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新商品「滑り止め加工付き 伸びるB面ゴムひも」のご紹介をしたいと思います。

これまでに「伸びるB面ゴム紐」として、オスマジックをくっつけることができるゴムひも(織ゴム)をご紹介してきました。この織ゴムは良く伸びるので、使い方によって色々な製品に活用でき、織ゴム表面が毛羽立たないことが大きな特徴です。

そこから織り方をさらに工夫をして完成したのが今回の製品になります。生地の中心に4本白く浮き出た線ができていますが、このナイロン糸が滑り止めとなり、何かに巻きつけたりする際にずり落ち防止などとして効果を発揮します。

滑り止め加工付き伸びるB面ゴム紐

こちらの織ゴムの概要は以下の通りとなります。

品名 : 滑り止め加工付き 伸びるB面ゴム

幅  : 130mm幅、170mm幅

仕立長: 1巻30メートル巻

伸度 : 約2倍

素材 : ナイロン、ポリウレタン

特徴

片面はパイル織り、片面はゴム紐:
一方の面は柔らかいタオルのようなループ構造のパイル織り、もう一方は伸縮性のあるゴムひもを採用。特殊な編み工程を加え、適度なグリップ力を実現しました。

自在なフィット感:
ゴムひもは約2倍まで伸びる伸縮性があり、マジックテープ(オスマジック)を取り付けることで、締め付け具合を自由に調整可能。結束バンドや腰痛ベルトとして、ぴったりフィットします。

耐久性と信頼性:
特殊なパイル糸を使用しているため、繰り返し着脱しても接着力が長持ちします。

メンテナンス性:
ドライクリーニングにも対応しており、清潔に保ちやすい設計です。

用途のご提案

腰痛ベルト、和装用ベルト、止血バンド、結束用ベルト、リストバンド、ラップサポーター、加圧トレーニング用バンド、など用途は無限です。

構造上の問題で、黒地が残ってしまうので、赤!青!のように一色で綺麗な色味は出ませんが、下の写真のようなぼやけた色味でしたらカラー展開も可能です。

↓↓↓伸びるB面ゴム紐の製品化事例などを紹介した記事はこちら。ぜひ参考にご覧ください。
小ロットでサポーターを作りたい方は「伸びるB面ゴム紐」で在庫リスク最小限のオリジナル製品が作れます。
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サポーターを作って販売したいという方でこんなお悩みありませんか? ロットが大きくて始められない・・・本体生地の製造に納期がかかりすぎる・・・。 なかなか条件と合致しなくてお困りの方は「伸びるB面ファスナー」で、そんなお悩みを解決!!
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/5978/

↓↓↓ 山屋産業オリジナルの人気の織りゴム製品はこちら

超極薄ハイパワーゴムができました!細幅織物や素材に柄やプリントしたい方もお問い合わせください!
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驚きの薄さ0.5㎜でありながら50,000回の伸縮疲労試験後も90%の張力を維持するハイパワーなゴムです。軽くてやわらかな風合いから体にフィットするので、弊社でも腰ベルト他サポーターの部分使いとして使用しています。
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/3995/

↓↓↓ 織りゴム新商品|伸びるB面ゴム紐に滑り止め加工はこちら

織りゴム新商品|伸びるB面ゴム紐に滑り止め加工を施しました
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「伸びるB面ゴム紐」として、オスマジックをくっつけることができるゴムひも(織ゴム)をご紹介してきました。この織ゴムは良く伸びるので、使い方によって色々な製品に活用でき、織ゴム表面が毛羽立たないことが大きな特徴です。 そこから織り方をさらに工夫をして生地の中心に滑り止め加工を加えたことで、何かに巻きつけたりする際にずり落ち防止などとして効果を発揮します。
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/10712/

織りゴム、編みゴム、平ゴムなど一大産地にある山屋産業だからこそのご提案が可能です!

山屋産業では伸びるB面ゴムひもとセットで、A面マジック(オスマジック)を取り付けて製品化することが多いのですが、以下のような単体やセット販売なんかも可能です。

・生地(ロール)だけを販売

・生地+カットしたA面マジックとセットで販売

・生地+カットしたA面マジックを縫製加工して販売

それ以外にもどのようなパターンをご希望か、一度お問い合わせいただければお答え致します。ご質問や、サンプル依頼、見積もり依頼など何でも結構です。その他にも細幅、太幅、極薄、メッシュ生地の織りゴム、編みゴムなど多数の取り扱い実績がございます。今までにあまり見たことがない伸びるゴム紐などをお探しの方はぜひ一度お問い合わせください。

近年ではゴム紐をサポーター以外の使い道をご検討の企業様も多く、産業資材として何か使えないかと考えられているようです。滑り止め付きで丈夫でヘタリにくい素材なので、何かに巻き付ける、何かをカバー(被服)するなど、いろいろな使い道が考えられます。他産業同士で意見を出し合うと、こんな組み合わせがあったのか!と驚くことも多いので、いろんなご意見をお聞かせいただけると大変嬉しいです。

2月になりました。今週は10度越えのする日のあるあったかい日が続きそうです。朝起きるのも少し楽になりそうですね。

先日長野へスキーへ行ってきました。石川県のスキー場では、前が見えなくなるほど視界が曇ることってあまりないのですが、長野だと更に気温が低いこともあって、よく視界が悪くなります。なのでゴーグルは必需品です。そんなゴーグルのゴム紐に滑り止め加工する依頼がきました。

用途はゴーグル用のヘルメットに対しての滑り止めのようです。そう、ゴーグルの締め具合によっては頭からズレたりすることがあるので、スキー中にグローブ付けた状態で直すのは結構ストレスです。それをズレおちないようにする為の滑り止めプリント加工です。

特殊加工

ー目次ー

1.  滑り止めプリントの種類<インク>

  ●1-1. アクリルインク (滑り止め効果:低 / 価格:低)

  ●1-2. ポリ塩化ビニル(PVC)インク (滑り止め効果:高 / 価格:低)

  ●1-3. 加水分解しやすい塩ビ(PVC)

  ●1-4. シリコンインク(滑り止め効果:高 / 価格:高)

滑り止めプリントの種類<インク>

 今回の滑り止めプリントはシリコンで行いましたが、弊社で取り扱いの滑り止め加工には3種類ございます。この種類というのはインクの違いです。また、インクと生地の相性もありますので、滑り止め加工をお考えの方は一度参考にしてみてください。

1.アクリルインク (滑り止め効果:低 / 価格:低)

アクリルプリント

アクリルインクを使用して滑り止め加工をすると、価格を抑えた滑り止め加工が可能です。ただ、滑り止めの性能としては、塩ビ・シリコンには劣ります。また、アクリルですと床へあと残りすることがない点が強みです。また加工する生地の素材も選びません。

※アクリルプリントの滑り止め性能

2.ポリ塩化ビニル(PVC)インク (滑り止め効果:高 / 価格:低)

塩ビプリント

塩ビのインクは、安価で滑り止め効果も高いものができるので、多くの滑り止め製品に使用されています。エコなのか?と言われることもありますが、近年ではゴミ処理施設の機能が上がり、PVCを燃やしても有害な毒が出ないような技術まで発展している様です。

※塩ビ(PVC)ドットプリントの滑り止め性能

●加水分解しやすい塩ビ(PVC)

1点注意すべきなのは、PVCや合成ゴムのインクは加水分解してしまうという点です。キッチンマット用の滑り止めが床に張り付いた・ベタベタになった経験はないでしょうか。これは滑り止めが加水分解することによっておこる現象です。滑り止め加工をご検討の方で、このような用途で製品化される場合は気を付けた方が良さそうです。

滑り止めに使われる素材は、合成ゴムや塩化ビニール(PVC)などがあり、これらには、素材を柔らかくするための可塑剤(かそざい)という成分が入っています。この可塑剤は、長期間の使用や熱によって溶け出す性質をもっており、長い期間使っていたり日の当たる場所に敷いていたりすると徐々に染み出してきます。染み出した成分は床のワックスなどの成分に反応してくっつき、さらに重みが加わるので、なかなか取れないガンコなベタベタ汚れになるのです。

https://runt-vattnet.jp/bathmat-anti-slip-cleaning/

3.シリコンインク(滑り止め効果:高 / 価格:高)

シリコンプリント

シリコンも滑り止め材として使用されています。シリコンも塩ビも実は見た目は同じに見えますが、シリコンは塩ビよりも耐熱性、耐寒性に優れており耐候性・耐水性・耐スチーム性にも強いことから屋外で使う製品に適していることが分かります。ただ、PVCより高いので、予算が限られていればPVCインクを、機能性を求めるならシリコンインクを選択することが必要です。

ドット連続プリントした製品
※画像はドット連続プリントの例です

さて、今回最初のサンプルは、シリコンプリントのドット柄で試してみました。
もう少しグリップ力が、プリント面を増やして欲しいとの事でしたので、ベタでプリントしてみたところ、今度はグリップ力があり過ぎという事で、線を連続でプリントしてみました。

何度か試作を繰り返し、納得のいくシリコンの連続プリントに成功しました。
実際にはゴム紐に5本の線が連続した製品になりました!これで立派なゴーグル用の特殊ゴム紐の完成です。

山屋産業では、加工のみのご依頼も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

※※※申し訳ありませんが、500枚以下の小ロットにはご対応しておりません

ご希望の生地に合った加工をご提案させて頂きます。ご依頼の際は、

・加工したい生地や製品の詳細(できれば組成や生地・製品画像など)
・加工数量
・(指定があれば)使用するインクの種類・色
・(指定があれば)滑り止めのデザイン

を明記した上で、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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