各種繊維製品の企画・製造・販売

お問い合わせ

昨今「ナイトキャップ」が再び注目されているのをご存知でしょうか。

従来は美容目的で女性を中心に使われていたアイテムでしたが、今では男女を問わず幅広い層で人気を集めています。その背景として、ヘアケアに対する関心の高まりや、快適な睡眠を求めるライフスタイルの変化、最新の美容・健康トレンドなどが影響しているらしいのです。

ナイトキャップとは

ナイトキャップとは、寝ている間に髪を保護するアイテムです。

主にシルクやサテンなどの素材で作られており、摩擦によるダメージを防ぎ、髪の乾燥や寝癖を抑える効果があります。年齢を問わず髪の健康や見た目を気にする方々にとっては、ナイトキャップは髪質改善やスタイリング維持に役立つ商品です。最近では、男性向けのデザインも登場しており、髪や頭皮のケアをサポートする新たな美容アイテムとして注目されています。

ヘアケアと美容に興味・関心の高い30代~50代男女の約3割がナイトキャップを使用

最近の調査によると、30代~50代の男女の約3割がナイトキャップを使用していることが明らかになりました。特にヘアケア目的でシルク素材が人気を集めており、キャップやフードタイプが選ばれています。

ナイトキャップは、髪の摩擦防止や保湿効果に優れており美髪ケアに最適なんです。男女問わず注目を集めており、「使いやすさ」や「ずれにくさ」も重要なポイントとなっています。徐々にではありますが今後も美容習慣として浸透していきそうだと感じます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000104729.html

ナイトキャップを使うメリットとは

ヘアケアを気にされている方で着用されている方も多いのではないでしょうか。ナイトキャップの主な目的は以下の3点となりますが、社内で着用している人の意見を聞けば、髪質改善に非常に役立ったと評判を聞きました。

1.摩擦の予防

ナイトキャップをかぶることで、寝ている間に髪と枕や布団との摩擦を減らし、髪のダメージや切れ毛、枝毛を防ぐことができます。特にシルクやサテン素材のナイトキャップは、髪をなめらかに保ち、翌朝の寝癖やパサつきを防ぐ効果が期待できます。

2.髪の保湿をキープ

ナイトキャップをかぶると、頭皮や髪の水分が蒸発しにくくなり、保湿効果があります。特に乾燥しやすい冬やエアコンの効いた部屋では、髪や頭皮の乾燥を防ぎ、健康な髪を保つのに役立ちます。また、ヘアケア製品を使用した後にナイトキャップをかぶることで、効果を持続させやすくなります。

3.快適な睡眠環境

ナイトキャップをかぶると、頭が温かく保たれ、冬の寒い夜や冷房が強い部屋での冷えを防ぎ、快適な睡眠環境を作ります。特に保温効果の高い素材を選ぶことで、睡眠の質向上が期待されます。

4.寝癖予防

 髪型を整えて寝た場合、ナイトキャップをかぶることで、寝癖がつきにくくなり、スタイリングを翌朝も維持できます。特にクセ毛の方やロングヘアの方には、ナイトキャップが寝ている間に髪型が乱れるのを防ぐ便利なアイテムです。

上記のメリットがあると聞くと、これまで使ったことなかった中の人ですが良い事づくめなので興味が湧いてきますね。このようにナイトキャップは美容意識の高い人々だけでなく、髪の健康を保ちたい男女問わず多くの人に支持されてきているのだと思います。

非常に柔らかい生地のナイトキャップも作れます

こちらは丸編み生地の片側を丸く裁断して縫い合わせて、帽子や長い筒状に加工したものです。弊社では新生児用のベビーキャップなどの製造実績もあり、こういった裁断→縫製→加工は非常に得意分野でございます。

写真は置き寸法13cmほどで子供サイズのキャップですが、置き寸法22cmほどのサイズに拡張すれば、大人用で締め付け感がちょうど良いキャップにすることができます。長さをもっと長くすれば髪を程よくホールドしてくれる袋部分としてちょうど良いかと思います。

ロゴ入れ、ネームタグ付けも問題ありません。オリジナル製品として販売したり、販促品として使われるのはいかがでしょうか。

ナイトキャップは、最新の美容トレンドや健康志向に敏感な人々の間でますます重要なアイテムとなっています。特にメンズ市場での成長や、ファッション性と機能性を兼ね備えたアイテムとして男女問わず注目されています。今後も、サステナブルなライフスタイルや睡眠改善への関心が高まる中で、ナイトキャップの人気はさらに拡大していくでしょう。

山屋産業は機能糸を組み合わせたナイトキャップのOEMが可能です

 山屋産業ではさまざまな大きさの編み機を複数所有しております。マイクロファイバー糸、ポリエステル糸、備長炭糸、シルク糸、オーガニックコットン、水着用の生地など、機能糸や生地を組み合わせて、長さやゴム強度なども自由に変更させてナイトキャップのOEM製造ができます。

意外だったのですが、社内で聞いてみると日頃からナイトキャップを使っている人はいるんです。少し前にメンズ化粧品について調べたときもそうでしたが、徐々に美容に関する意識が変わってきて、今までになかった習慣が徐々に浸透してきているのだなと感じます。

山屋産業では時代と共に変わる新しい習慣にも、ニーズに応じた価値を提供できる製品を世に出したいと考えております。是非こういった製品が欲しいなどのアイディアやご要望がありましたらOEM製造を承りますので、お気軽にお問い合わせください。

「突然で申し訳ないですが、男性の方に質問です!『スキンケアは何かされていますか?』」

最近、メンズの美容製品を見かけることが増えてきましたよね。かつては女性向けが中心だった美容業界ですが、今では男性も自分の肌を大切にする時代です。特に、仕事やプライベートでの印象を良くするために、スキンケアに力を入れる男性が増えているようです。

メンズスキンケア市場は急速に拡大しています

特に20〜30代の男性が積極的にスキンケア製品を使用し始めているようです。背景には、清潔感や健康的な外見を求める意識の高まりや、コロナ禍でオンライン会議が増え、自分の顔を見る機会が増えたことが挙げられます。山屋産業の社内でも男性同士でスキンケアについて話題が出てくるようになったので、徐々に浸透しているのだなと思います。

産経新聞のメンズコスメに関する記事からの引用ですが、男性化粧品市場は令和4年までの5年間で約1・5倍となる376億円に増加しているようです。また、令和5年上半期(1~6月)でも前年同期比15%増と好調らしく、今後の市場拡大も見込まれることから、まだまだ新しいニーズが生まれて市場が活性化しそうなので情報収集しておきたいなと思います。

「男だってキレイになりたい」 メンズコスメ、5年で400億円市場に拡大 ー 産経新聞

正しいスキンケアの考え方とは

正しいスキンケアの方法というのはご存知でしょうか。

なんとなく『洗顔→化粧水→乳液→美容液』の順番にスキンケアしていく!くらいは分かってても、具体的にどうやってやるのが正しい?というのは理解していない方が多いのではないでしょうか?

参考程度ですが簡単なスキンケアの注意点について書いてみますね。

1.男性の肌の特性とは

男性の肌は女性よりも厚く、皮脂分泌が多いため特に毛穴の詰まりやテカリが気になりやすいですよね。そのため、洗顔や角質ケアが重要になってきます。

2.基本的なスキンケアルーティン

男性向けには、洗顔、角質ケア、保湿が基本のステップであり、さらに日焼け止めを使って紫外線から肌を守ることが推奨されています。シェービング後の肌荒れにも対応する製品選びがポイントです。

3.専門的なアドバイスをもらいましょう

自分に合ったスキンケア方法を見つけるために、専門家のカウンセリングを受けるか、オンラインの肌診断ツールを活用することが推奨されています。毎日鏡越しに見ている自分の肌ですが、実際の状態がいいのか悪いのか分からないですよね・・・プロのアドバイスを受けることで、より効果的なスキンケア方法が理解できます。

オールインワンジェルという選択肢もでてきました

忙しい社会人や学生が全てやろうとするとめんどくさくて、なかなか続かないってことありませんか?色々最近のトレンドを調べてみると、スキンケア、UVケア、クレンジング不要などをうたった1本のオールインワンジェル製品も出てきています。こういう導入しやすい製品が出てくると継続できるかもって感じますよね。

光老化について知っている男性はたったの32%

紫外線をはじめとする太陽光線を肌に数分〜数十分ていど浴びると1日に必要なビタミンDが皮膚内で生成されて役立ちますが、それ以上を長時間、無防備に浴び続けてしまうと肌の光老化が起こります。

日焼け止めを塗っている男性は女性の1/5しかおらず、上記の光老化について知識を理解しているかどうかに関わっているのかもしれません。もっとスキンケアに関わる情報を理解する人が増えれば、こういった市場も一段と盛り上がってくるかもしれませんね。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000482.000013377.html

購入者特典としてにサポーターやクロスはいかがでしょうか

山屋産業は手首、ひざ、ふくらはぎ、腕、太ももなどにはめる丸編みシームレスサポーターの編み機を自社で持っていますので多様なサイズ・長さに生産が可能です。ノベルティ品となると低価格で大量生産のお話をいただくことが多いですが、そういった需要にも十分にこたえられる生産能力を持っています。

こちらは手首用のシームレスです!薄手で伸びもあり柔らかい素材なのが特徴です。こういった製品は美容関連でいうと、化粧水や美容液などをなじませたシートなどが剥がれないよう押さえるのにも使えますね!

上記はアームスリーブですね。真っ黒な無地のものやしましまも作れます!水着用として人気な生地をフラットシーマで縫製して地肌への当たりの少ない製品にすることも可能です。

ネオプレンドリンクカバー

こちらはペットボトルクーラーです。素材はネオプレンの製品で、通気性もなく、防水素材なので飲み物の保冷・保温に向いている商品になっています。バイアステープの色、ステッチの色、またはプリントでロゴ入れなどでオリジナル製品はいかがでしょうか。

スキンケアは日常の小さな積み重ね!山屋産業の製品を活用してください

山屋産業はスキンケアを頑張ろうと考えている男性たちのサポートできないかと常に考えています。

ノベルティとして使えるメンズ向けの製品も提供しています。例えば、汗をかきやすいシーンで活躍するサポーターやアームカバー、マイクロファイバーのクロスなど。イベントやキャンペーン用のノベルティとして最適な製品をOEMできますので、男性化粧品などを販売や企画されている方で、こういうのを考えたいという方がいらっしゃれば是非お問い合わせください。

備長炭と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?

燃料としての炭利用が一般的なきがするかもしれませんが、実はそれだけではありません。飲料水に入れて浄化したり、ご飯を炊く際に美味しさを引き出すために使ったり、さらにはペットのドライフードに混ぜ込んで健康をサポートするなど、日常生活のさまざまなシーンで耳にしたりします。

今回は、そんな備長炭を繊維に練り込んだ製品をご紹介いたします。新しい生活の質を提供するアイテムとして、ぜひご注目ください。

備長炭ウォーマーを快適に過ごせます!

備長炭(びんちょうたん)は、日本で古くから使用されている高品質の木炭の一種で、主にウバメガシという樹木を原料にして炭化させたものです。備長炭は、非常に硬くて密度が高いのが特徴で、燃焼時には高い温度を発し、煙や臭いが少ないため、特に料理の炭火焼きなどに適しています。また、長時間燃焼し続けることができるため、商業用や家庭用のグリル、炉、暖房などにもよく使用されます。

備長炭を繊維に混ぜこんだ場合の効果とは

備長炭を練り込んだ繊維を使うと、以下のような効果が期待できます。

遠赤外線を放射して寒い時期には温めてくれる効果や、夏には放熱効果によって快適に着用でき、汗臭などの防臭効果を期待できるなど、さまざまなプラスの面が考えられます。

肌触りの良いレッグウォーマーの評判が良いです

特徴はなんといっても肌触りの良さでしょうか。薄すぎて冬場寒そうなどのお声も聞きますが、薄さや締め付けについては、間に編み込む糸やゴムの強さや本数で調整を行います。フリーサイズで展開されたい場合でもちょうど良い緩さで調整します。太もも〜かかとまでカバーするロングタイプももちろん作れます!

膝専用サポーターとしてカーブをつけた製品も作れます。真っ直ぐなサポーターを見掛けることは多いですが、カーブがある分、履いた時のフィット感が良いのも特徴です。

山屋産業は備長炭を使った多様なサイズの丸編み製品を作れます!ぜひお気軽にお問い合わせください!

山屋産業ではシームレスの丸編み機を自社工場内に多数所有しており、手首やアームスリーブなどの細いものから、太ももや腹巻きなどの太い径まで、多様なサイズ展開の製品を作ることが可能です。備長炭のようにロングセラーの人気機能糸の取り扱いもございますし、オーガニックコットン、マイクロファイバー製品も季節によって依頼がきています。

医療用、スポーツ用サポーターのシームレスサポーターを長年製造してきた強みやノウハウを活かし、一般の生活にも馴染む高品質な製品も企画・製造しております。こういった製品が欲しいという要望やアイディアがございましたら、是非一度お問い合わせください。

弊社の丸編み機で作れる規格は、以下の記事もご参考にしてください。

丸編み機でできるニット製保温用シームレスサポーターは生地もサイズも多種多様です
thumbnail
弊社から出荷されるニット製保温用シームレスサポーターは自社工場で編み立てされた生地になります。工場内はきれいに管理されており、綿ほこりは大型の集塵機によって吸い取る工夫をしています。ニット製とは「生地」の事を指しています。ニットは一本の糸でループをつくりながら編み上げられた生地の事を指し、これを筒の様に編み上げる事ができる「丸編み機」を保有しています。
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/326/

これまでの経験を活かして細幅織ゴム生地(ゴムひも)を弊社オリジナルで作りましたのでご紹介したいと思います。普段からこういった伸びる生地を見慣れている業者様からも、キックバックも強くて使いやすい良い素材だと高評価をいただいているものでございます。

超薄メッシュ織ゴムのご紹介いたします

これまでにあまり見たことのないゴム紐をお探しの方には必見です。最近は本当に製品の移り変わりが激しく、製品寿命がどんどん短くなっている中で、いろいろなお取引先様から新しいものははないのかと問い合わせが多く寄せられます。いろいろな業者様からのご要望を詰め込んで出来上がったのが「超薄メッシュ織ゴム」です。

なかなか他では見つからない素材に仕上がっていますので、実際に何度もリピート購入していただいているお客様が出てきています。

超薄メッシュ織ゴムの特徴

生地幅:60mm幅、100mm幅

カラー:グレー、ブラック

素 材:ポリエステル

伸び方向:縦伸びのみ

フリーカット生地なので裁断してもほつれにくい

キックバックが強いのでサポーター本体やパーツに向いている

生ゴムとは異なり織ゴム生地なので肌にとても優しくフィットするのが特徴

 ※※※ 現時点では、上記のサイズやカラー展開のみ ※※※

以下の写真でご覧になれるように、生地自体が非常に薄いです。

計測器で測った結果 薄さ 0.56-0.59 mm  非常に薄い素材です!

フリーカット生地なので切ってもほつれない

切れ込みをいれた断面をみてもらっても、生地のほつれは出てきません。

メッシュ構造なので通気性が高い

ゴム紐を伸ばしていない状態でも、山屋産業の花壇に咲いている紫陽花が透けて見えてしまっています。通気性が高い生地となりますので、夏用コルセットを作ろうとする場合にも最適な素材ではないでしょうか。通常の生地に通気性をもたせようとする穴を開ける手間が増えますが、この生地ならそういった手間もかからずに使うことができます。

実際の伸び具合を動画で確認してください!

生地のみ(ロール)の販売も大丈夫です

生地のみを買いたい場合でもご対応させていただきます。

最低ロット 2,000m〜 となりますが、それよりも少量でお買い求めされたい方、生地のサンプルが欲しい方も、まずは一度お問い合わせください!

様々なゴム紐やゴム生地のご提案が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください!

夏にぴったりな生地だからといっても、薄ければ良い、メッシュ構造であれば良いというわけではなく、何度伸ばしてもヘタりにくい、実際に腰などに巻いて使用して折れにくいなど、最終的に使用するエンドユーザー様に評価していただいてこそ良い生地と思います。

生地をそのまま使ったサポーターを作る場合もあれば、補強用の芯を付け加えたり、生地を貼り合わせたり色々な加工が考えられます。最近では無縫製で非常に強い製品もサポーターでは増えてきていますね。山屋産業ではこれまでの知見を活かして、お客様のご要望に合わせて製品作りをご提案いたします。こういったサポーターが欲しい、作りたいという希望やアイディアをお持ちの方はぜひお声がけください。

↓ ↓  関連記事も是非チェックしてみてください!! ↓ ↓

超極薄ハイパワーゴムができました!細幅織物や素材に柄やプリントしたい方もお問い合わせください!
thumbnail
驚きの薄さ0.5㎜でありながら50,000回の伸縮疲労試験後も90%の張力を維持するハイパワーなゴムです。軽くてやわらかな風合いから体にフィットするので、弊社でも腰ベルト他サポーターの部分使いとして使用しています。
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/3995/

そのほかの弊社オリジナル商品として下記の「超極薄ハイパワーゴム」もございますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。販売開始から少々時間も経っていますが、最近でも毎月複数のお客様からご購入いただいている山屋産業オリジナルのロングセラー商品です。

最近、新聞やニュースを読んでいると、認知症に関連した記事を良く見かけて読んでしまいます。おそらく個人的に気になっているから話題だからこそ目に留まるのかもしれませんが、自分の両親も65歳以上の高齢者で少し遠くに住んでいるため、他人事ではなく自分ごととして捉えてしまいますね。

2025年に認知症となっている高齢者の割合は?

2024年の日本の高齢者人口は3,625万人、日本の人口の29.3%が65歳以上の高齢者となっています。

内閣府が発表した「平成29年版高齢社会白書」によると、認知症の要因の一つが加齢であることを踏まえ、2025年高齢者5人に1人が認知症になりうると試算しています。

認知症とは

「認知症」とは様々な脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます。

認知症の原因とは

主な認知症の種類とその特徴について以下の通りです。

<参考>https://www.tanzawahp.or.jp/pr/2024/04/23/認知症とは?4つの種類の特徴を一覧で分かりやす/

1.アルツハイマー型認知症:

特徴: 記憶力の低下や判断力の喪失が主な症状です。

2.血管性認知症:

特徴: 症状は損傷部位によって異なり、歩行障害や注意力の低下が見られることがあります。

3.レビー小体型認知症:

特徴: 幻視やパーキンソン症状(筋肉の硬直や震え)などが現れます。

4.前頭側頭型認知症:

特徴: 行動や人格の変化、言語障害が主な症状です。

認知症のリスク要因

認知症は複合的な要因で発症することが多いため、早期の予防と適切な医療ケアが重要です。疑わしい症状がある場合は、専門医に相談することをお勧めします。

インソールのセンサーで認知症になりやすい人を分析する研究

金沢工業大学で高齢者の健康寿命をのばすことを目的としたスマートシューズの研究によると、靴の中敷き(インソール)に特殊なセンサー(歩容センサー)を組み込み、その靴を履いて外出した高齢者のデータ収集を行います。このデータを解析して、認知症になる人がどのようなタイプなのか、行動にはどのような特徴があるのかなど、予防対策に役立てていくようです。

良く聞く話ですが、例えば「歩幅が狭い人」は長生きができないというのが俗説になっています。歩行には何らかの特徴が現れるのかもしれません。歩行時間が短い人は認知症になりやすいといったデータが発見されるかもしれませんね。

認知症は決して他人事ではない

自分の親がいつ認知症を発症するかは誰にもわかりません。認知症は高齢化社会を迎えた日本全体の大きな問題であり、いずれ自分自身も年齢を重ね、その心配をしなければならない時がやってくるのです。認知症対策には、近所同士で見守るといった助け合いを推進するものもありますし、GPSといった通信機能を使った見守りの方法も開発されています。そのどちらもが大切だと思います。

高齢者のウォーキング支援と認知症予防

高齢化社会が進む中、高齢者の健康維持と生活の質の向上は社会全体の重要な課題となっています。特にウォーキングは身体的な健康だけでなく、認知症予防にも効果的であることが多くの研究で示されています。当社は、高齢者のウォーキングをサポートする製品を通じて、認知症対策にも貢献できるよう取り組んでいます。

ウォーキングと認知症予防の関係

厚生労働省が発表している「健康づくりのための身体活動基準2013」によれば、定期的なウォーキングなどの有酸素運動は、脳の血流を促進し、神経細胞の機能を維持・向上させる効果があるとされています。これにより、記憶力や判断力といった認知機能の低下を防ぐ可能性が指摘されています。また、ウォーキングはストレスの軽減や良質な睡眠の促進にも寄与し、総合的な精神健康の維持にもつながります。

足部ケアと歩行の安定性がもたらす安心感

しかし、高齢者にとって長時間の歩行や不安定な路面での移動は、転倒リスクや関節への負担を考えると難しい場合があります。靴と足の研究によると、適切な足部ケアとサポートが歩行の安定性を高め、安全なウォーキングを可能にすることが示されています。当社のサポーター製品は、足首や膝関節を適切にサポートし、歩行時の負担を軽減します。これにより、高齢者が安心してウォーキングを継続できる環境を提供し、活動量の増加を促します。

社会的交流と認知機能の維持

ウォーキングに限らずですが、地域のイベントやサークル活動への参加など、社会的交流の機会を増やすきっかけになると思います。社会的なつながりが認知症予防に重要な役割を果たし、精神的な刺激が認知機能の維持・向上につながります。

山屋産業がある石川県の津幡町には広大な敷地の「森林公園」があり、その中にセラピーロードが整備してされていて、ノルディックウォーキングなどのイベントが毎月開催されています。

テクノロジーとの融合によるさらなる効果

最新の技術を活用したセンサー搭載のインソール入りスマートシューズは、歩行データをリアルタイムで収集・解析します。これにより、個々の歩行パターンや姿勢の変化を把握し、適切なフィードバックを提供することが可能です。これらのデータは、健康管理やリハビリテーションだけでなく、認知機能の状態を間接的に評価するツールとしても期待されています。

認知症対策に使うサポーターの製造実績があります

弊社も認知症対策として使用されるサポーターを開発提供した実績があります。GPSは靴や服などに忍ばせる方式もありますが、弊社のサポーターに機器を取り付けることを考えた企業様がおりました。

GPSは常に身に着けておいてもらわないと、いざという時に役立ちません。ですから身に着けるものとしてサポーターが採用されたのですが、こうした認知症対策が各方面から研究開発されております。弊社も認知症対策に携わった経験がありますので、やはり気になるところです。

まだまだ解決すべき問題が山積していますが、300万人とも400万人とも言われる認知症の方を持つ家族が、早く安心して生活できるような解決策が見つかればと願うばかりです。

<参考>以下は歩幅と健康に関わる記事ですので、ぜひご参考ください。

歩幅と健康には大きな関係がある!自分の歩幅を計算してみよう。
thumbnail
歩幅を広げる方法として股関節を広げるストレッチや、体幹を鍛えることでバランス感をUPすることで歩幅を自然に広げることができます。いつもの歩幅を広げるだけで、より高い運動効果があると言われています。普段のウォーキングで一歩を踏み出す距離を長めに意識する事、足を前に伸ばすように
https://yamaya-sangyo.co.jp/topics/3037/

山屋産業は高齢者の認知症予防などの社会課題に取り組める製品作りを応援しています

当社は、長年培ってきた製造技術と最新の研究成果を融合し、高齢者の健康と生活の質を向上させる製品づくりに取り組んでいます。ウォーキング支援を通じて、身体的な健康だけでなく、認知症予防にも貢献することを目指しています。

今後も、医療・福祉分野の専門家や研究機関と連携しながら、革新的なサポーター製品の開発を進めてまいります。高齢者の皆様が安心して歩ける社会の実現に向けて、私たちは全力を尽くしていきます。

ウォーキングは、高齢者の身体的・精神的健康を支える重要な活動です。当社は、高品質なサポーター製品を通じて、高齢者のウォーキングをサポートし、認知症予防に貢献してまいります。これからも、高齢者の皆様が健康で充実した生活を送れるよう、革新的な製品とサービスを提供し続けます。


ページの先頭へ