
冷え性に悩む女性は多く、健康のために身体を温める「温活」への関心が年々高まっています。実際、ある調査では健康意識の高い女性の86.6%が「温活をしてみたい・続けたい」と回答したほどです 【出典:fnn.jp】 身体を内側からしっかり温めることで血行促進や基礎代謝アップ、免疫力向上など嬉しい効果が期待でき、冬はもちろん夏の冷房対策としても温活が注目されています。こうした中、マイクロファイバー製品で累計3万点の製造実績を持ち500枚~のOEM生産にも対応する山屋産業のマイクロファイバー腹巻き・レッグウォーマーは、手軽に体をぽかぽかにしてくれる心強い温活アイテムです。
2025年の調査(株式会社ライテック)によると、暖かい季節でも約6割の人が「冷え」を感じており、一方で約3割は「何も冷え対策をしていない」と回答しています【出典:PR TIMES】。
つまり「冷えに悩む層は多いのに、十分な対策をしていない人が多い」ことが分かります。
また、健康志向の高まりにより“温活”を取り入れたい人は増加傾向にあります。FNNの調査では「温活をしたい」と答えた人が全体の約7割に達し、温活関連商品の市場は楽天市場でも前年比約1.2倍、冬場には約1.8倍まで売上が拡大しているようです【出典:FNNプライムオンライン】。
このように「冷えの自覚」と「温活意欲」はともに高まっており、企業が温活アイテムを企画・開発する意義は年々強まっていると言えるかと思います。
温活アイテムは「市場の伸び」「素材価値」「多用途性」の3点で魅力的です。
マイクロファイバー素材は、その「ふわふわ」「もこもこ」とした柔らかな風合いが特徴で、シルクやコットンと並んで肌にやさしいと評価されています。特に女性ユーザーは「チクチクしない」「薄いのに暖かい」といったレビュー評価を重視する傾向があり、マイクロファイバーの滑らかな触感はリピート購入につながりやすい強みです。
OEM先のニーズに応じて「ふわふわ感」や「吸湿性」「伸縮性」を調整可能です。
吸湿発熱タイプを採用すれば、汗や湿気を吸収して熱を発生させ、体を内側から温める“持続的なぬくもり”を実現できます。
腹巻き・レッグウォーマーは、一般女性だけでなく「妊活・マタニティ」「睡眠中の保温」「スポーツ後の冷え対策」など、さまざまな生活シーンで活用できます。
この汎用性こそ、OEM商品としての拡張性を高めるポイントです。異なるブランドでも、用途別ライン展開(例:マタニティ用・ルームウェア用・スポーツ用)をしやすいカテゴリといえます。
マイクロファイバーは繊維が非常に細いため、空気を多く含み断熱効果が高いのが特徴です。
軽量ながら保温性に優れ、着用時のストレスを感じにくい点が、他素材との差別化ポイントとなります。
OEM先のニーズに応じて、「ふわふわ感」「吸湿性」「伸縮性」などの風合い調整が可能です。吸湿発熱タイプを採用すれば、汗や湿気を吸収して熱に変えることで、身体を内側から温める“持続的なぬくもり”も実現できます。
マイクロファイバーとは、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を約5〜10μmまで細くした超極細繊維で、髪の毛のおよそ1/7〜1/14ほどの細さです。1本1本が非常に細いため、糸にした際にやわらかく、均一でなめらかな肌触りが生まれます。肌触りのタイプとしてはシルクの“しっとり感”とは異なりますが、軽さとサラサラした均一性から「シルクより心地よい」と感じる方もいる素材です。
用途に合わせてサイズや伸びの調整や機能糸を使うようなカスタマイズも可能です。例えば「寝るとき用のゆったりタイプ」「さらに上質な肌触りのシルク糸入り」など、御社の目的に合わせた設計変更が柔軟に行えます。
活性酸素(フリーラジカル)を除去する抗酸化機能を持つ特殊素材です。体の酸化ストレスを和らげることで、血流の改善や肌コンディションの維持にも寄与するといわれています。
繊維そのものに特殊成分が練り込まれているため、繰り返しの洗濯でも効果が持続する点が大きな特徴です。健康・美容分野での応用も期待されており、「身につけるだけのセルフケア素材」として注目されています。
さらに、機能糸に配合された天然由来の保湿成分(例:セラミドなど)が肌の水分保持をサポートします。肌ざわりが非常になめらかで、乾燥しやすい季節や敏感肌にもやさしい着用感を実現します。この保湿成分は繊維内部に練り込まれているため、コーティング型とは異なり洗濯後も効果が持続。
「抗酸化×保湿」というダブル機能により、温活をより快適かつ長期的にサポートする素材といえます。
まずは触ってみていただくのが一番わかりやすいと思いますので、サンプル希望される企業担当者様がいましたらお気軽にご連絡ください!
大手通販サイトやSNSを中心に「温活」「あったか」「冷え対策」「ふわふわ」などのキーワード検索は年々増加しており、SEO上でも上位を狙える領域です。実際、上位ショップでは「温活×可愛い」「薄手で暖かい」「マタニティ対応」といったテーマで女性顧客を獲得しています。
OEMとして腹巻きやレッグウォーマーを展開する場合、単なる“製品提供”ではなく、「ブランドの健康価値を伝える商品」として企画することで差別化が図れます。
今後は、
・健康系D2Cブランドとの共同開発
・スポーツメーカーのリカバリーラインへの供給
・企業ノベルティとしての温活グッズ提案 など、幅広い展開が期待されます。
↓↓↓ 弊社の編み工場で丸編み製品について書いた記事をご参考ください↓↓↓
丸編み機でできるニット製保温用シームレスサポーターは生地もサイズも多種多様です
冷え対策・健康維持への関心が高まる今、温活市場はBtoCだけでなくBtoBビジネスでも急成長を続けています。なかでも腹巻きやレッグウォーマーといった温活アイテムは、「保温性」「肌触り」「軽さ」「通年需要」という4つの強みを持つ、高付加価値なOEMカテゴリです。
マイクロファイバーや機能素材プラスといった素材の組み合わせで、単なる“防寒具”から“肌にもやさしい温活ケアウェア”へと発想が広がっています。もちろん、人気のシルク糸を編み込んだ製品も大変人気です。
山屋産業では、柔らかく包み込むような着用感と長時間快適な保温性を両立させるために、独自の編み立て・縫製ノウハウを活かした企画提案を行っています。
「冷えを防ぐ」だけでなく、「着けることで癒やされる」
そんな“やさしい温活”を実現するアイテムを、貴社ブランドとして届けてみませんか?
新商品「滑り止め加工付き 伸びるB面ゴムひも」のご紹介をしたいと思います。

これまでに「伸びるB面ゴム紐」として、オスマジックをくっつけることができるゴムひも(織ゴム)をご紹介してきました。この織ゴムは良く伸びるので、使い方によって色々な製品に活用でき、織ゴム表面が毛羽立たないことが大きな特徴です。
そこから織り方をさらに工夫をして完成したのが今回の製品になります。生地の中心に4本白く浮き出た線ができていますが、このナイロン糸が滑り止めとなり、何かに巻きつけたりする際にずり落ち防止などとして効果を発揮します。

こちらの織ゴムの概要は以下の通りとなります。
品名 : 滑り止め加工付き 伸びるB面ゴム紐
幅 : 130mm幅、170mm幅
仕立長: 1巻30メートル巻
伸度 : 約2倍
素材 : ナイロン、ポリウレタン

◯片面はパイル織り、片面はゴム紐:
一方の面は柔らかいタオルのようなループ構造のパイル織り、もう一方は伸縮性のあるゴムひもを採用。特殊な編み工程を加え、適度なグリップ力を実現しました。
◯自在なフィット感:
ゴムひもは約2倍まで伸びる伸縮性があり、マジックテープ(オスマジック)を取り付けることで、締め付け具合を自由に調整可能。結束バンドや腰痛ベルトとして、ぴったりフィットします。
◯耐久性と信頼性:
特殊なパイル糸を使用しているため、繰り返し着脱しても接着力が長持ちします。
◯メンテナンス性:
ドライクリーニングにも対応しており、清潔に保ちやすい設計です。薄いパターンと
腰痛ベルト、和装用ベルト、止血バンド、結束用ベルト、リストバンド、ラップサポーター、加圧トレーニング用バンド、など用途は無限です。
用途に併せた生地選びが重要になってきますので、厚さを2パターンご用意しています。通気性が必要な製品には少しでも薄くした生地、ガッチリ固定することが求められる製品には生地にコシがしっかりとした方が適しています。

構造上の問題で、黒地が残ってしまうので、赤!青!のように一色で綺麗な色味は出ませんが、下の写真のようなぼやけた色味でしたらカラー展開も可能です。


細い幅の滑り止め織りゴムがないか?というお問い合わせをいただき、細幅も開発いたしました。VR用ゴーグルのバンド、ウィンタースポーツのゴーグルはいいかもしれませんね。激しい動きをするシーンでも滑り止めがあればずり落ち防止に貢献してくれますね。
追加加工でスポーツメーカー様のロゴや、ゲーム会社様のキャラクターやブランド名なんかもオリジナルでプリントすれば、特別感が増しますよね!細幅織りゴムでオリジナルデザインの製造は豊富な実績がありますので、以下の記事をご参考に、企画担当者様はぜひお問い合わせください!
↓↓↓伸びるB面ゴム紐の製品化事例などを紹介した記事はこちら。ぜひ参考にご覧ください。超極薄ハイパワーゴムができました!細幅織物や素材に柄やプリントしたい方もお問い合わせください!
↓↓↓ 山屋産業オリジナルの人気の織りゴム製品はこちら
小ロットでサポーターを作りたい方は「伸びるB面ゴム紐」で在庫リスク最小限のオリジナル製品が作れます。
↓↓↓ 織りゴム新商品|伸びるB面ゴム紐に滑り止め加工はこちら
織りゴム新商品|伸びるB面ゴム紐に滑り止め加工を施しました
山屋産業では伸びるB面ゴムひもとセットで、A面マジック(オスマジック)を取り付けて製品化することが多いのですが、以下のような単体やセット販売なんかも可能です。
・生地(ロール)だけを販売
・生地+カットしたA面マジックとセットで販売
・生地+カットしたA面マジックを縫製加工して販売
それ以外にもどのようなパターンをご希望か、一度お問い合わせいただければお答え致します。ご質問や、サンプル依頼、見積もり依頼など何でも結構です。その他にも細幅、太幅、極薄、メッシュ生地の織りゴム、編みゴムなど多数の取り扱い実績がございます。今までにあまり見たことがない伸びるゴム紐などをお探しの方はぜひ一度お問い合わせください。
近年ではゴム紐をサポーター以外の使い道をご検討の企業様も多く、産業資材として何か使えないかと考えられているようです。滑り止め付きで丈夫でヘタリにくい素材なので、何かに巻き付ける、何かをカバー(被服)するなど、いろいろな使い道が考えられます。他産業同士で意見を出し合うと、こんな組み合わせがあったのか!と驚くことも多いので、いろんなご意見をお聞かせいただけると大変嬉しいです。

「この人、スタッフかな?」「誰に声かければいいんだろう…?」「この子は何組さんだろう?」
イベントや作業現場、施設の来客対応で、こんなシーンに出くわしたことはありませんか?
最近では、建設現場や自治体の防災訓練などでも、“見てすぐわかる”腕章が見直されています。
たとえば、ある建設会社では職種ごとに色分けした腕章を導入し、安全確認や指示の伝達がスムーズになったとの声も。
スタッフの「見える化」は、現場の安心・信頼につながります。
「うちもオリジナルで作ってみようかな?」
そんな方に向けて、今回は腕章をOEMで作るメリットや仕様の選び方を分かりやすくご紹介します。
弊社にOEMで腕章をご依頼される場合の流れはシンプルです。
山屋産業では、織りゴムや2wayストレッチ素材を使用し、装着しやすく、破れにくい腕章を設計可能です。

「STAFF」や「管理者」など、役割を明確に示す腕章は、あらゆる業種・現場で重宝されています。
オリジナル腕章なら、企業ロゴやカラーを活かしながら視認性を高めるデザインが可能です。
目的やデザインに応じて、最適な印刷方法をご提案いたします。ご希望に応じて、タグ縫製や転写マークの追加も対応可能です。

OEMでは、用途に応じてサイズ調整やロゴ入りタグ、カラーリングの細かい指定も可能です。シンプルながらもブランドイメージに合った「おしゃれな腕章」の仕上がりを目指せます。
工事現場では、責任者・安全管理者・作業班の識別に腕章が不可欠です。伸縮素材なら、厚手の作業着の上からでもズレにくく、現場での安全管理を視覚的にサポートします。
もちろん、スポーツ大会や自治体イベント、文化祭などでは、「運営」「案内係」などの役割を明確にする腕章が活躍します。OEMで作成すれば、イベントの統一感や安心感の演出にもつながります。

デザインや素材の段階から相談しながら進めることが成功のカギです。
「使用シーン」「デザインイメージ」「納期」「数量」などを整理した上でご相談いただくと、よりスムーズな提案が可能です。
山屋産業では、素材の調達から印刷・縫製・納品まで一貫対応しております。
山屋産業ではこれまで多くの腕章をOEM製造してきました。弊社は織りゴム、編みゴムの生産地に位置しており、幅や長さの調整が得意分野でございます。いろいろな現場で利用者の方々が使いやすく、企業や団体のイメージを反映できる腕章は、既製品ではなくOEMで作ることで真価を発揮するのではないでしょうか。オリジナルでこういう腕章を作ってみたいというアイディアをお持ちの方はぜひお問い合わせください。

あっという間に今年も7月に入り、朝から汗ばむ日が増えてきて、出社前にすでに一仕事終えたような気分になる日もあります。
みなさんの職場はいかがでしょうか?
特に、工場や建設現場など、高温環境下で働かれている皆さまにとっては、まさに“熱中症対策”が最重要テーマといえる季節かと思います。
厚生労働省は2025年6月1日より、労働安全衛生規則の一部改正を施行し、熱中症予防対策の強化を事業者に義務付けています。これは、近年の猛暑による労働災害の増加を受けたものであり、職場での健康リスクを未然に防ぐための重要な一歩です。<参考:厚生労働省「労働安全衛生法施行規則の一部改正」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40078.html>
改正では、WBGT(暑さ指数)が28℃を超える場合、事業者は以下の措置を講じる必要があります。
WBGTは、気温・湿度・輻射熱を反映した指数で、熱中症のリスクをより正確に評価できます。この法改正は、建設業、製造業、運輸業など屋内外問わず多くの業種に影響を与えます。
また、法改正では、着用が義務づけられる保護具(腰サポーターやヘルメットなど)によって、身体に熱がこもるリスクも配慮すべきと明記されています。つまり「安全のための装備」が、逆に熱中症の原因となる可能性があるという点が強調されているのです。

工場や建設現場などでは、腰部の保護が不可欠です。特に重量物の運搬や長時間の立ち作業では、腰サポーターは必須アイテムです。しかし、従来型のサポーターには以下のような課題がありました。
・分厚くて蒸れる
・長時間の着用で肌が擦れる
・重くて動きにくい
これらの課題は熱中症リスクを高める要因ともなります。2025年の改正を踏まえると、従来型の腰サポーターから、“通気性と快適性”を重視した製品への転換が急務です。

弊社は通気性に優れた織りゴムを開発しており、そのメッシュ構造を活かした「腰サポーター」を開発しています。薄いメッシュ素材を組み合わせることで、
・熱がこもらず快適
・軽量で装着ストレスが少ない
・肌あたりが柔らかく長時間着用に適する といった効果が得られます。
作業現場では“スピード”も重要です。山屋産業の腰サポーターは、面ファスナー仕様で片手でも着脱が可能。さらに、樹脂ステーや合皮、滑り止め素材など縫製や接着などで不可することで、
・ズレにくく、しっかり腰を支える
・動いてもフィット感を保持 といった現場ニーズに応えます!

弊社では、多くのOEM製品実績があり、
・貴社独自のロゴ入れ
・材質・サイズ・機能のカスタマイズ
・小ロット・大量生産の両対応 が可能です。
また、腰サポーター以外にも、ネオプレンやEVAを使った各種サポート用品(ひざ・ひじ・肩など)の製造も承っております。
超極薄ハイパワーゴムができました!細幅織物や素材に柄やプリントしたい方もお問い合わせください!
2025年の法改正により、作業現場における熱中症対策は「努力義務」から「明確な義務」へと変わります。単に冷却装備を導入するだけでは不十分で、日々の作業において“装着している保護具”自体の見直しが必要です。
山屋産業では、通気性・快適性・安全性をすべて両立する腰サポーターの開発・製造を行っております。メッシュ構造や軽量素材の活用により、暑さを逃がしつつ身体を守る製品をご提案いたします。
職場での熱中症対策と装着性を両立する腰サポーターのOEMを検討されている企業様は、ぜひ山屋産業までお問い合わせください。
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スポーツサポーター、医療用ベルト、作業服など、さまざまな製品に使用されるゴムベルト素材で利用されたことがあるかたは多いのではないでしょうか。従来は生ゴム(天然ゴムや合成ゴム)が主流でしたが、近年、ナイロンやポリウレタン弾性糸を織り込んだ「織りゴム」が注目されています。生ゴムと織りゴムの基本的な違い・特徴を整理し、当社が実施したJIS L1096準用試験(伸張力・緊迫力・伸長回復率)結果をもとに、織りゴムの性能を検証してみました!
生ゴムと織りゴムには以下のような違いや特徴があります。
・材料・構造:生ゴム製品は天然ゴムや合成ゴムを押出・成型して作られます。分子構造はランダムな高分子鎖で、均一な平面織物ではありません。
・伸縮性・強度:生ゴム自体は高い弾性を持ち、引張り強度も一般に優れています。ただし、素材の厚みがあるため製品全体は重くなりがちです。
・フラッシング(毛羽立ち):ゴム表面は切断面が生地の端になることが多く、使用中に繊維の毛羽立ちが生じることがあります。
・加工性:切断・溶着など加工が比較的容易で、密閉性や耐油性も高い素材が多いです。
・耐久性:素材自体は耐久性も高いですが、伸縮疲労や時間経過による劣化(加硫不均一など)も課題となります。

・材料・構造:織りゴムは布帛に弾性糸(ナイロン+ポリウレタン等)を織り込んだもので、片面または両面にゴム糸が入る例が多いです。
・伸縮性・柔軟性:構造的に縦横方向への伸縮性があり、装着時に体の動きに柔軟に追従します。例えば、弊社の極薄ハイパワー織ゴムは、50,000回の伸縮疲労試験後も初期張力の90%を維持することが確認されています。
・耐久性・回復性:特殊なポリウレタン弾性糸や編織技術により、繰り返し使用時の耐久性も高いです。実際の試験では織りゴムの伸長回復率は非常に高く、50回引張後でも96~98%を保持しました。
・その他:織物なので通気性があり、表面も滑らかで毛羽立ちしにくいです。ドライクリーニングが可能な製品設計もあり、メンテナンス性に優れています。織ゴムは編み地構造で糸が絡み合うため、一部が傷んでも部分的に耐力を保ちやすい特性があります。
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当社が試験機関に依頼して、JIS L1096(織物・編物の試験方法)準用の定速伸長引張試験機を用いて、生ゴム・織りゴム各サンプル(計4試料)を評価しました。
<参考資料>https://www.boken.or.jp/find_items/lifestyle_goods/fashion_accessory/belt/1188/
試験条件は「つかみ間隔100mm、一定伸長50%(50mm)」、「引張速度500mm/min」、「繰返し50回」とし、1回目と最終回(50回目または20回目)の伸張力と緊迫力、さらに伸張回復率(直後および24時間後)を測定結果を以下に示します。 ※部分抜粋


※グラフ下の伸張回復率は、50回の試験後に測定
50回繰り返し時点で、生ゴムは10%以上低下、織ゴムは5~17%低下。特に織ゴム2は高い安定性を示しました。
生ゴムは繰り返し・経時で85~90%に低下。
織ゴムはほぼ98%維持し、繰り返し使用でも快適なフィット感をキープ。
上記の表から分かるように、「織ゴム1」と「生ゴム1」を比較して同等以上の引張力を示しています。特に「織ゴム1」は初回伸張力75.54Nと非常に高く、生ゴムより大きい値を示しました。また繰返し50回後の伸張力(62.80N)も、生ゴム(25.89N)の2倍以上です。
「織ゴム2」も初回46.47N、50回後43.85Nと、生ゴムより高い耐力を維持しました。さらに、織りゴムの伸張回復率は直後・24hとも96~98%と非常に高く、生ゴム(90%)を上回っています。
ゴム素材を選ぶ際、多くの方が「どれくらい伸びるか」「どれくらい強いか」に注目します。しかし、本当に大切なのは“使い続けても性能を保てるか”という耐久性です。
つまり当社の実測データでは、織りゴムは生ゴムに劣らない引張強度と弾性回復性を示しており、生ゴム製品の代替・併用が十分可能であるのではないでしょうか。

織りゴムの導入にあたっては「織りゴムでは強度や回復力が足りないのでは?」といった懸念を持つ方もいます。しかし、上記の試験結果が示すように、織りゴムは生ゴムと同等以上の性能を発揮します。
織りゴム試料の引張強度は生ゴムを上回っており、試験でも十分な負荷に耐えています。布帛構造の織りゴムは縦横双方に弾性が効くため、切断面よりも構造全体で荷重を分散できる利点があります。また合成繊維を使うため、品質が均一でばらつきが小さい点も強度面で有利です。
当社試験では織りゴムの伸長回復率は96~98%と高く、24時間経過してもほぼ回復しています。生ゴムでは直後90%、24時間で85~90%程度に下がるのに対し、織りゴムは高い数値を維持します。実使用においても、「特殊パイル糸を使用し、繰り返し着脱しても接着力が長持ちする」
実際、当社の織りゴムはスポーツ用腰ベルトや作業用サポーターとして、すでに多くのOEM採用実績があり、「繰り返し使っても伸びきらず、しっかりフィット感が続く」という評価をいただいています。
これにより、使い捨てになりにくく、長く使えるリピート購入や顧客満足度アップにつながるといったメリットもOEM提供先から高く評価されています。

織りゴムは、機能面だけでなく「ユーザー体験」の向上にもつながります。
特に「作業服」「スポーツサポーター」「医療サポーター」など、肌に直接触れる製品では、この「肌ざわり」「薄さ」「通気性」が製品価値を左右する重要なポイントになります。織りゴムなら、こうした付加価値アップも狙えるため、「次の製品企画で一歩差をつけたい」という企業様にもぜひご検討いただきたい素材です。
山屋産業が拠点を置く隣の石川県かほく市はゴム入り織物・ゴム紐の生産の一大産地です。
上記のようなメーカーが集積した「繊維・ゴムひもの街」として知られており、この産地メリットを活かし、山屋産業では「スピーディなサンプル・試作対応」「安定した部材調達・供給体制」「小ロットから量産まで柔軟対応」などを実現しています。
調達・開発担当者のリアルな悩みに、これまでの開発・製造ノウハウでスピーディ&柔軟にお応えできるのが当社の強みです。
石川県は「繊維王国いしかわ」と呼ばれるほど繊維産業の一大産地
織りゴムは、これまで「生ゴムじゃないと無理」と思われていた用途にも十分対応できる性能を持ち、さらに薄さ・軽さ・肌ざわり・耐久性・通気性といったユーザーが求める付加価値まで提供できる素材です。
当社が行ったJIS準拠試験データでも、生ゴムと比較して「引張強度・回復力・耐久性が上回る」確かな実力を確認しています。
高品質で安定供給した資材ををお届けできる国内生産の安心感もOEMパートナー様から高く評価されています。
「生ゴムから織りゴムに切り替えられるか知りたい」
「今の製品をもっと薄く、快適にできるか相談したい」
「海外仕入れのリスクを減らしたい」
――そうしたちょっとしたご相談からでも大歓迎です。ぜひ、山屋産業に一度お問い合わせください!!