各種繊維製品の企画・製造・販売

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関節の痛みや膝の不調に悩む人は年々増加傾向にあり、それに伴って関節痛対策のサプリメント市場も右肩上がりに成長しています。実際に市場を調査してみると、多くの企業が「膝」や「足腰」をターゲットにした商品を展開しており、そのメーカー数の多さに正直驚きました

サプリメント企業様にとっても競合他社が多いと思いますので、差別化案として膝サポーターをプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。

サプリメントを摂取

関節サプリ市場の広がりに驚き!―真剣に良い商品を届けたい気持ち

最近、弊社ではノベルティ用途として「膝サポーター」の可能性を探っていました。そのきっかけとなったのは、関節や膝の不調に悩む方向けのサプリメントを製造・販売している企業の多さに気づいたことです。

少し調べてみると、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオグリカンなど、さまざまな成分を配合した製品が市場に溢れていました。正直なところ、これほど多くのメーカーが関節ケアに取り組んでいるとは想像以上で、大きな衝撃を受けました。

それと同時に、「これは競争も激しいはず。だからこそ、ユーザーに体感を届ける何かが必要だ」と強く感じました。

膝サポーターは“体感できるノベルティ”として有効

サプリメントの効果は、一定期間継続して摂取しないと感じづらいという面があります。ユーザー側からすると、初期段階では「本当に効くの?」という疑問がつきものです。

そこで私たちが提案したいのが、“膝サポーター”をノベルティとして提供することです。

体に直接働きかけるサポーターは、実感を伴った健康サポートグッズとして非常に高い価値を持ちます。

膝の痛みと向き合う人の現実

中高年を中心に増加している「変形性膝関節症」は、膝関節の軟骨がすり減ることで痛みや変形を引き起こす慢性疾患です。公益社団法人 日本整形外科学会によれば、加齢、肥満、筋力低下といった生活習慣の影響が大きく、関節の負担を軽減することが重要だとされています(参考:日本整形外科学会)。

また、公益財団法人 長寿科学振興財団によると、日本国内で変形性膝関節症を有する人は約2,530万人にのぼり、そのうち実際に痛みなどの症状を抱えている方は約800万人と推定されています(出典)。

これらの数字が示しているのは、単に「関節の悩みを抱える人が多い」ということだけではありません。その多くが、日々の生活の中で何らかのサポートを必要としているという現実です。

だからこそ、サプリメントによる体内からのケアに加え、膝を外側から支える「体感型アイテム」=サポーターの存在が、実感と安心を与える有効な手段になると私たちは考えています。

こうした方々にとって、日常生活の中で膝の痛みとどう向き合うかは非常に重要なテーマです。だからこそ、サプリメントに加えて「着けるサポート」があると、それだけで安心感や満足度が高まる傾向があります。

サポーターは見た目も品質も重要

山屋産業では医療・スポーツ・ヘルスケア向けの高品質なサポーターをOEMで製造している一方で、ノベルティ用にシンプルな製品もご用意が複数ございます。

以下のようなポイントが大変好評いただいています

といった、実際に使っていただけるエンドユーザーの声を元にしたこだわりの製品設計です。企業様のネームタグ、プリント、刺繍などにも対応可能なのでオリジナル商品が作れます。

ノベルティの目的は“販促”だけではない

ノベルティというと、単に「おまけ」として捉えられがちですが、サプリメント業界においては「使用体験の拡張」という重要な役割を担います。

こうした効果が期待できるからこそ、ノベルティには中途半端なアイテムではなく、本当に喜ばれる実用品が選ばれるべきです。

OEMノベルティとしての導入事例(想定)

たとえば以下のような活用シーンが考えられます:

・初回購入特典:サポーター付きで「始めやすい」印象を

定期購入継続プレゼント:継続意欲を高めるインセンティブとして

・展示会やキャンペーン配布:他社との差別化アイテムに

ノベルティ用ヒザサポーター

ポリエステルとポリウレタンを使った膝サポーターで、生地の風合いが柔らかく非常に人気な定番品です。ヨコ伸びとタテ伸びがありますので、ずり落ち防止にもなっています。これらにブランドタグなどをつければ、オリジナル商品の完成です。

ノベルティ用ヒザサポーター

こちらは別企画のひざサポーターです。裏側の一部をメッシュになるように編んでありますので通気性があります。生地も非常に薄いのでノベルティ品としてピッタリな製品です。

左二つは別の編み機で編み方を変えた製品で無地やボーダーなどにもできます。一番右は縫製品ですが水着などに使われる生地で作ったふくらはぎサポーターです。

年間約15万枚ノベルティ品のOEM製造の実績があります!ぜひ山屋産業へご相談下さい!

今回の調査で、関節サプリメントを展開する企業が数多く存在することに驚くとともに、「私たちにもできることがある」という強い思いを持ちました。サプリメントは中身も重要ですが、「実感を持てるサポート体験」がより深い信頼を生み出すと確信しています。

山屋産業のノベルティ用サポーターが、サプリメントや化粧品メーカー様の商品販売のお役立てできるように日々頑張っております。もし導入をご検討のメーカー様がいらっしゃれば、どういう製品が欲しいか、特徴や数量などを教えていただければ、オリジナルのサポーターをお作り致します。

もし数量が多くて心配という場合でもご安心ください!一部分納となる場合もございますが、過去の実績から大量発注にも対応が可能です。お問い合わせお待ちしております。

↓↓↓ 弊社の編み工場については以下の記事をご覧ください! ↓↓↓

丸編み機でできるニット製保温用シームレスサポーターは生地もサイズも多種多様です
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弊社から出荷されるニット製保温用シームレスサポーターは自社工場で編み立てされた生地になります。工場内はきれいに管理されており、綿ほこりは大型の集塵機によって吸い取る工夫をしています。ニット製とは「生地」の事を指しています。ニットは一本の糸でループをつくりながら編み上げられた生地の事を指し、これを筒の様に編み上げる事ができる「丸編み機」を保有しています。
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/326/

↓↓↓ フレイル予防については以下の記事をご覧ください! ↓↓↓

高齢化社会|フレイル予防の重要性と膝サポーター
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日本をはじめ、世界各国で急速に進行している高齢化は、今後の社会に大きな影響を及ぼします。特に、日本ではフレイル(虚弱)の予防が非常に重要な課題となっています。山屋産業ではこれまで30年以上にわたって自社工場で医療用の丸編み、バンテージ式、固定式などの膝サポーターをOEM製造して世の中に貢献してきました。
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/10828/

日本をはじめ、世界各国で急速に進行している高齢化は、今後の社会に大きな影響を及ぼします。特に、日本ではフレイル(虚弱)の予防が非常に重要な課題となっています。フレイルとは、加齢に伴い体力や活動能力が低下し、日常生活に支障をきたす状態を指します。フレイル状態にある高齢者は、転倒や寝たきり状態になるリスクが高く、介護が必要となる可能性が増加します。これにより、医療や介護の負担が増大し、社会全体に深刻な影響を与えることが予測されています。

フレイル予防で重要なポイント

朝日新聞の記事(フレイル予防は日本社会の喫緊の課題)でも指摘されているように、フレイル予防は個人の健康にとどまらず、社会全体の福祉や経済に直結する問題となっています。そのため、フレイルを予防し、高齢者の健康を維持するための取り組みが急務とされています。

フレイル予防における最も重要なポイントの一つが、転倒や膝の問題に対処することです。筑波大学の「YAMADA Lab.」の研究によると、自宅内での転倒リスクは、膝関節に問題を抱える高齢者にとって特に高く、歩行が不安定になることが多いとされています(YAMADA Lab.研究)。

また、産業技術総合研究所(産総研)の研究では、膝サポーターの使用が高齢者の歩行を整え、膝の安定性を高めることが実証されており、歩行能力の改善がフレイル予防において重要な役割を果たすことが確認されています(産総研研究)。膝の健康を守ることは、フレイル予防において非常に重要です。膝サポーターは、膝関節の安定性を提供し、歩行時の不安定感を軽減することで、転倒リスクを減少させます。このようなサポーターを使用することで、高齢者はより安定した歩行を実現し、日常生活における活動量を増やすことができ、フレイルの進行を防ぐ手助けとなります。

このような背景の中、膝関節の健康は高齢者にとって特に重要な要素です。膝に問題が生じると、歩行や日常生活の活動が制限され、フレイルの進行を加速させる恐れがあります。膝サポーターなどの製品が、膝の負担を軽減し、フレイル予防にどのように貢献できるのかを探ることは、今後ますます重要となるでしょう。

高齢者の膝関節問題とフレイルの関係

高齢者における膝関節の問題は、特に歩行や日常生活の活動に大きな影響を与えます。膝に痛みを感じることで、歩行が不安定になり、転倒リスクが高まります。また、膝の痛みによる活動の制限は、筋力の低下を招き、さらにフレイルを進行させる要因となります。膝関節の健康を守ることは、フレイル予防の第一歩と言えるでしょう。

フレイル予防における膝サポーターの役割

パット付ひざサポーター

フレイル予防のためには、膝にかかる負担を軽減し、歩行の安定性を保つことが重要です。膝サポーターは、膝の関節に必要なサポートを提供し、歩行時の不安定さを改善する効果があります。近年の研究でも、膝サポーターの使用が高齢者の歩行能力を向上させ、転倒リスクを減少させることが確認されています。これにより、フレイル予防に貢献することができます。

膝サポーターの基本的な機能と効果

膝サポーターは、膝関節にかかる負担を軽減し、関節の安定性を保つための重要なアイテムです。具体的には、膝の周りの筋肉をサポートし、膝関節にかかる圧力を分散させる働きをします。これにより、歩行時の膝への負担が減少し、膝の痛みを軽減します。

特に、膝に慢性的な痛みを抱える高齢者にとって、膝サポーターは歩行を安定させる役割を果たします。歩行が安定することで、転倒リスクが低減し、日常生活での自立度が向上します。

膝サポーターの種類と選び方

膝サポーターにはさまざまな種類がありますが、使用目的や状況に応じて最適なものを選ぶことが重要です。例えば、変形性膝関節症などの膝の痛みを和らげるためには、圧力を均等に分散させるタイプのサポーターが効果的です。また、日常生活での使用には、軽量で通気性に優れた素材を使ったサポーターが適しています。

膝サポーター製造がフレイル予防に貢献する方法

山屋産業では膝サポーターのOEM製造を行っています。この製品は、膝の健康を守り、フレイル予防に貢献するための重要なアイテムとして、多くの高齢者に役立ちます。特に、高齢者が自分で膝サポーターを使用することで、膝への負担を軽減し、活動量を維持することができます。また、転倒予防の付加機能として、クッション材を膝につけて、衝撃を緩和させるような加工も得意分野です。

フレイル予防に対する膝サポーターの具体的な貢献

膝サポーターは、高齢者の膝関節をサポートするだけでなく、日常生活の質を向上させる重要な役割を果たします。膝に痛みを感じることで動きが制限され、日常生活のアクティビティが減少してしまうことが多いですが、膝サポーターを使用することで、歩行の安定性が向上し、より活発な生活を送ることが可能になります。

さらに、膝サポーターの使用は、筋肉の衰えを防ぎ、関節の柔軟性を維持するためにも役立ちます。これにより、フレイルの進行を遅らせ、健康な生活を維持するためのサポートを提供します。

膝サポーターを提供する企業として、私たちはフレイル予防の重要性を認識し、製品開発に取り組んでいます。高齢者が使いやすい、快適で効果的なサポーターを製造することが、フレイル予防に貢献するための鍵となります。例えば、素材選びやデザインにおいて、通気性や軽量化を重視し、長時間使用しても快適に過ごせる製品を提供しています。

フレイル予防のための地域社会の取り組み

フレイル予防は、個人の努力だけでなく、地域社会全体で取り組むべき課題です。自治体や地域医療機関が中心となり、フレイル予防のためのプログラムを提供し、高齢者の健康維持を支援しています。例えば、厚木市の取り組みでは、フレイル予防に関する講座や運動支援を行っています。こうした取り組みと連携し、膝サポーターの普及を進めることが、地域全体でのフレイル予防につながります。

地域との連携による効果的なフレイル予防

地域社会との連携により、フレイル予防の効果を最大化することが可能です。例えば、膝サポーターを地域の健康推進プログラムに組み込み、参加者が自宅でも使用できるよう支援することで、効果的な予防策を提供できます。また、地域医療機関と連携し、フレイルの早期発見と予防に努めることが、さらなる成果を上げるために重要です。

山屋産業ではフレイル予防に適した膝サポーターのOEM製造ができます

山屋産業ではこれまで30年以上にわたって自社工場で医療用の丸編み、バンテージ式、固定式などの膝サポーターをOEM製造して世の中に貢献してきました。昨今社会に認識されてきているフレイル予防においても、膝サポーターは重要な役割を果たすと考えております。膝の健康を守ることで、日常生活の活動量を維持し、転倒リスクを減少させ、フレイルの進行を防ぐことができます。

山屋産業はサポーターを提供することを通じて、高齢者の健康維持とフレイル予防にこれからも貢献してまいります。今後もより多くの高齢者が自立した生活を送れるよう、製品の改善と普及に努めていきたいと考えております。

膝サポーター以外にも腰、肩、足首などに特化した製品も作れますので、こういったコンセプトの製品を作りたいというお考えをお持ちの方がいましたら是非お問い合わせください!

 週末は良い天気でしたね。日曜日もどこかお出かけしたいところだったのですが、子供のスイミングスクールが11時30分~12時30分という中途半端な時間にあるため、日曜日は出来ることが限られてしまうのです。

 そんな中、日曜日の9時30分から1時間ほど、町内の運動会に参加しました。1時間という制約がある中でしたから出場できる競技も限られるのですが、子供の出場した競技では全員に参加賞としてお菓子があたり、ご満悦でした。

運動会

 運動会というのは、石川県河北郡津幡町庄区民運動会だったのですが、山屋産業も同じ区域に会社があるのです。30℃近い気温だったであろうと思いますが、朝から昼の3時頃まで、途中にお弁当も出たようですが、大変盛り上がったと聞いております。

 この日は運動会を1時間ほどで退席した後、子供のスイミングスクールの見学&送迎を終え、家族でイオンモールかほくに行って、遅めの昼食となりました。スイミングスクールがある日曜日は高い確率でかほくイオンで昼ごはんになりますね。

ー目次ーーーーーー

 ◯ 1 適切な歩幅で歩くと、認知症予防になる

 ◯ 2 自分の歩幅を計算してみよう

 ◯ 3 歩幅を広げることで得られる効果

   ● 3-1 全身の筋力UPにつながる。

   ● 3-2 血流が良くなり、基礎代謝アップにつながる

   ● 3-3 ダイエットに効果抜群

   ● 3-4 病気のリスク低減

 ◯ 4 歩幅を広げる方法

   ● 4-1 ①ストレッチを行う

   ● 4-2 ②いつもの歩幅より+10㎝を意識する

   ● 4-3 大型ショッピングモールは歩くだけで良い運動になる

適切な歩幅で歩くと認知症予防につながります

お昼ごはんを済ませた後、時間もあったのでイオン内をブラブラしておりましたら、ちょっと興味をそそられるものを発見。

歩幅を計測する方法を実践するためのポスター

ポスターには正しい姿勢で歩くことで健康で美しくと書かれています。以前ブログにも書いたことがありますが、齢を重ねた人ほど歩幅には注意した方が良いのです。それは、歩幅が狭い人ほど認知症になり易いという調査結果があるからです。

時事メディカルの記事では、下記の様に書かれています。

厚生労働省のデータによると、65歳以上の5人に1人が認知症になる時代。2023年、時事メディカルに掲載された谷口英喜主任研究員(筑波大学)のインタビューでは、歩幅が狭くなることが認知症の前兆である可能性があると報告されています。

https://medical.jiji.com/topics/2251

さらに、2024年の最新研究(Li et al., 2024)では、非接触型歩行評価システムにより、早期パーキンソン病患者は健常者に比べ歩幅が顕著に狭いことが確認されました。この結果は、歩幅が神経疾患の初期診断に役立つ可能性を示唆しています。

自分の歩幅を計算してみよう

このポスターには身長を入れると、その人の適正な歩幅が計算できるようになっています。

( あなたの身長 )cm × 0.45 = ( あなたの歩幅です )cm

この計算式に私の数字を当てはめてみましょう。

身長 177cm × 0.45 = 79.65cm ≒ 80cm となりました。

歩幅の書いてあるポスター

何とポスターの下には写真のような歩幅を計測するシートまで用意されていました。これを使って歩幅を試してみると、結構大股であることが判ります。ガッガッと力強く踏み込む感覚がありますね。

参考例として計算してみると、下記のような歩幅になります。

身長 140cm  × 0.45 ≒ 63.00cm

身長 150cm  × 0.45 ≒ 67.50cm

身長 160cm  × 0.45 ≒ 72.00cm

身長 170cm  × 0.45 ≒ 76.50cm

実際に計測してみよう!

1.まっすぐな道に10mの距離を測ってマークする。

2.普段通りのペースで歩き、歩数をカウント。

3.10m ÷ 歩数 = 実際の歩幅

この実際の歩幅と適正歩幅を比べてみて、明らかに短いようなら改善の余地ありです!

また、スマートフォンのアプリやスマートウォッチを活用することで、日々の歩幅を記録・比較することも可能です。毎日の健康チェックに取り入れるのもおすすめです。

平均歩幅に影響を与える要因とは?

個人の平均歩幅には、さまざまな要因が影響します。今回は、その主な要因について考えてみましょう。

1.身長

子どもが一生懸命に小さな足で歩いている姿を見たことがあるでしょうか?同じ距離を移動するために、多くの歩数を重ねなければならないのは、身長の影響です。一般的に、身長が高い人は自然と歩幅が大きくなります。これは脚が長いことで、股関節や膝、足首の各関節の可動域が広がり、一歩で進める距離が長くなるからです。

同じ歩き方をしても、背の高い人は低い人に比べて一歩でより多くの距離を稼げるため、身長が高いほど歩幅は大きくなると言えます。だからこそ、身長が歩幅に大きく影響することは納得のいく事実です。

2.年齢

年齢が上がると、平均歩幅は短くなる傾向があります。高齢になると、バランス感覚の低下、筋力の衰え、心肺機能の低下が見られることが多く、これらが歩幅に影響を与えます。バランスが悪いと、体は重心のブレを抑えようとします。その結果、歩幅を短くして、足が重心から前後に大きく外れないように歩くことで、転倒のリスクを減らそうとします。

また、筋力や体力が低下すると、歩幅を短くすることで少ない力で歩くことができ、エネルギーを節約することができます。これは、無意識のうちに身体が行う省エネルギー戦略でもあります。

3.性別

性別による歩幅の違いもあります。一般的に、女性の平均身長が男性よりも低いため、自然と歩幅も短くなります。もちろん、筋肉量の違いも少なからず影響しているでしょうが、主な要因はやはり身長の差です。

歩幅を広げることで得られる効果とは

歩幅測定シートを使用すると、普段の歩幅より結構大きく歩かなければいけない事が分かりました。ポスターには歩幅を大きくすると、健康効果が高まると書かれています。歩幅を大きくすることでどんな効果が得られるのでしょうか。

1.全身の筋力UPにつながる。

歩幅を大きくするということは、その分足を大きく蹴り出したり、腕を大きく振ったりすることで筋肉を普段より多く使うということです。いつもより多くの筋肉を使うため、全身の筋力向上につながります。

2.血流が良くなり、基礎代謝アップにつながる

シャルレ健康情報室HPには下記のように記載されております。

歩き方でもっと健康になるポイントは『歩幅を広げて歩くこと』です。歩幅を広げて歩くと、脚を踏み出すときや手を振るときに筋肉を使うため、血行が良くなって代謝アップにも繋がります。

http://www.well-charle.jp/health/994/

3.ダイエットに効果抜群

上記で述べた様に、歩幅を広げる事で体により多くの負荷がかかり、全身の筋肉を使い、血行や代謝が上がることから必然的に使用するエネルギーも大きくなっています。つまりカロリー消費量が大きくなるということなので、ダイエットに効果抜群という訳なのです。

4.病気のリスク低減

歩幅だけでなく歩く速度を意識している人の方が、ガン、心臓疾患、脳疾患など大きな病気にかからず、健康な状態でいられる率(サクセスフルエイジング達成率)が高くなる結果が発表されました。歩く速さが速いほど、寿命や健康寿命が長くなるという研究結果や、歩く時間が長いほどがんや心疾患のリスクが低くなるという研究結果が示されています。

歩く速さが「寿命」や「健康寿命」に大きく関係しているってホント?|オムロン ヘルスケア

元気な高齢者

上記の計算式で算出された歩幅で、普段から歩けているひとは実際に少ないと思います。でも、意識して歩くとより健康的な美しさが手に入るなら、やらない手はないですよね。歩幅を大きくして歩くことは、のんびりやる散歩とは違って、まさに運動に該当するのかもしれません。自分は歩幅が狭いと感じている人は、この計算式で出た歩幅を意識しながら、通勤や散歩をしては如何でしょうか。美しさが手に入り、認知症の予防にもなるなら一石二鳥です。

歩幅が狭いと下半身太りにつながるかも

歩幅が大きい人はどういう風に筋肉を使っているでしょうか?

着地する時に使われているお尻から腿、脛までの筋肉がしっかりしているのです。かかとで着地して、大きく蹴り出しているのが特徴です。筋肉がしっかり使われているので、循環が非常によくなります。

歩幅が狭くちょこちょこ歩いている人は、つま先だけ使っていたり、足裏でべたっと着地しています。前傾姿勢になって姿勢も悪く、過度に下半身が力んでしまう大勢のために、体に負担がかかってしまっているのです。

歩幅を広げる方法について

コロナ禍でテレワーク、自宅での時間が増えて運動不足の方にとっても、歩幅は意識しておくと良いでしょう。ここで歩幅を広げる方法をご紹介します。

①ストレッチを行う

股関節を広げるストレッチや、体幹を鍛えることでバランス感をUPすることで歩幅を自然に広げることができます。NPO法人ストレッチング協会監修のページでふくらはぎ、ももや股関節まわりのストレッチなどを紹介していますので、是非参考にしてみてください。健康な身体を1日でも長く保たせるには、短い時間でも良いので日々ストレッチする習慣を身につけていくのが良さそうですね。

②いつもの歩幅より+10㎝を意識する

いつもの歩幅を広げるだけで、より高い運動効果があると言われています。普段のウォーキングで一歩を踏み出す距離を長めに意識する事、足を前に伸ばすように歩くことを意識すれば、歩幅が自然に大きくなります。

イオンモール

写真はWikipediaより引用

大型ショッピングモールは歩くだけで良い運動になる

イオン内を散歩する人が多いですね。その多さから、今ではイオンモール自体が館内でのウォーキングを奨励するようになっています。「イオンモールウォーキング」と名付けられているこの行動ですが、イオンを歩くとウォーキングコースやサインがあり、実際にウォーキングする人のために整備されていると言えます。石川県には北陸最大級のイオンモール白山が2021年に誕生し、その大きさに館内歩くだけで疲れる。と話題になりましたが、イオンモール白山の「イオンモールウォーキング」はこんな感じになっています。

イオンモール白山のウォーキングコースについてはこちら

この日も暑かったですが、イオン内はエアコンも効いて快適そのもの。暑い街中を散歩するよりも安心安全に運動できるのです。こんな人ばっかりではイオンさんも困るでしょうが、地域の高齢者にとっては憩いの場と化しているかもしれません。あたたかく見守りましょう。

NHK 石川NEWS 白山市のショッピングモールで熱中症対策のウォーキングの催し

例年夏は猛暑が続き、熱中症対策も必須になるので気軽にっていうわけにはいきませんね。上記のNHK記事にある通り、大きなショッピングモール内で積極的にウォーキングしていきましょう、という流れを作ってくれてるのはありがたいですね。室内で施設内の1階から3階にまたがる1.7キロメートルのコースがあり、1周するだけでも十分な運動になると思います。

山屋産業ではランニングやウォーキング専用サポーターのOEM製造が可能です

山屋産業ではスポーツや運動をサポートするサポーターなどの製品を作ってきた実績がございます。夏場の暑い時期にむけて、吸水性が高い、熱がこもりにくいなどの機能性がある素材についてもご提案ができます。

また他に肌触りがよい生地がよい、なるべく軽いものを作りたいなどのご要望にもお応えできます。もしこういう商品がほしい!などのアイディアがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

サポーター製品一覧ページ

OEM製造をご検討されている方はまずはこちらの「よくあるご質問」をご覧下さい。

お問い合わせフォームへ

いま目の前で楽しそうに自分の子供が遊んでいます。まだ幼稚園児ではありますが、家の中で裸足で駆け回って、少々うるさいくらいですが。この間から仮面ライダーの悪役に指名され、やられ役となって逃げ周り、切られてばかりです。

時折、反撃してやっつけたりすると、「悪役はそんなことせんよ!」とお叱りを受け反省。汗だくになっても平気です。一通り遊んだところで一緒にお風呂に入って汗を流していると・・・

子どもの足裏はキレイなのに比べて大人の足裏は・・・

子供の身体を洗いながら足の裏を見てると、当然ですがキレイなものです。保育園では夏、鼻緒のついたサンダルを履くことが義務づけられているのですが、園の教育方針であり足のことを考えてくれているので安心できます。

さて、大人の自分の足の裏はどうなっているのか?驚くほど汚い・・・・左足裏ヨコアーチの中央部に魚の目が昔からあり、ヨコアーチがつぶれているので、正しい歩行が習慣になっていないということでしょうね。

足裏が汚いのは日頃の歩き方が理由かもしれません

皆さんはご自身の足裏を常に見ていますから、どこに痛みがあるか把握していると思います。子供と大人の足裏をくらべてみて違いがあるということは、これまでの歩き方が影響しているということですよね。

恐らくですが、靴のかかとのすり減り方も左右で違っているのではないでしょうか。こうした症状を緩和する目的で、足裏のバランスを調整する商品がいくつも売られていますよね。

足の裏にまつわる病気や症状とは

『人の足裏の面積は身体全体の何%かご存じでしょうか?』

答えはおよそ2%と言われており、それだけの面積で身体全体を支えているので、いかに足裏が大切な機能で、強い力がかかっているかが分かりますね。世の中には足裏の痛みやそこに端を発する不調に悩む人が多いのです。足裏が痛む病気や怪我はたくさんありますが「足底筋膜炎」「扁平足」「中足骨骨頭痛」「モートン病」などが挙げられます。

一度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。おそらく既に痛みを感じている方は、整体に行ったり、靴を変えたり、様々なグッズを試して試行錯誤されているものを思います。

インソール(中敷き)

足裏の不調を感じた時に、すぐ浮かぶ対策グッズはインソールではないでしょうか。普通は買った靴の中に1枚ずつ入っていますよね。

しかし、元々入っているインソールが自分の足裏に合っていないことはよくありませんか?それは元々入っているものの目的がただ敷くためだけの中敷なので、その他の機能が加味されていないからです。

機能性インソール

機能性インソールとして市販されているものは足裏の内側アーチを作ることを目的としています。ところどころにボコッとした突起があったり、そのものが上向きに沿っていたりと色々種類があります。

オーダーメイドのインソールが増えています

市販品を買う以外に、専門家の診断のもと特別にオーダーメイドで作るという選択肢が増えています。もちろん金額は高くなりますが、トップアスリートなど身体のバランスの影響が出やすい人はオーダーメイドで作られるようです。身体全体のバランスが整えられると、腰痛やひざ痛、肩こりや頭痛なども解消したという人の話を聞くことがあるので、足裏の影響が大きいことが分かりますね。

かかとにクッション材を取り付けたサポーター

他に足にはめるて足裏をケアするサポーターも販売されています。弊社もサポーター製造メーカーのひとつですが、その需要の多さに驚くことがあります。

上記の写真は、保温用シームレスサポーターの内側に、ポリウレタンのクッション材を取り付けたサポーターで、山屋産業の中でも毎月コンスタントに出荷しているロングセラー商品です。

やはり、こういった製品が長年売れているということは、足裏のトラブルを抱える人がいかに多いかを象徴しているのではないでしょうか。日本人は家の中で靴を履く文化はないですが、ご家庭での日常生活の中で、みなさん辛い思いをされているのだと思います。

上記の写真は、製品の内側のクッション部分の写真です。クッション材は完全接着でくっついており、縫製はしていません。足裏部分で衝撃が加わりやすい部分ではありますが十分な強度となっています。

足裏のサポーターはいくつかに細分化されています

偏平足という言葉を聞いたことがあると思いますが、土踏まずがなくてベタっと足の裏が地面にくっついてしまう人です。土踏まずがある人は、足裏の親指の先からかかとにかけてアーチができており、浮いた状態になっているのです。

このアーチがないと、疲れやすい足となりますし、それに連動して各種の不都合が起こります。大変大切な機能なのですが、このアーチがない人用に、アーチの代わりにパットを挿入して足裏を支えるサポーターがあります。

まずは自分は土踏まずがないなと思われるなら、こうしたインソールやサポーターを使用して改善をしてみてはいかがでしょうか。

もしかするとひざ痛や腰痛も合わせて改善されるかもしれません。自分ではよくわからないと言う人は、どうぞお近くの接骨院や整形外科で相談しましょう。間違った商品を使用してはかえって悪化してしまいます。

足首サポーターのカカトにクッション素材をつけた製品がご提案できます

山屋産業ではサポーターの足裏にさまざまな形状のパッドをいれた製品のOEM実績がございます。これまでご紹介した靴下タイプのものもあれば、足の土踏まず箇所に部分的に履ける短いタイプもご用意できます。専用の抜き型を作成して形状を整えますので、いろいろなパターンを作れるのです。カラーは黒と白のご用意がございます。

これまで医療やスポーツ分野で足にまつわる製品を多数製造して世の中に送り出してきましたので、こういった製品を作って欲しいなどのアイディアをお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

『マイクロファイバー』といえばブランケットやクロス、タオル、スリッパなど色々な製品に利用されるようになり、目にすることも増えましたね。触り心地が非常に良いので、店頭に並んでいるとふと触ってみたくなる人もいるのではないでしょうか。自分好みの触り心地を見つけた時はいつも感動してしまいます!さて、今回は山屋産業のマイクロファイバー製品をご紹介していこうと思います。

マイクロファイバーとは

マイクロファイバーmicrofiber)は、1デニールまたはデシテックス/糸よりも細い合成繊維で、直径が10マイクロメートル未満のもの。

                        マイクロファイバー – Wikipedia

マイクロファイバーのほとんどはポリエステルもしくはナイロンを原料としてできており、非常に軽く、吸水性、速乾性に優れた素材です。スポーツウェアやその他の多くの用途で、吸水速乾性がある素材として利用されています。

◯ デニール(denier)とは

デニールとは、絹糸やナイロンなどの化学繊維のような長繊維の太さを表す計量単位のことをいいます。タイツやストッキングの太さを表す単位として有名です。

デニールは、糸の長さ 9,000メートル= 1.0 グラム(g)

つまり、デニールの値が大きくなればなるほど、糸が太いことを意味しています。現在では、デシテックス(dtex)が国際単位として、広く使用されています。

マイクロファイバー製品の肌触りが良いのは何故か?

繊維の直径が8マイクロメートル以下の非常に細い繊維で構成されています。この極細の繊維が生地を柔らかくして、肌に対して優しい感触をあたえてくれます。

マイクロファイバーのメリット・デメリット

<メリット>

・繊維表面のギザギザが水分を効率よく吸着するので吸水性に優れ、速乾性も兼ね備えている

・繊維に隙間が多く空気を多く含むことができるので、軽量で保温性を高める効果がある

<デメリット>

・繊維が細かいため擦れた時に強く傷つく可能性があります。

山屋産業で実績のある製品のご案内

山屋産業の自社工場にはミシンや編み機などが豊富にありますので、色々な製品を製造することが可能です。弊社でマイクロファイバーの製品化したことがあるものの一部をご紹介いたします。

レッグウォーマー

上記の写真はレッグウォーマーです。仕上げ長さは34ー35cm、膝からふくらはぎまでをすっぽりと覆えるサイズになっています。ゴムの量を調整してよく伸びる生地にすることも、伸びを抑制することも可能です。シームレスな丸編みになっており、テーパーをつけることも可能です。

テーパーとは、編み立て生地の上部と下部の幅を調整したものです。何故幅を変えるかと言いますと、膝サポ―ターなどでは「太ももとふくらはぎの周径が違う」のでテーパーを付けないとフィット感が良いものに仕上がりません。そのため体の形状に合わせる為に、テーパーを付けているというわけなんです。

レッグウォーマーの選ぶ基準

素材の質感:実際に触ってみて、なるべく柔らかく肌に優しいものを選ぶことが大切です。

長さと厚み:実際の用途に合わせて長さと厚みを選んでみてください。

サ イ ズ:快適にフィットするサイズ感のものを選ぶか、ゴムの伸縮性が高いものを選びましょう。

腹巻き

レッグウォーマー同様に丸編み機で作ります。例えばのサイズですが、置き寸24cm幅のものでゴムによる伸縮性を持たせれば、ウエストサイズ100cm程度の人まで快適に着脱することが可能になります。

靴下

こちらはフリーサイズのマイクロファイバー靴下です。レッグウォーマーと靴下をセットにして履けば、足元から温めてくれて、冬の寒さを快適に過ごすことができるアイテムです。糸もいろいろな色を合わせて編むことができますので、ボーダーなどの柄にすることもできます。

まだ製品化の実績はありませんが、長さや幅を変えていけば、アームスリーブやリストバンドなども作ることは可能です。

山屋産業ではマイクロファイバーの糸の仕入れからOEM製造まで対応できます!お気軽にお問い合わせください!

山屋産業では台湾法人を通じて、台湾からマイクロファイバーの糸を調達し、国内の製造工場で製品を作っています。少し前のお話ですが、他社で生産できないか試しで編み機に通してもらいましたが、マイクロファイバーの糸が特殊なために引っかかって、綺麗に仕上げられないと回答があり驚きました。靴下やサポーターを作る編み機は見た目や機能は似通ってても、得手不得手はあるようですね。

マイクロファイバー製品のOEM製造ができるというのは山屋の強みだと考えています。M/Lのサイズ展開、ゴムの伸び、置き寸の幅、織りネームの縫製など、いろいろなご提案をさせて頂きます。

これから夏に向けて暑くなってくる時期ですが、秋冬製品の企画・デザインなどは今の時期から混み合ってきます。マイクロファイバーを使ってこういった製品が作れないかと、色々アイディアをお持ちの方は是非お問い合わせ下さい。


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