りされることもございます。山屋産業では更に安価なサポーターの製造もできますので諦めないでください!機能を削り価格重視のサポーターです。
このサポーター自体に柄をプリントすることができますし、伸縮性がすごいのでフリーサイズで展開できます。軽量コンパクトなサポーターになりますので、送料を抑えたい・梱包サイズを抑えたい人にはばっちりの大きさです。伸縮性は下記をご覧ください。タテもヨコもばっちり伸び、背景がすけるほど薄いのです。
ノベルティ用ですから予算や数量などご要望もあろうかと思いますが、探している方は是非一度ご相談下さい。下記お問い合わせフォームから、希望ロット・ターゲット価格・仕様などを教えて下されば、最適な商品をご紹介致します。お待ちしております
山屋産業のワインバックは、ネオプレンを使っているので高いところから落としてもワインが割れない上にロゴ入れもできるので、ノベルティ等にオススメです。
ノベルティ用品で他のおすすめについては上記をご覧ください。ネオプレーンを用いたワインバッグのお問い合わせがありノベルティとして製造しました。ネオプレーン素材はクッション製が強く、カラー展開が多くロゴなども自由に印刷できます大変ご好評いただきました。ご興味があればこちらもぜひお問い合わせください。
あなたはかゆくて乾燥した膝にお悩みですか?
もし答えが「イエス」であれば悩んでいるのはあなただけではありません。
乾燥肌はとても多くの人の悩みの一つで、特に膝のカサつきに悩まされる人も多い様です。これは膝が色々な環境にさらされるからで、服の摩擦を受け膝が乾燥することもあるようです。
あなたが肌を保湿する理由はたくさんあります。
①ダメージから肌を守ることができる
肌が乾燥している時、ひび割れしたり血が出る影響が大きいのです。
②肌を柔らかく、輝かせることができる
乾燥肌はガサガサして不快な事があります、またこの理由で関節を動かすのがより難しくなります。
③全体の印象を良くすることができる
乾燥肌は時にあなたを老けたり、不健康な印象を与えることがあります。
膝サポーターはあなたの肌を衣服の摩擦から守り、保湿することができます。また、サポーターで膝を保温することができるので、これは肌の保湿にも役立ちます。
正しい膝サポーターを選ぶときに気を付けることがあります。まず、自分の膝にあった正しいサイズのものを選ぶこと。きつすぎる膝サポーターは不快感を与え、大きすぎる膝サポーターは膝からズレ落ちるので何度も直さないといけなくなるので手間です。
また、使用している生地にも注目しましょう。使用感がよく通気性があるものを選ぶのが良いでしょう。固かったり、伸縮性のない物は、かえって肌あたりが悪く肌を傷つけてしまったり、体の関節の動きに追随せず不快感が残ってしまいます。
山屋産業では、保湿サポーターの性能をもっとアップできるように、美容成分「コラーゲン」を付着させたサポーターを考えました。世の中には化粧水、乳液、保湿クリームといった直接的な製品はあっても、サポーターや繊維製品を着けて美容ケアできる製品はこれまでなかったのではないでしょうか。美容業界のお客様にぜひ紹介したいサポーターができました。
コラーゲンの主な効能には、「肌に潤いや弾力を与える」「丈夫な骨を形成する」「関節の動きをよくする」「丈夫な腱や筋肉をつくる」の4つがあります。
https://brand.taisho.co.jp/contents/beauty/446/
まず弊社のマイクロファイバー糸で作ったサポーターに、美容成分「コラーゲン」の後付け加工を致します。もちろん美容成分は透明ですので、サポーターの見た目が変わったり、機能性の変化については特にありません。この美容成分は、いわば柔軟剤のようなもの。洗濯すると1回で殆ど落ちてしまうので、弊社では美容成分を半永久的に保持させる事のできる「コラーゲンスプレー」もセットにしています。美容成分の後付け加工をしたサポーターを更にパワーアップさせます。
マイクロファイバーサポーターは、ぬめっとして触感がよく通気性もあるのですごく使用感が良いので、美容成分の後加工を行うサポーターとして抜群に相性が良いです。私自身もこのサポーターを使用しましたが、非常に肌ざわりがよく、着け心地も快適で、コラーゲン加工がされているからか、肌がつるつるとした気がしました。
このサポーターを着けていれば、膝の悩みを解消するお手伝いができるかもしれません。サポーターと美容成分の力で肌の悩みを解決させたい方は山屋産業に是非ご相談ください。
山屋産業は石川県かほく市に自社編み立て工場があります。弊社から出荷される多くのニット製保温用シームレスサポーターが、この工場で編み立てされた生地になります。工場内はきれいに管理されており、綿ほこりは大型の集塵機によって吸い取る工夫をしています。
ニット製シームレスサポーターといっても、初めて聞く人は何のことかお分かりでないと思います。ニット製とは、素材を指すのではなく、生地の事です。ニットは一本の糸でループをつくりながら編み上げられた生地の事を指し、山屋産業ではこれを筒の様に編み上げる事ができる「丸編み機」を保有しています。
シームレスサポーターのシームレスは英語の「seamless」から来ています。Cambridge Dictionaryで「seamless」と検索すると「without any seams (= lines of sewing joining different pieces of cloth)」と出てきます。これは「縫い目のない」という意味で、ここではニットで編み上げているので縫製の必要がないという事を指しています。後述の通り、丸編み機で出来たサポーターは筒の両端を縫い返す必要があるので、厳格に言うと完全シームレスではありませんが、縫い目によるあたりが非常に少なく、伸縮性があり、やわらかで快適なサポーターです。
径が4インチ(1インチ=2.54cm)の編み機で生産しているサポーターは、主に「手首」のサポーターになります。必ずしも手首に限定するものではありませんが、その程度の太さなので、判断がしやすいと思います。弊社の手首サポーターは基準幅が7.5cmとなっていますが、このサポーターはゴムが入っており、このゴムのテンション調整と、サポーターに使用する糸の本数によって幅を調整しています。糸だけで生地を編み立てることも可能です。
径が4.5インチ(1インチ=2.54cm)の編み機で生産しているサポーターは、主に「ひじ」「足首」のサポーターになります。必ずしも限定するものではありませんが、その程度の太さなので、判断がしやすいと思います。弊社の「ひじ」サポーターは基準幅が9.5cmとなっていますが、このサポーターはゴムが入っており、このゴムのテンション調整と、サポーターに使用する糸の本数によって幅を調整しています。
「足首」サポーターは基準幅が9cmとなっていますが、このサポーターにもゴムが入っています。同じ4.5インチの機械を使用していますし、形状は同じストレート生地ですが、ゴムのテンションによって幅に違いを出しています。こうした芸当は可能です。
足首は、踵部分に穴をあけた形状にすることもあります。これは足首~足にかけてのフィット感を高める為です。この場合は、ストレート形状の生地に穴をあけて、上下・穴の周りを縫製する事で足首にフィットするサポーターを作ることができます。
径が5インチ(1インチ=2.54cm)の編み機で生産しているサポーターは、主に「ふくらはぎ」のサポーターになります。必ずしもふくらはぎに限定するものではありませんが、その程度の太さなので、判断がしやすいと思います。
取引先によってはこのサイズを「ひざS」として併用できる表示をしているところがあります。弊社の「ふくらはぎ」サポーターは基準幅が上部(広い方)が12.5cm、下部(狭い方)10.5cmとなっています。このサポーターはゴムが入っており、このゴムのテンション調整によって幅を管理しています。
径が6インチ(1インチ=2.54cm)の編み機で生産しているサポーターは、主に「ひざ」のサポーターになります。必ずしもひざに限定するものではありませんが、その程度の太さなので判断がしやすいと思います。弊社の「ひざ」サポーターは基準幅が上部(広い方)が13.5cm、下部(狭い方)11.5cmとなっています。このサポーターはゴムが入っており、このゴムのテンション調整によって幅を管理しています。
径が7.5インチ(1インチ=2.54cm)の編み機で生産しているサポーターは、主に「もも」のサポーターになります。必ずしもももに限定するものではありませんが、その程度の太さなので判断がしやすいと思います。
必ずしも、ももに限定するものではありません。取引先によってはこのサイズを「ひざL」として併用できる表示をしているところがあります。弊社も「もも」サポーターは基準幅が上部(広い方)が16.5cm、下部(狭い方)が14.5cmとなっています。このサポーターはゴムが入っており、このゴムのテンションによって幅を管理しています。
編み立てする生地の形状に関してですが、まずは単純に同じ生地幅で真っ直ぐ編んだストレートの生地が作れます。例えばですが、ひたすら筒状に編み立てた生地が欲しいというお客様には、連続してつながっている筒状・同じ幅の編み生地をご提案できます。
この編み生地には、ゴムを使うことによって伸びを持たせることが可能ですし、逆にゴムを使わないで伸びのない生地を作ることも可能です。それぞれの用途があると思いますのでご相談下さい。
編み立てした生地の上部と下部で、径の大きさを変えることが可能です。形は台形を想像して下さい。台形のはどちらを上下と呼ぶかは別にして、狭い方と広い方があります。この形に編み生地を作ることができます。
編み生地はストレート形状と同じく連続してつながっていますが、広い方と狭いほうがつながった格好で編み生地が出来上がります。通常この編み生地をサポーターとして活用する場合は、広いところと狭いところの境い目をハサミでカットし、編み生地を連続したものから1枚1枚に切り分けます。これが縫製されることで1枚のサポーターに仕上がることになります。
このテーパーに関してですが、ゴムを使用することによって可能です。では広いほうからどれだけ狭く編み立てができるのかと言うと、使用するゴムによって変化します。機械として編み立てが可能な幅にも限界があり、その中にゴムがどれだけの量を挿入することができるかによります。
まず、テーパーとはwikipediaでは下記のように説明されています。
「テーパーまたはテーパ (英語: taper) は、細長い構造物の径・幅・厚みなどが、先細りになっていることである。そのような設計にすることを「テーパーをつける」と言う。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC
つまり、丸編みでは次第に細くしていくことを指しています。なぜ細くするのか?膝サポ―ターなどは太ももとふくらはぎの周径が違うので、テーパーを付けないとフィット感が良くありません。ですので体の形状に合わせる為に、テーパーを付けています。よくアパレルなどで耳にする「テーパードパンツ」は、まさにこの手法を活用したもので、パンツを裾に向かって次第に細くするデザインとすることで、足全体を細くすっきり見せる効果があります。
①筒状の生地が編み上がります。
②ゴムを入れることも、入れないことも可能です。
③ストレートの形状と、テーパー(広い狭い)のついた形状が可能です。
④長い状態のままで出荷することが可能です。
⑤一枚一枚のサポーターになった形で出荷することが可能です。
シームレスサポーターについてお客様から新規のお問い合わせがあった際に、まずは企画を立てることから始めます。弊社の定番品であればその必要はありませんが、新しい製品の企画段階ではその用途や素材選びが重要です。
糸の種類は豊富ですから、何を重視して選べば良いのか迷うこともあります。例えば肌に優しい天然素材にこだわるなら、ウール・シルク・綿が選択肢になりますし、肌の弱い人やアトピーの症状を持ったお子さんのために、特にオーガニックコットンは敏感肌の方に人気があります。
スポーツ用途の場合、汗をかいても蒸れにくいよう吸水性の高い化学繊維が選ばれることも多く、機能性糸は湿気を迅速に吸収・放出しますので、スポーツに対応できます。
・ターゲット層はどこか
サポーターを使用する人はどんな年齢層なのか、若い人を主に狙うのか、高齢者の方が使いやすいものを目指すのか、企画内容が重要になります。
一般的に、高齢者はゴムが強く肌にあたることを嫌がる傾向があると聞きます。最近は靴下も締め付けないものが販売されていますが、サポーターも同じ流れを感じます。
このゴムも選択肢が豊富です。サポーターは基本的に糸とゴムの組み合わせで成り立っています。ゴムが入っていることが前提になっていますので、締め付け感をどの程度にするのかによって、サポーターの性格が決まります。
ゴムには大まかに「天然ゴム」と「ポリウレタン」の2種類に分けられます。
天然ゴムの木から樹液を取って加工したものですが、サポーターの場合、今でも天然ゴム系を使用することがあります。ゴムは締め付け感が強いので、圧迫度合を求めるタイプのサポーターに向いています。
シームレスサポーターの話から逸れますが、生ゴムを骨盤ベルトが売られているのを見たことがありませんか。これなどゴムの強い締め付けにこだわった製品です。
ポリウレタンは化繊なので糸の分類です。ゴムじゃないのか・・・? その通りで、ストレッチ性を持たせた糸が正解です。ゴムに似せて伸びを出すことができる糸がポリウレタンです。
サポーターを作る時に、ポリウレタンを使用して伸縮性を出すか、天然ゴムを原料としたゴムを使用して伸縮性を出すかも決めることになります。
近年はポリウレタンがメインになっています。ポリウレタンはゴムに比べて劣化しにくい特徴があります。
昔の話ですが、靴下の口ゴムが使用していると伸びてきて、ずり落ちてきた経験がありませんか。ずり落ちてこないようにソックタッチとかいうノリで止めていたことがあります。これは当時の靴下のゴムが天然ゴム系で、劣化していったからだと思われます。輪ゴムも天然ゴム使用ですが、切れることがありますよね。あれと同じ現象です。
靴下でこんな経験ない人は若い人ですね。天然ゴムからポリウレタンに代わっていく過程で、靴下がずれてこないように進化したと考えられます。
ポリウレタンはゴムに比べて締め付け感が強くありません。伸びたポリウレタンが縮んでくる際は、緩やかに戻ってくると特徴を有しており、肌に食い込むような感覚が少ないと思います。
企画がまとまり材料も決定しました。いよいよ編み機に糸とゴム(ポリウレタン便宜上含みます)を準備します。編み機から順次、編まれた生地が上から下に降りてきます。編み機がスタートしてからしばらくの編み生地は、寸法が一定ではなく品質的に良いものができません。
様子を見ながら編み立てを行い、狙った寸法に編み上がるまで待ちます。この間に編み立てた生地はロス(廃棄処分)になります。
企画に合わせた機械セッティングを行い、その狙い通りの編み生地が出来上がったくれば第一段階は合格です。ここで一旦編み立てはストップします。
編み立てた生地が最終的な製品になった時に、決められた規格に収まるのかどうか、を確認する大切な作業があります。それが本番スタート前の寸法確認作業です。
ここで製品が規格通りに仕上がることが確認できた後、止めたあった機械を再スタートさせ、本番編み立てとなります。
編み立てられた生地はつながっていますので、この生地を1枚1枚のサポーターに切り分ける作業が必要になります。それがカットまたは裁断という工程です。連続したサポーター生地にはカットラインというものが入っています。カット作業者はこのサポーターとサポーターの境い目にあるカットラインに沿って、ハサミを入れることで切り分けしています。
このカット(裁断)の作業の時、編み生地にキズや汚れがないかをチェックします。編み立て工場でも検査をしていますが、全ての不良をはねることができません。そこでカットの際に不良がないか確認をします。もし同じようなキズが見受けらるなど、特徴的なものを発見した際は、速やかに編み立て工場に連絡を入れ、機械や編み針にトラブルがないか確認をするように心がけています。
カット(裁断)されて1枚づつのサポーター生地になったら、今度は縫製工程に回されます。縫製行程も複数に分かれており、それぞれの工程を担当者が責任を持って縫っています。サポーターは伸縮性があるために、縫製にも技術が必要です。引っ張れば伸びてしまう生地を、いかに伸ばすことなく一定のリズムで縫っていくか。シームレスサポーターは初めから筒状の形をしていますので、筒状の上下口を縫わないといけません。
平状の生地を真っ直ぐに縫うことでも難しいのですが、それが筒状となれば更に難しいのですが、担当者は慣れた手さばきでいとも簡単に縫い上げていきます。
縫製が完了するとサポーターの形になっています。ところがこれで完了出荷ではありません。ここから更に難しい作業が待っています。縫い上がってきたサポーターを決められた規格寸法に仕上げる必要があるのです。縫っただけのサポーターは規格寸法よりも大きく出来上がっています。このサポーターに熱を加えて規格に合った寸法に縮める作業を行います。
なぜ熱を加えてサポーターを縮める必要があるのか。それはまず第一にサポーターに使われているゴムを強制的に縮めてしまうためです。この工程を経ると、お客様のもとでサポーターが大きく縮んでしまうことがなくなります。もちろんニット製ですから使用すると一定の縮みは発生しますが、その割合が少なくて済むように事前に縮めるのです。
もうひとつ効果があります。それは熱を加えることで生地の風合いが良くなるからです。熱を掛ける前はガサガサだった風合いが、ふんわり柔らかくなるのです。
仕上がったサポーターを1枚1枚丁寧に検品していきます。生地にキズはないか、目立った汚れはないか、縫製がしっかりとなされているか、寸法が定められた規格に沿っているか。改めて検査をすると不良が見つかるのもです。ここまでの段階で何度も人の目を通ってきたのですが、じっくり検査工程を経ることで不良品の出荷を未然に防ぐことができるのです。
縫製不良のような再生可能なものは、担当者に直しを指示し、再度良品とした上で出荷を行います。直しに出す際も、書類を添付して管理を徹底しています。
こうして見てくると材料の手配から検品完成まで、何人も何行程も経て製品が出来上がることがわかります。編み機に材料を仕掛けるところから完成するまでに、約1か月弱を目途としています。手配する材料が特別な色に染めないといけない場合などは、2~3週間、場合によっては1か月ほど時間を要することがあります。その場合、完成までに2か月近くかかることがあります。
毎年冬が近づいてくると、山屋産業の保温用シームレスサポーターが活躍してくる時期になりますが、糸の価格や用途、相性などを考えた方がよいでしょう。
保温用を追求する際、真っ先に浮かぶ糸と言えば「ウール」だろうと思います。確かにウールは空気を含む特性から、セーターや肌着にも使われる高級素材と言えます。しかし、このウールは糸値が高いという難点があります。糸は相場に左右されます。以前に比較してウール糸はかなり高くなっていると言わざるを得ません。
ウールは肌に触れるとチクチクすると言う人がいますが、このチクチク感を嫌がる方も比較的多いのです。保温用シームレスサポーターでウールタイプがない訳ではありませんが、価格面から採用が少ないことは事実だろうと思います。
「ポリエステル」を使用した保温用シームレスサポーターは目に付きますが、その理由は以下が考えられます。
・糸値の安さ。最も安価に入手できる糸のひとつと言っても良いでしょう。
・入手しやすい。最もポピュラーな糸ですから、無くなることを心配する必要がありません。
実は国内繊維業が海外勢におされて徐々に衰退していく過程で、糸そのものが廃番になったり、糸メーカーが廃業しています。使用される数量が少ない糸は廃番のリスクが非常に高く、長期的に使用できるかどうかを見極めることが重要ですが、この点ポリエステルは心配ありません。
ですが、ポリエステルは一般的すぎて特徴に欠けるのが欠点でもありますので、別の糸を組み合わせる手法を採用することで、差別化を図っていくわけです。
好まれる組み合わせは、ポリエステルとレーヨンでしょうか。レーヨンは木材パルプを主原料にした化学繊維ですが、吸湿性があり光沢もありますので、肌触りも良くなります。
保温力という観点ではウールに軍配が上がるかもしれませんが、必ずしもそれだけで保温用シームレスサポーターが出来上がるのではありません。
これまで縫製できる幅や形状についてご説明してきましたが、糸とゴムの組み合わせによって色々な生地が編み立てできます。生地の風合いや厚み、ゴムの強さ、糸の色などによって、その仕上がりには無限の可能性があります。
白色のものがカラフルな色合いに代わるだけで、その生地の雰囲気は一変します。ニットはそうした面白い変化を楽しむことが、比較的容易に出来る良さがあります。
高齢者の方の中には、生地による締め付け感がない、比較的ゆったりした履き心地を求める方もいます。またその一方で、しっかりとした装着感で、安心感を得たい層もいらっしゃいます。こうした両極端な要望にお応えすることが可能なのが、ニット製品が求められる理由です。
最近のサポーターは黒色のものが目に付きます。昔であれば白色が一般的でしたが、少しずつですが時代の変化を感じます。個性的なおしゃれを楽しみたい、人と同じでは嫌だ、といった細分化されたニーズに対応することも必要な時代となりました。
糸は染めることが必要な場合もありますが、糸屋さんにはあらかじめ色糸が準備されているものもあります。こうした定番の色糸を活用すれば、今までに見たことのない鮮やかな色合いの生地が生まれます。
また、サポーターの目のつまり方も調整することができます。目のつまりとは、おおざっぱに言うと、包帯のように網目が見えるつまり方がよいか、タイツの様に生地目の詰まったものがよいかというところです。丸編み機を使い分けることで生産する事ができます。丸編みのシームレスサポーターで何か作ってみたい方は是非ご相談ください。